転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする

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第二十三話 領地大改革

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ガードル共和国との戦いに勝利した僕は、ローラシア王より、褒賞を受け取った。その後僕の下へ、二人の使者がきた。その使者は、ヴォルペ領の北にあるフォリシスとフォリシアの城主からの使者だった。使者から用件を聞いた。使者が言うには、フォリシアとフォリシスの城主はヴォルペ領への併合を望んでいた。僕は二つの城の併合を承諾した。
一方で領内には未だ問題が山積みだった。ガードル軍との戦いで、劣勢の中で勝利した上、ガードルの城を落としたリーゼンの下に多くの移民が来ていた。
「移民は既に100000人を超えていますが、この移民はどうするんですか?」
そう移民問題について聞いて来たのはツララだった。それに対して僕は答えた。
「移民問題については考えがある。この領都の余っている土地を使ったり、領地防衛の要であるグレンベルクの拡張、領都の南東に領都防衛の要の都市を作ったりすれば良い」
僕はそうツララの言うと、領都とグレンベルクへの移民受け入れを開始するとともに、領都の南東に新しい都市の建設を開始した。しかしその指示を出してからしばらく経った頃、ローラシア王国国境からの伝令が来た。その伝令が言うには、東のフランク帝国が、南のイーラ王国に侵攻して、突出していたカーウィン、それに隣接するトウブルクの二つの地域を落としたと言うものだった。僕はそれに大きく驚いたがすぐに正気になって政務に戻った。
それから数日後。
新都市レーヴァが完成し、移民の受け入れを開始しはじめた。移民は多く、主に領都ヴェルフォックスとグレンベルク、レーヴァで受け入れた。その結果、ヴェルフォックスは住人が200000人、グレンベルクは住人が60000人から100000人、レーヴァは住人数が150000人の大都市になった。
都市建設を終了した頃だった。ツララが今後のことを決定する会議で口を開いた。
「今後、グレンベルクの強化に力を入れるべきだと思います。グレンベルクを強固な城にすればするほどこの領地は強くなります」
ツララの言葉にバルサは頷く。そして内政官を始め、僕たちに説明を始めた。
「現在このヴォルペ領は、北と東は山脈に、西と南は大河によって囲まれており、唯一の出入り口がグレンベルクなのです。このグレンベルクが強固であればその分、敵がこのヴォルペ領に入ることもなくなると思われます」
その言葉は重要なことだった。僕はその説明を受けてすぐにグレンベルクの強化に動き出した。また城の内部に入ることのできる隠し出入り口も建設した。そしてかねてより考えていた、領内の経済力をつけるための商人増加の一手を考えていた。そこで僕が考えたのは、商売がしやすいように金を貸したりする銀行の建設だった。そう思いついてからの僕の動きはとても早かった。すぐに人を集めて領都の市街地の中央の一等地に、この世界初の第一領立銀行を建設を開始し、建設後すぐに運営を開始できるように、数字に強い者を集めて、銀行員としてまとめて雇用した。
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