滑って転んで突き刺して

とえ

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第2章

雨は止む

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 雨の続く布屋根の元、カイルは焚き火の前に座り
直した。ぱちぱちと音を立てる灯りを絶やさぬよう
ルアが薪を焚べて火の番をしている。時折弾けるよう
に火の粉が散り、それらは瞬く間に闇に解けた。

 火の番は同時に人の番も兼ねており、彼女は横目で
常に周りの人間の動向を伺っていた。特にガンドへ
の注意は外さないようにしている。

 第一印象からここまで一貫していた勢い重視の
パワーファイターだったカイルが一転、膝を抱えて、
捨てられた仔犬の様相を呈している。

「俺さ、小さい頃、父ちゃんと母ちゃんを亡くして
てな。あん時、俺に力があれば、って今でも後悔して
るんだ。そん時はまだ結構身体が弱くてさ。周りと
比べても発育が遅れてた気がするんだよな」

 先程までのルアやダガーとの会話からすると、
だいぶ温度の違う話題。にもかかわらず、直接的な
悲劇が文頭に来て、やりきれない気持ちを加速さ
せた。……僕は馬鹿か。何が「もし良ければ」だ。
良いはずがない。混乱した頭の発した不躾な言葉を、
深く反省した。

「元々住んでたのはちっちゃい村でさ。周りの国が
戦争してるとか何とかで、よく騎士やら魔法使い
やらが村に屯してたんだよ。村人守る為なのか、それ
とも攻め込むための足がかりだったのか。それは今と
なっちゃよくわかんないけどさ」

 ハディマルの平和な土地で育った僕とは、対照的
な環境だったのかもしれない。グナエさんの言って
いた、この周辺に相対石の需要が無い、という言葉
自体に、大きな価値を感じた。

「そんである日、村が燃えてな。俺、瓦礫から
母ちゃん引っ張りだそうとしてたんだけど、全然
動かないんだ。当時の俺じゃ、救出はおろか人1人
運ぶのもしんどくて……結局、俺しか助からなかった。
呆然と上を見てたら、真っ赤に染まった夜の空を、
何かが飛んでるのが見えた。そのひとつが、家にも
落ちたんだ。……それは、長くて黒い剣だった」

 長くて、黒い……ダガーとはまるで違う特徴。
それが、彼の知る"喋る剣"なのだろうか。しかも、
今の話でさらりと恐ろしい事がわかった。その剣は、
複数本存在する。

「柄にちょうどデニスの剣に嵌ってるみたいな宝石が
ついててさ、今みたいに頭の中に話しかけてくる
んだよ。……いや、あれは話しかけてくるというより
独り言が聞こえてくる感じかな」

 母さんの言葉が頭をよぎる。

 相手から一方的に語りかけてくる類は魔のモノ、
あるいは呪いである事が多いの。

 それがダガーと同系統の物か否かは現時点では
分からないが、関連はあるかもしれない。しかし、
自立型の剣を想像し、安易に動ける身体として転用
できるのではないかと考えた僕の浅はかさは、我
ながら短絡的で嘆かわしい。

 彼の過去を聞いていると、揺らいでいた僕の頭が
少しずつ落ち着いてきた。彼には彼の苦悩や過去が
ある。そして誰にでもあるはずだ。過去に苦しみ悩む
のは、僕だけのはずがない。

 そこまで話すと、カイルは突然姿勢を正し、拳を
天に向かって突き上げる。その拳の殴打する先を
見るように、顔も上に向けて。

「……で!それ以来、その憎い剣野郎を1本残らず、
叩き折ってやろうと思った!弱い身体をバキバキに
鍛え、日々体術の修練を重ねてこうなった!まぁ、
まだ1本も見つけてないけどな!」

 ……この声音の乱高下は、少し怖い。だが、彼の
前向きな突進力は、確実に僕の動揺を沈め始めた。
彼の発する言葉は、ストレートで、強い。その裏に
は幼い頃の悲劇が未だ鬱積しているのだろう。

「ありがとう、カイル。そして、辛い話をさせて、
ごめんなさい」

「謝る必要を感じないぞ!起きた事は起きた事だ!
それをどうやって自分が納得できる形に叩き直す
かが問題だ!そのための筋肉だぞ!」

 カイルはもう笑顔になっている。彼は握った拳を
僕に向ける。力強く逞しい、鍛え抜かれた純粋な力。
それが今、武器としてではなく、何かを伝えるための
モノとして目の前に差し出されている。

