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おみおつけ
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久し振りに立ち寄った書店で指を切った。
近くに居た店員が駆け寄って来て、親切にも絆創膏を用意しますと言ってくれたが、私は気恥ずかしさから「歳をとると肌に水分が無くなってね」と、些かとんちんかんな言葉を残し書店から逃げ出してしまった。
今更年甲斐も無く料理本など手に取ろうとしたからだろうか。
そう言えば、紙で指を切ると刃物で切るより何故か痛い気がするんだったと、うっすらと血が滲み出した指先を眺めながら苦笑する。
滲み出した血は年輪の様に深く穿かれた皺を伝い、地中いっぱいにはった木の根の様にじわじわと広がって行く。
帰宅し居間の戸棚から薬箱を取り出しつつ、何で料理本など手に取ろうと思ったのかふと自分で疑問に思った。
確か本の見出しは「時短! 片手間! 面倒要らず!」そんな雰囲気だったと朧気ながら覚えている。
夫がスーパーの出来合いの物や粉末の出汁、それと殆どの飲食店の味が口に合わず、結婚してからと言うもの三度三度の食事はもっぱら手作りの、しかも「時短! 片手間! 面倒要らず!」とは一切無縁の物だった。
戸棚の上で微笑みを浮かべる夫の写真をぼんやりと眺め、誘われる様にふらりと台所に立ち鍋を火にかける。
夫は味にうるさく、且つ餅は餅屋精神で、良く二人で商店街を練り歩いては、夫が気に入る物を日が暮れるまで探し回った。
その時見付けた馴染みの乾物屋から買った昆布の表面を軽く拭いてから、そっと鍋に沈める。
ふつふつと鳴く鍋の中で徐々に肉厚になっていく昆布を眺めているのは、孫の成長を見守る様で好きだ。孫と昆布を一緒くたにするのもどうかと思うが、本当の事だ仕方が無い。
結婚当時、近くの商店街で夫の口にあう味噌や醤油が見付かって本当に良かった。
通信販売・お取り寄せなんか考えもし無かった当時、近くで見付からない様なら自分で作るか、口に合わないまま我慢して貰うしか無かった。
それでも、一升樽で買った味噌を自宅の納戸で一年寝かせてからではないと夫は満足せず、毎回、味噌を買い足す時期を推し量るのは至難の業だった。
鍋の灰汁を取り良い塩梅になったら昆布を取り出し、火を弱め鰹節を一掴み入れる。
再び灰汁を取り、別の鍋に蒸し布を被せそこにあけ、ゆっくりと漉して出汁は完了。
胡乱な話だが、ここで搾ると雑味が出ると言う夫の持論を尊重し、いつも搾らず自重に任せている。
だが、貧乏臭いからやめろと夫には言われたが、出汁を取った昆布と鰹節は佃煮にしていただく。
これは私の持論と言うか勝手な印象だが、二番出汁三番出汁をとらなければ、まだまだ旨味が残っている様な気がしてついつい作ってしまう。
夫は好き嫌いが多い癖に食い道楽。
そう言えば鰹節より鯖節がどうのと言っていたと、記憶の片隅にある。
しかしこれは果たして夫が言っていた事なのか他の誰かの事なのか、定かでは無い程曖昧な記憶。
おみおつけの隠し味を探求し、聞きかじった知識であれこれやっていたのは覚えている。
先に酒で味噌を溶いた方が美味いや、最後に醤油を入れるだ酒粕だスダチだ等、ありとあらゆる事を試しては一喜一憂していた。
そんな事を思いだし一人小さく笑えば、自分でも無意識のうちに青菜と油揚げを出汁に入れていたらしい。
果たして自分はその無意識のうちに油揚げの油抜きをしたのだろうか。
少し悩んだ末、覚えていない物は覚えていない、どうせ食べるのは自分だと開き直りくるくると鍋をかき混ぜる。
火を止め味噌樽から味噌を一掬いししっかりと溶かす。
どこで覚えて来たのか、味噌は火を止めてから入れろ、赤味噌は風味が、白味噌は栄養が飛んでしまう。と、夫が毎回口を酸っぱくして言い続けていたお陰か、本当に些細で大した事では無いが、未だにこの癖は抜けない。
