世界を半分やるから魔王を殺れ

KING

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各話の概要まとめ

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第1話
最初の舞台、国は日本
顔に大きな傷を持つ男が酒場で酒を飲んでいた。
そこで謎の【漆黒に身を包む青年】と出会う、漆黒の男は「世界を半分やるから共に魔王を倒しに行こう」としつこく 嫌がる傷の男を誘い続ける。


第2話
20年前 魔族に挑み、全滅させられた人類最強の1500人【頂正軍】が滅ぼされた話をする傷の男
しかし、突然 漆黒の男は魔王の息子【レイヴン】を名乗る、【頂正軍】を全滅させたのは自分だと言うのだ
そして、レイヴンは全身を包む黒衣を脱ぎ捨てると、頭には【角】口にはズラリと並んだ【牙】が・・・その両方が魔族を象徴する部位である
レイヴンに仲間も友人も殺された傷の男【ゼルク】は怒りに身を任せ 20年ぶりに刀を抜いた。


第3話
怒り、刀を振るうゼルク
レイヴンはそれを魔族特有の超能力【魔力】を使い素手で受け止める、ゼルクの刀を奪う事で無力化を図っていた
しかし、ゼルクは振り下ろした後も刀の軌道を変える剣術【飛燕流】を駆使してレイヴンを追い詰めた
そして、ゼルクは酒ビンを投げつけ レイヴンを酒浸しにすると 酒場に置いてあったマッチを擦ってアルコールに引火させた
火だるまになったレイヴンを見下ろし、トドメを刺そうとした瞬間 レイヴンは身を包む炎を服でも脱ぐかのように体から剥がし、遂にゼルクの刀を掴み取った。
その場から逃れるためゼルクは刀を折って退く
折れた刀を構え、再度二人がぶつかり合おうとした瞬間
酒場の壁が爆発した。


第4話
突然の爆発と共に現れたのはレイヴンの弟、第十王子を名乗る男【エビル】だった、突然の登場に二人の戦いは中断される
レイヴンはどうやら第一王子で有望株でありながら 魔界の王であり自らの父である【魔王】を裏切って人間界に来たらしい、レイヴンの首に【次期魔王】を決めるポイントがかかっていた
ゼルクは特にレイヴンに同情する要素もないので大人しく引き下がる
エビルはレイヴンを殺すため銃で武装した手下にレイヴンを囲ませ一斉放射する
だが、レイヴンはそこで自身の【魔術】を使う レイヴンの能力は『武装』・・・物質を体に取り込み、それを体の一部として使えるのだ。
それで弾丸を全て取り込み、無傷で部下の兵士を倒した。
しかし、大将のエビルは一筋縄ではいかない 純粋な戦闘力ではレイヴンに劣るものの 全てを溶かし尽くす炎の魔術『硫炎』でレイヴンを追い詰める。
なんとか状況を打開するためにレイヴンは店のマッチに火を付け、炎を『武装』してエビルの『硫炎』に対抗する策を講じた。


第5話
レイヴンはエビルの『硫炎』に炎をぶつけるが力負けしてしまう
足を溶かされ、腕を溶かされいつ死んでもおかしくない
そんな凄惨なシーンを見ながらゼルクはレイヴンがこれまでの戦闘で周りにいる人間を巻き込まないように気を使って戦っている事が気になった。
遂にエビルがとどめを刺そうとした時 ゼルクが不意打ちでエビルの腕を切断した。しかも両腕だ。
さらに、斬られた腕に感覚が無い痛みさえもだ。
下等な生物だと思っていた人間に重傷を負わされエビルは憤怒した
怒りに身を燃え上がらせて角を使って突進してくる。ゼルクも迎え撃つ体制をとった。
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