廃スペックブラザー

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本編

恋するネコミミ

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 兄貴がまた、引きこもってしまった。しかも、食事もとらない。風呂にも入った形跡がない。トイレはさすがにどうしてるか知らん。
 俺のせいで就職がフイになってしまったら。それよか、自殺とかしちまったらどうしよう。そんなことばかり考えてしまう。
 顔をあわせにくいだろうが、ネットの中ならどうかと大学から帰って速攻ログインしてみるも、向こうがインしてない。
 いつでもいるって言ったじゃねーかよ。廃人の兄貴はどこ行ったんだよ。もう入らないつもりなんかな。スマホも一緒に、買いに行けなくなんのかな。こんなことになるなら、告白なんてしなきゃよかった。
 まさか、自殺……までは、しないよな。考えたいって言ってたし、時間をくれって感じだったし……。その中に、俺とつきあってくれる可能性は存在するんだろうか。

 ログインしたまま悶々としていたら、フレンドチャットがきた。一瞬サチかと思ったが、表示名はデブストロイ。

【アズキちゃんだけいるの珍しいな! サチは?】
【さあ……。昼間もいなかったんですか?】
【そうなんだよ。サチが5時間以上ログインしないなんてな……】

 いつもそんなにログインしてたんか。どんだけだよ、兄貴。
 いや、それを知ってるコイツのが恐ろしいぞ……。

【アズキちゃんさ、なんかあった? サチと】
【別に何も】
【なんだあ。リアルで会ったりして、なんやかやあったのかと思った!】

 ぐっ……鋭すぎるだろ。実際には会ったんじゃなくバレただけだが。

【サチの様子はおかしーし、アズキちゃんはツレないし、オレ様寂しい。狩り行かね? 二人っきりでー】
【もう、落ちます】
【インしたばっかなのに? サチがいないから落ちるんだ?】

 ウザッ。俺とサチの仲が気になってんのか? 前に恋愛話した時、そんな感じだったしな……。

【うん、そう。サッちゃんいないから、落ちる……】

 男だとは言わないが、こっちはバラしてもいいか。盛大に百合萌えしてくれ。

【アズキちゃんが素直! カワエエ! なんだ、やっぱりカップルになってたのかー!】

 それ、見事に俺の心を抉ってるから。本当にそうだったら……良かったのにな。
 しかし、サチのことを好きだと言い表しただけで付き合い始めたとは言ってないのに、カップルとかさあ。切ない片思いなんだぞ。アズキがショック受けたらどうすんだよ。つか、ショック受けてるよ、俺が。

【ならやっぱ、もう少しログインしてたらどう? どう? サチもさすがにそろそろ来るんじゃねーの?】

 確かにそうかもしれない。でも、兄貴が俺のせいでログインできないほど悩んでるのに、俺だけ遊ぶってのはちょっとな。それに、ゲーム内でにゃんにゃん言っている姿を見せたくないからログインしてないって可能性もある。

【サッちゃんがいたら少し遊ぶかな程度に思ってただけだから、大丈夫です。じゃあ、また】

 ログアウト……っと。
 また、サチに会える日はくんのかな。なんか思考がネガティブなほうにばかりいっちまう。
 ゲームで会えなくても、あとはメールがある。これだと一方的になるから、できればきちんと会話したかったが。それになんて打てばいいのか。

『騙すつもりはなかった』

 いや、騙す気満々でしたよね……。正体を隠して近づいた時点で騙す気しかないよね。この書き出しはダメだ。

『昨日、ごめんな。好きだって言ったのは、本気。アズキは……兄貴の様子を窺うために作ったキャラなんだ。そのうち一緒に遊ぶのが楽しくなって……その時にはもう、言い出せなくなってた。隠していてゴメン。顔が見たい、話がしたい。俺のこと嫌いになってもいいから、部屋から出てきて』

 こうかな。よし、送信……っと。
 少し甘えるような書き方をしたのは、そうしたほうが出てきてくれるかもしれないと思ったからだ。 
 隣の部屋からは少しも音がしない。メールの着信音も聞こえない。そこまで壁が薄くないから音量を下げていれば何も不思議じゃない。
 メール読んでくれてるかな、今頃返信打ってるかなとか、ドキドキしながらベッドへ転がってスマホを手に取る。
 しかし、いつまで待っても返事はきやしない。眠れない時のように、何度も寝返りをうつ。
 今日はさすがに、返信こないか……。いっそ部屋に押しかけて……いやいや。
 そんなことを考えながら、じっと画面を眺めていた。