少し味見し、お椀によそうとまずは戸棚の上の夫の前に置く。
そして忘れてはいけない、夫の目の前でスダチをきゅっと一絞り。
ゴマや木の芽など、本当に色々試したが夫はこう食べるのが一等好きだった。
一仕事終え、腰に手を当て満足げに息を吐いてからはっと気付く。
御飯も炊かずおかずも作らず、しかもお茶も出さずにおみおつけだけのお供えとは、流石に呆れたと、動かないはずの写真も笑っている様に思える。
ちゃんと今でも貴方の好みを覚えて作ってるんだからと、心の中で少しだけ言い訳をし、自分の分をよそいに台所へ戻る。
そこで味噌の匂いを嗅ぎ思い出す。
そう言えばさっき味噌がもう心許ない量になっていたなと、再び味噌樽の蓋を開け中身と睨めっこをする。
一人では使う量も限られる。
今からもう一樽買い足しても、最悪の場合今生では使い切れないかも知れない。
味噌を買う店は、もう何十年と通う馴染みのお店だ。
我が儘を言えば、歯の抜けた口をかっと開け笑い「しょうがねぇな」と憎まれ口を叩きつつも量り売りをしてくれるかも知れない。
そこまでしなくとも最近は小さなパックに入った物、しかも既に出汁が入った味噌がスーパーで売っているらしい。
一人ならば出汁をとるのもなんだ。それ位で十分かと、ぼんやりと考えながらそっと頬杖を付くと、ちくりと小さな痛みが指先に走った。
そう言えば本で指を切ったのだったなと顔を上げた時、ふと隣の部屋の夫の写真と目が合った。
手間要らずと言った内容の本を手に取れば指を切り、妥協しようと思えば痛み出す。
まるで夫に怒られている様だ。
そう思うと勝手に笑みが零れる。
自分の分をよそうのも忘れ、また隣の部屋に戻り夫の写真を手に取る。
そうですね。
今も三度三度一緒に食べているんですものね。
直接物言えぬ場所に居るとはいえ、一緒に食べてるのだから今更口に合わない物を出されても、ね。
分かっていますよ。
今まで通り、貴方好みのおみをつけをこさえますよ。
そんな事を一人写真に語りかけながら、馴染みの店に相談をするべく受話器をとった。
近くに居た店員が駆け寄って来て、親切にも絆創膏を用意しますと言ってくれたが、私は気恥ずかしさから「歳をとると肌に水分が無くなってね」と、些かとんちんかんな言葉を残し書店から逃げ出してしまった。
今更年甲斐も無く料理本など手に取ろうとしたからだろうか。
そう言えば、紙で指を切ると刃物で切るより何故か痛い気がするんだったと、うっすらと血が滲み出した指先を眺めながら苦笑する。
滲み出した血は年輪の様に深く穿かれた皺を伝い、地中いっぱいにはった木の根の様にじわじわと広がって行く。
帰宅し居間の戸棚から薬箱を取り出しつつ、何で料理本など手に取ろうと思ったのかふと自分で疑問に思った。
確か本の見出しは「時短! 片手間! 面倒要らず!」そんな雰囲気だったと朧気ながら覚えている。
夫がスーパーの出来合いの物や粉末の出汁、それと殆どの飲食店の味が口に合わず、結婚してからと言うもの三度三度の食事はもっぱら手作りの、しかも「時短! 片手間! 面倒要らず!」とは一切無縁の物だった。
戸棚の上で微笑みを浮かべる夫の写真をぼんやりと眺め、誘われる様にふらりと台所に立ち鍋を火にかける。
夫は味にうるさく、且つ餅は餅屋精神で、良く二人で商店街を練り歩いては、夫が気に入る物を日が暮れるまで探し回った。
その時見付けた馴染みの乾物屋から買った昆布の表面を軽く拭いてから、そっと鍋に沈める。
ふつふつと鳴く鍋の中で徐々に肉厚になっていく昆布を眺めているのは、孫の成長を見守る様で好きだ。孫と昆布を一緒くたにするのもどうかと思うが、本当の事だ仕方が無い。
結婚当時、近くの商店街で夫の口にあう味噌や醤油が見付かって本当に良かった。
通信販売・お取り寄せなんか考えもし無かった当時、近くで見付からない様なら自分で作るか、口に合わないまま我慢して貰うしか無かった。
