白雪日記

ふたあい

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ーー年目

ーー

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 彼女が私の中に還った瞬間、最期の刻が甦って視えた。

 彼女の視点で。

 『それ』は起こるべくして起こった現象なのか、はたまた奇跡なのかーーただの幻、あるいは妄想か。
 『それ』がなんであるか、私には分からない。分かろうとも思わない。
 ただ、『それ』を最後に綴っておけば、ずいぶん昔にやらかした、彼女の軽率な行動の尻拭いを、私が文句の一つも言わずに引き受けた事実に、合点がいくのではないだろうか。

 結局、あの時の星の雫の大半は、私の中に還ってきて、私のために使われたのだから。
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