「苦しい時は、それを忘れるくらいもっと苦しくなる
まで肉体を鍛えろ!改めましてよろしくしたいが、
筋肉足りてるのか、デニス!」

 僕はその屈託のない笑顔につられて、少し笑った。
控えめに拳を握り、ちょんとグータッチをして、

「……たぶん、まだ足りてないみたいです」

 と言った。

「コホン。あー、盛り上がってるとこ悪いんだが、
カイル、お前はもう少し魔法も磨け」

 静かに見守っていたルアさんの小言に、大袈裟な
ファイティングポーズを取るカイル。

「お!?修練か!?今肉食ったから俺身体温まって
る!いつでもいけるぞ、ししょー!」

「今からこんな所でやるわけねぇだろ!うるせぇから
さっさと寝ろ!」





 僕とカイルは、同じ天幕で横になった。仰向けで
ぼんやりと天井の布を見ていると、徐々に雨の勢いは
収まってきた。僕は少し気になっていたことを聞いて
みる事にした。

「カイル、寝ましたか」

「そんなすぐに眠れんぞ!」

 目がギンギンに開ききったカイルを横目に見る。
気をつけの姿勢のまま真っ直ぐ仰向けになったような
その姿は、昨日のスコイルアジトで見た自由奔放な
寝姿勢や大地揺るがすいびきとは随分印象が異なる。

 彼は何か魔法を使えるのだろうか。それが僕の
単純な疑問だ。ルアさんは魔法も磨けと言った。
全く使えないから使えるようになれ、なのか、まだ
未熟だから磨け、なのか。何となく、それを知って
おきたかった。

「カイルは魔法が使えるのですか?」

「はっはっは!使えるぞ!ししょーに習ったからな!」

 ちゃんと師弟しているのだな、と、我ながら失礼な
事を思ってしまった。外見から来る印象では、
ルアさんの体躯でカイルの師匠というのはあまり
想像できないが、実際のやり取りを見ると納得せざる
を得ない。

 どんな魔法が使えるのか、と聞こうとした時には
カイルの大いびきが聞こえてきた。その晩何故か
寝ている間に、何度も何者かの攻撃を受けた気がする
が、多分気のせいだろう。





 雨露にまみれた天幕は重さを増し、内側にも結露を
蓄えている。空は雲が残るが雨は止み、僅かに白み
始めていた。まだ商人達の寝ている幌馬車を横目に
護衛の面々は手早く野営具を片す。ぬかるんだ地面
は草が水滴を蓄え、歩く足1歩毎に跡を残していた。

 隊の中心にはガンド。撤収作業を監督しつつ、首を
コキコキと鳴らしている。

「……タフだなあいつは」

 やや眠そうなルアさんは、髪の毛を掻きながら
言った。一睡もせずにまた今日も商隊を率いると
なると、尋常でない疲労のはずだ。

 あらかた野営具が片付き焚き火の処理も済んだ頃、
ガンドは護衛要員全員を呼び集めた。

「今日は少し、配置を変えようと思う。カイルと
デニスは乗る馬車を交代してくれ」

 カイルは元々第2馬車、僕は第3。1つ前の馬車に
移動ということか。カイルは「ししょーと別かぁ」と
上を見上げる。

「理由は?別に俺はデニスでもかまへんで。こいつ
意外とブチ切れとるさかいな」

 サグロが手を腰に当て質問する。確かに、理由も
なく変更というのも不自然な話だ。

「昨日のゴブリンの一件で、デニスには周囲の探知
能力に秀でていると判断した。彼以外、誰か周りの
伏兵に気づいた者はいたか?」

 ルッソさんはあからさまに眉をひそめ、自らの
額をトントンと叩いている。各々は態度により無言で
ガンドの言葉に返事した。

「そこで、デニスはなるべく隊の中央に配置したい。
そのための配置変更だ。異論はあるか」

 サグロは「そういうことなら」と両手を広げ、了解
した。

「第3に乗るぞ!よろしくだ!」

「うっさいわボケ」

 カイルとサグロ、相性はあまり良くなさそうだが、
大丈夫なのだろうか。その時1人女性が前に出る。
この隊が編成、出発してから、僕は彼女と一度も
接していない。名前は確か、ヴィリ。

「ちょっといいかしら。みんなサラッと流してるけど、
その子の探知能力って何?魔法?それとも気配に敏感
とか?その辺気にならないわけ?」

 ごもっともな疑問だ。カイルとルアさん以外は
ダガーの事を何も知らない。その探知能力が魂の眼に
よる物だと知りはしないのだ。さてどうする?ダガー
の事を素直に公開すべきか否か。いや、昨晩の時点で
結論は出ている。ダガーは信用出来る者にだけ自分の
存在を明かした。なら僕もそれに準拠すべきだ。何か
いい誤魔化し方はあるだろうか……

「えと、その……」

 僕がまごついているとサグロがヴィリの肩を叩く。

「まぁ、ええやないか。お前、自分が"どうやって
息しとんのか"聞かれて答えられるんか?そういう
モンやろ」

 まさかサグロがフォローに入るとは思わなかった。
昨日とはうってかわって、彼の僕を見る目はやや
穏やかになっている。まるで同族を見るかのような、
信頼と言うには少し黒い視線。