それでも、一升樽で買った味噌を自宅の納戸で一年寝かせてからではないと夫は満足せず、毎回、味噌を買い足す時期を推し量るのは至難の業だった。
鍋の灰汁を取り良い塩梅になったら昆布を取り出し、火を弱め鰹節を一掴み入れる。
再び灰汁を取り、別の鍋に蒸し布を被せそこにあけ、ゆっくりと漉して出汁は完了。
胡乱な話だが、ここで搾ると雑味が出ると言う夫の持論を尊重し、いつも搾らず自重に任せている。
だが、貧乏臭いからやめろと夫には言われたが、出汁を取った昆布と鰹節は佃煮にしていただく。
これは私の持論と言うか勝手な印象だが、二番出汁三番出汁をとらなければ、まだまだ旨味が残っている様な気がしてついつい作ってしまう。
夫は好き嫌いが多い癖に食い道楽。
そう言えば鰹節より鯖節がどうのと言っていたと、記憶の片隅にある。
しかしこれは果たして夫が言っていた事なのか他の誰かの事なのか、定かでは無い程曖昧な記憶。
おみおつけの隠し味を探求し、聞きかじった知識であれこれやっていたのは覚えている。
先に酒で味噌を溶いた方が美味いや、最後に醤油を入れるだ酒粕だスダチだ等、ありとあらゆる事を試しては一喜一憂していた。
そんな事を思いだし一人小さく笑えば、自分でも無意識のうちに青菜と油揚げを出汁に入れていたらしい。
果たして自分はその無意識のうちに油揚げの油抜きをしたのだろうか。
少し悩んだ末、覚えていない物は覚えていない、どうせ食べるのは自分だと開き直りくるくると鍋をかき混ぜる。
火を止め味噌樽から味噌を一掬いししっかりと溶かす。
どこで覚えて来たのか、味噌は火を止めてから入れろ、赤味噌は風味が、白味噌は栄養が飛んでしまう。と、夫が毎回口を酸っぱくして言い続けていたお陰か、本当に些細で大した事では無いが、未だにこの癖は抜けない。
少し味見し、お椀によそうとまずは戸棚の上の夫の前に置く。
そして忘れてはいけない、夫の目の前でスダチをきゅっと一絞り。
ゴマや木の芽など、本当に色々試したが夫はこう食べるのが一等好きだった。
一仕事終え、腰に手を当て満足げに息を吐いてからはっと気付く。
御飯も炊かずおかずも作らず、しかもお茶も出さずにおみおつけだけのお供えとは、流石に呆れたと、動かないはずの写真も笑っている様に思える。
ちゃんと今でも貴方の好みを覚えて作ってるんだからと、心の中で少しだけ言い訳をし、自分の分をよそいに台所へ戻る。
そこで味噌の匂いを嗅ぎ思い出す。
そう言えばさっき味噌がもう心許ない量になっていたなと、再び味噌樽の蓋を開け中身と睨めっこをする。
一人では使う量も限られる。
今からもう一樽買い足しても、最悪の場合今生では使い切れないかも知れない。
味噌を買う店は、もう何十年と通う馴染みのお店だ。
我が儘を言えば、歯の抜けた口をかっと開け笑い「しょうがねぇな」と憎まれ口を叩きつつも量り売りをしてくれるかも知れない。
そこまでしなくとも最近は小さなパックに入った物、しかも既に出汁が入った味噌がスーパーで売っているらしい。
一人ならば出汁をとるのもなんだ。それ位で十分かと、ぼんやりと考えながらそっと頬杖を付くと、ちくりと小さな痛みが指先に走った。
そう言えば本で指を切ったのだったなと顔を上げた時、ふと隣の部屋の夫の写真と目が合った。
手間要らずと言った内容の本を手に取れば指を切り、妥協しようと思えば痛み出す。
まるで夫に怒られている様だ。
そう思うと勝手に笑みが零れる。
自分の分をよそうのも忘れ、また隣の部屋に戻り夫の写真を手に取る。
そうですね。
今も三度三度一緒に食べているんですものね。
直接物言えぬ場所に居るとはいえ、一緒に食べてるのだから今更口に合わない物を出されても、ね。
分かっていますよ。
今まで通り、貴方好みのおみをつけをこさえますよ。
そんな事を一人写真に語りかけながら、馴染みの店に相談をするべく受話器をとった。
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