 昨日はスマホの画面を見ながら、気づかない間に寝てしまった。いっそのこと大学を休みたかったが、俺が一日家にいるっていうのも兄貴のストレスになるんじゃなかろうかと、いつも通りに家を出た。誰も家にいない時間帯なら、部屋から出ていろいろできるだろうし……。

 俺は意識がほとんど自宅へ飛んだまま講義を受けて、終わったら友人が声をかける間もなく家路を急いだ。

 そんな時に限って、遭遇するわけだよ。会いたいような、会いたくないような奴に。

「あっ、和クンだ~。ねえねえ、幸クン元気になったー?」

 兄貴の想い人だったかもしれない相手。画面の中のイケメンが恋人な幼なじみ、ミキ。
 こいつが悪いワケじゃねーのに、イライラもやもや最高潮。俺最低。男らしくない、情けない。八つ当たりも同然だろ。 
 
「ああ……再就職もすぐできそうって」 
「そう、良かった!」

 ミキは兄貴にはまったく興味がない。二次元にしか。これは幼馴染として心配していただけだ。
 ……うぐっ。ああー……! 現実で兄貴が言っていた条件と一致してしまう。確かにコイツなら、兄貴に告白されても頷きはしまい。画面の中にしか視線がいってないからな。

「ちょっと訊きたいんだけどさ、お前……兄貴のことフッた?」

 こんな直接的な訊き方しかできない自分が憎い。

「何ー? この前の例えばの続き? もう、二人して意地悪だなあ。いいじゃない、別に。二次元が恋人だって」

 案の定機嫌を損ねてしまった。確かにこの前、そんな話をした時、ミキは兄貴に告白されたとかない、と真っ向から否定したんだ。
 ただな……。兄貴は遠まわしな告白だったと言っていたし、ミキには振った自覚がない可能性もある。俺としてはここをハッキリさせておかないと前に進めない。
 ……いや、ちょっと待て。二人して意地悪だなあってことは、兄貴ともこんな会話をしてたってことか?

「お前、兄貴ともこんな話してたのか? そん時兄貴、なんつってた?」
「ん? うーん。アタシに付き合ってる人がいるかどうか、訊いてきた」
「そんで?」
「当然、こう……見せるわよね、彼氏を」

 そこでスマホの画面を見せてくるのは当然でもなんでもないと思います。

「そしたらね、酷いの! それはただの絵だって言うの!!」

 限りなく事実だな……。

「で、そんなこと言われて激おこ状態だったんだけど、もし僕が付き合ってほしいって言っても絵の彼氏と付き合い続けるのかとかそういう冗談言うから、アタシと幸クンが付き合うなんてありえないって笑っちゃったわ。って、アンタしゃがみこんでどうしたの?」

 それだよそれええええええ。
 明らかに告白されてんじゃねーか。確かに兄貴は、もしも、ってつけてるけど普通なら気づくだろ。ってこいつは普通じゃないんだった。
 多分ミキに悪気はないんだろう。本当に、兄貴みたいなハイスペックが自分に告白をしてくるなんてありえないと思っているんだ。
 しかしまったく意識すらしてない上に、俺にもサラサラと話せるレベルだとは……恐ろしい。絶対に気づかず何度も男を泣かせているな。見た目だけはいいし言い寄られることも多かろう。
 でも笑い飛ばすのはさすがにひでーな。兄貴にとっちゃトラウマレベルだろ、これ。ミキ自身は意地悪言われたって認識だから、イヤミ返しのつもりもあったのかもしれないが……。

「いや、なんでもない……」
「だってねえ、アタシと幸クンじゃ住む世界が違うでしょ? 2次元と3次元よ」
「別にお前、2次元に住んでるワケじゃねーだろうがよ」
「えー、でもさ。アタシにとっては現実の男と付き合うって、猫とかと付き合うようなものなのよ。もう禁断の恋っていうか」

 はっ……まさか兄貴、これ真に受けて禁断の恋とか言ってた? どんだけだよ。
 ……や、現実ならともかく、ネトゲでの戯言的な会話だしな。そのあとで冗談とか、ネタとかも言ってたし……言われたことが印象的で、そう言っただけだったのかも。
 でもこれでハッキリしちまったな。兄貴が惚れていたのは、俺じゃなくて……ミキだったのか。
 これは。恥ずかし、すぎる。兄貴が俺に惚れていると勘違いして、俺のほうが好きになっちまうなんて。

「ねえ、本当にどうしたの? どっか痛い? それとも、幸クンに何かあったの?」
「本当になんでもないんだ。ただ、ちょっと兄貴と喧嘩……して」
「ええー……。アンタいつまで反抗期なのよ」
「は? 反抗期?」
「幸クンがさー、弟がよそよそしいって寂しそうにしてるんだから、いつも」

