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とけたそのあとで
スイートキャンディ(R15
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先輩がおれのを愛しそうに舐める。その表情を見るだけで、おれの心臓は瀕死状態。
いや、表情だけじゃなくって、すっごい上手いんだけど、相変わらず……。
「あっ……せ、んぱ……っ。もう……」
「いいぜ。出せよ」
ちゅうっと、強く先端に吸いつかれる。
「あ、あっ……ちょっと、待って……」
おれは、先輩の額を軽く手のひらで押した。先輩が不満そうにおれを見上げる。
「どした?」
「ん……。先輩、舐めるの好きになったなぁって思って」
「なんだよ、急に」
「だって初めての頃は、男のをくわえるのは無理って感じで、チョコソースかかってればなんとかーみたいなことまで言ってたでしょ?」
それでも今考えれば、プレイ的なことが嫌いな先輩が、そういうことをするくらいおれのをなんとか舐めてあげたいって思っていたってことで……じんわり感動するんだけど。
「ああー。そんなことも言ってたなぁ。それでいつだっけ……実際に初めて舐めたの」
「ほら、先輩がおれを抱きたいって言ってて、おれが騙し……っ」
「……あれ、やっぱり騙したんだな、俺を」
「い、いいじゃないですか。今更もう!」
反撃とばかりに先輩が、再びおれのを深くくわえこみながら太股を撫でた。
……っ、そんな、やらしい撫で方……。
指先のひとつひとつがおれの弱いところを全部知ってるんじゃないかって思える。
「舐めるの好きになったな、なんてよく言うぜ。確かに俺はお前のを舐めるのが好きだ。大好きだ」
「ちょっ……」
そんなことを臆面もなく言われて、頬に熱がたまる。
「だって後輩くん、やらせてくれねーじゃん。俺、元々奉仕するほうが好みだって知ってるだろ? だから好きなんだよ。お前の舐めるの。イイ顔見られるし、声も聞けるからな」
「瑞貴……さん」
胸の奥が、きゅんっとした。罪悪感も少しはあるけど、今は、嬉しさのが勝っていて。
おれのを頑張って舐めてくれている頬を、そろりと撫でる。愛しくて、自然と声が出た。
「好き……、んっ……大好き、瑞貴さん……ぅ」
相変わらずおれを抱きたいという先輩だけど、前より頻繁じゃなくなった。それは多分、先輩の中でおれに抱かれることへの葛藤が薄くなってきたからだと思う。
もうちょっとだけ、待っててくださいね。いつか、絶対……。
「んっ、はい、寸止め」
「ええええ、ちょっと、なんでここで……! さっきは出せよって言ってくれたのにぃい。まさか、やらせないと続きはなしとか言うんじゃ」
「さすがに俺は、そこまで卑怯じゃねーよ。この状態がつらいの、俺だってわかるからな」
「じゃ、どうして……」
先輩が、ははっと楽しそうに笑う。
エッチの最中だなんて思わせないほど、爽やかに。
「舐めてお前の可愛いぃー顔見んのも大好きだけどさ、今じゃ、俺の中に入ってすっげぇエロい顔してる景を見んのも、大好きなんだぜ?」
「ん……」
ちゅっと唇にされたキスは、おれのをしていたばかりだからか少し苦かったけど、それでもどこか甘かった。
……先輩のことだから、さっきまで飴でも舐めてたのかな? なんて色気のない感想が頭をよぎるわけだけど。
いや、表情だけじゃなくって、すっごい上手いんだけど、相変わらず……。
「あっ……せ、んぱ……っ。もう……」
「いいぜ。出せよ」
ちゅうっと、強く先端に吸いつかれる。
「あ、あっ……ちょっと、待って……」
おれは、先輩の額を軽く手のひらで押した。先輩が不満そうにおれを見上げる。
「どした?」
「ん……。先輩、舐めるの好きになったなぁって思って」
「なんだよ、急に」
「だって初めての頃は、男のをくわえるのは無理って感じで、チョコソースかかってればなんとかーみたいなことまで言ってたでしょ?」
それでも今考えれば、プレイ的なことが嫌いな先輩が、そういうことをするくらいおれのをなんとか舐めてあげたいって思っていたってことで……じんわり感動するんだけど。
「ああー。そんなことも言ってたなぁ。それでいつだっけ……実際に初めて舐めたの」
「ほら、先輩がおれを抱きたいって言ってて、おれが騙し……っ」
「……あれ、やっぱり騙したんだな、俺を」
「い、いいじゃないですか。今更もう!」
反撃とばかりに先輩が、再びおれのを深くくわえこみながら太股を撫でた。
……っ、そんな、やらしい撫で方……。
指先のひとつひとつがおれの弱いところを全部知ってるんじゃないかって思える。
「舐めるの好きになったな、なんてよく言うぜ。確かに俺はお前のを舐めるのが好きだ。大好きだ」
「ちょっ……」
そんなことを臆面もなく言われて、頬に熱がたまる。
「だって後輩くん、やらせてくれねーじゃん。俺、元々奉仕するほうが好みだって知ってるだろ? だから好きなんだよ。お前の舐めるの。イイ顔見られるし、声も聞けるからな」
「瑞貴……さん」
胸の奥が、きゅんっとした。罪悪感も少しはあるけど、今は、嬉しさのが勝っていて。
おれのを頑張って舐めてくれている頬を、そろりと撫でる。愛しくて、自然と声が出た。
「好き……、んっ……大好き、瑞貴さん……ぅ」
相変わらずおれを抱きたいという先輩だけど、前より頻繁じゃなくなった。それは多分、先輩の中でおれに抱かれることへの葛藤が薄くなってきたからだと思う。
もうちょっとだけ、待っててくださいね。いつか、絶対……。
「んっ、はい、寸止め」
「ええええ、ちょっと、なんでここで……! さっきは出せよって言ってくれたのにぃい。まさか、やらせないと続きはなしとか言うんじゃ」
「さすがに俺は、そこまで卑怯じゃねーよ。この状態がつらいの、俺だってわかるからな」
「じゃ、どうして……」
先輩が、ははっと楽しそうに笑う。
エッチの最中だなんて思わせないほど、爽やかに。
「舐めてお前の可愛いぃー顔見んのも大好きだけどさ、今じゃ、俺の中に入ってすっげぇエロい顔してる景を見んのも、大好きなんだぜ?」
「ん……」
ちゅっと唇にされたキスは、おれのをしていたばかりだからか少し苦かったけど、それでもどこか甘かった。
……先輩のことだから、さっきまで飴でも舐めてたのかな? なんて色気のない感想が頭をよぎるわけだけど。
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