「デニスは探知できる。それは昨日証明された。
ほな、仕組みがどうとか関係あらへんやろ。剣は
斬れりゃそれでええんや」

 いまいち納得のいかない顔をするヴィリだが、
サグロの顔を見て肩を竦めた。

「まぁ、それでいいならいいけど」

 おそらくサグロの中の僕の評価が、妙に上がって
いる。ありがたい事ながら、この世の現実で頭を
殴られて得た評価と考えると、素直に喜ぶのが
なかなか難しい。今や、せっかく乗せてくれた商隊
なのだから役に立ちたいという気持ちと、自分が何か
ズレたことをしてしまわないかという不安が入り乱れ
どう立ち回っていいか悩むまでに至っている。

「よし、じゃ行こうか。そろそろ商人達も各々朝飯
終わった頃だろう。点検済んだら、各自馬車に乗れ。
あー、ルッソ、飼葉の湿気もみておいてくれ」

 ガンドの号令で皆が一斉に動き始めた。

 程なくして朝日が僅かに顔を出し、角笛の合図と
ともに馬車が動き出す。平坦だった景色は木々に
囲まれ、視界が徐々に狭まる。朝の低い気温が
更に下がり、空を隠す高い位置の葉が昨日の雨を
ぱたぱたと滴り落としている。茸のような腐葉土の
匂いが鼻を擽った。目に入る幹は進むごとに太くなり
蔓が巻き付く物や苔むすものも増えてきた。元々
乗り心地がいいとは言えない馬車の揺れは、更に
激しく不規則になった。僕は昨日学んだ通り、荷物に
足を添えてずり下がりに備えた。

 森に入り気づく。平原と違い、より一層探知が
重要になる。見通しの効かないこの環境では人間の目
だけでは心許ない。近寄る生物を察することが出来る
ダガーの眼は、とても心強いレーダーとなる。元より
幌に囲まれた荷台では、左右の見通しなど期待でき
ないのだから。

 ルアさんは腕を組み、じっと足元を見ている。
思えば不思議な人だ。年齢もよく分からなければ、
何故カイルの師匠なのかもよく分からない。エルフと
小人族の混血と言っていたが、それは別にこの世界
においては普通に有り得る事なのではないだろうか。
前世でも両親の国籍が異なる事くらい、そこまで
珍しくもない。自分を指して妙な者と言い切る程、
妙だとは思わないのだが。

「……何見てんだ?」

 僕の視線に気づいたようで、彼女はぶっきらぼうに
言った。

「あ、いえ、そういえば僕、なんだかんだお世話に
なってるのにルアさんの事あまり知らないな、と」

 どことなく呆れたような顔をした彼女は、首を傾げ
聞き返す。

「世話なんかしてねぇだろ。むしろカイルと似た歳の
奴がいて助かってるくらいだ。あいつの面倒見んのは
疲れんだよ」

「お弟子さん、ですもんね」

「あー、違ぇと言いたいが……まぁ、もうそんな関係
かもしんねぇな。あいつ言ってたろ。村焼かれて
自分しか残んなかったって。たまたまその近く通り
かかった時に、拾ったのがアタシってだけだ」

 ……なるほど。カイルの懐き具合も納得だ。要は
育ての親じゃないか。師弟というよりそれは恩人と
いって差し支えないはずだ。カイルは幼い頃としか
言っていなかったが、彼の大体の年齢を考えれば
10年程度は一緒に居るのだろう。

「そうなると……失礼ですが、ルアさんってお幾つ
なんでしょう……」

 エルフの血が入っているのだから、長命なのは
分かりきっている。我ながら馬鹿な質問だ。

「ははぁん?さてはお前、アタシがエルフだからって
このナリで300歳だとか考えたろ。残念ながら
大ハズレだ」

 ……完全に心の中を読まれてる。恐ろしい人だ。

「……まだ38だよ。失礼って自覚あるみてぇだから
ガミガミ言わねぇが、気をつけろよ、そういうとこ」

 実年齢を聞いて、僕は何か生々しいものを感じた。
確かに容姿からすればその年齢でもじゅうぶん
ギャップがあるのだが、なんとも返しにくい。
申し訳なさを煮詰めながら「ごめんなさい」と謝った。

「ついでだ。教えてやる。エルフはお前も知ってる
通り長命種だが、小人族ってのは"短命種"なんだよ。
お前ら人間以上にな。……アタシは、自分の寿命が
飽きるほど長いのか、蝋燭の火みてぇにフッと消え
ちまうのか、分からずに生きてんだ。面白ぇだろ」

 いや、更に返答に困る。そんなとんでもない事を
暴露されても、どう受け止めていいか分からない。
僕の顔はさぞ動転していたのだろう。ルアさんは
笑って言った。

「狼狽えんなよ、歳なんか聞くからだ、ばーか」




 
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