 やっぱ兄貴、気にしてたんだ。可愛いなー。でも今はちょっと切ないなー……。俺のいないところで俺の話されてるのって、なんかくすぐったい。

「早く仲直りしてあげてよね」
「そうだな。したいな」
「和クンがそう思ってるなら、バッチリだよ。俺本当は兄貴のこと好きなんだって言ったら一発で仲直り。ねっ?」

 今まさにそれ言って引きこもられてるんですがああああ!
 あああ……。仲直り、できたらいいんだけどな、本当に……。

「もし、怒ってたら? 今更、何言ってんだって、思ってたら?」
「やだなあ。幸クンがそういう性格じゃないっていうの、和クンが一番よく知ってるんじゃない? 大丈夫だって」
「そうだな……うん、そうだ」

 兄貴はきっと、俺のことが好きだ。兄弟の意味であっても、これくらいじゃ嫌いにはならないと思う。だが、だからこそ悩んでいるんだとも思う。
 俺の想いに応えるかどうかじゃない。どう断れば傷つかないか。きっとそれを考えてる。今の俺にできることは、それを伝えてくるのを待つことだ。
 ……あと、普通に考えて、サチの正体が俺にばれていたと知って恥ずかしくて顔を合わせにくいってのもあるんだろうな。出てこない理由としてはむしろこっちがメインかもしれない。

「あっ。もうこんな時間!! 早く帰って彼氏と会話しなきゃ。ラブパワーがマックスになっちゃう!」

 そうしてミキは彼氏とランデブーするべく急いで帰っていった。ボス待ちしている兄貴を思い起こさせる行動だ……。俺も早く帰ろう。帰って死刑宣告を待つとしよう。




「ただいまー……」

 わざと二階まで届く声で帰宅を告げる。
 さすがに自分から声をかける気にはなれず、自室へ戻ってベッドへ寝転がった。
 しかし兄貴がミキのことを好きだったとはな。全然気づかなかった。今思えばおふくろの勘は冴え渡っていたワケだ。
 ネトゲに逃げた原因がソレだとすると、兄貴が振られたのは二ヶ月以上前ってことになる。なら確かに、もう吹っ切れていてもおかしくはないのか……。かといって、今は俺が好きだってことにもならないが。

 待つしかできないってのは、つらいな。ただ告白しただけだったら答えを促すことくらいはしたかもしれない。アピールとか好感度上げとか。しかし俺がアズキだったということもバレてしまったため、顔を合わせづらい現状。
 俺にできることは、待つ、ことと……。壁に耳をあてて、隣の部屋にいる兄貴の様子をこっそり窺うことくらい。
 俺、本気でキモイな。わかってんだけど。わかってんだけどさあ。
 きっとまた物音なんて何もしないと思っていたのに、壁の向こうから聞き慣れたBGMが微かに聞こえてきた。

 ……これ、ネトゲやってる? 兄貴。

 心臓がどくりと音を立てた。いつ俺がログインするかもわからん状況で入ってるってことは、会話する気があるって思っていいんだよな。わざと大きめな声でただいまって言ったし、俺が家に帰ってるのはわかってるはずだ。
 面と向かっては話しづらいが、サチとアズキという仮面同士をつけてなら、話せるってことなんだろうか。……そして告白を、断ることも、できると。
 今からウジウジ考えてたってしゃあねえ。賽は投げられたんだ。あとはなるようになれだ。

 俺はパソコンの電源を入れ、震える指でログインボタンをクリックした。
 見慣れた光景が画面に広がる。そしていつも通り、すぐ様フレンドチャットが飛んできた。

【アズキちゃん、こんばんは! 今日はサチもいるぞー!】

 ロイからだった。ちょっ、この、心臓に悪いだろ、このデブ!
 い、いやいや、ロイが悪いだけじゃない。ただ、もの凄く間が悪かっただけだ。正直返信をする気力もないんだが……。いいか放置で。
 俺はロイの発言を無視し、チャットをサチ宛に入力した。

【こんばんは】

 無難すぎる。でも他になんて入力したらいいかわからなかった。
 アズキとしてのロールプレイを続けたほうがいいのか、和彰として地を出したほうがいいのか、悩むところだし。
 発言は返ってこない。まさか寝落ちじゃないだろうな。俺が帰ったらログアウトするつもりでいたとか。うう、ありえそうだ。
 そうだ。ちょっとロイにコンタクトをとってみるか。間が悪いとか言ってすまん。タイミングよかった。

【こんばんは。サッちゃん、寝落ちしてます?】
【いや? 今フツーに会話してっけど。何、返事こねーの? 喧嘩? 喧嘩?】

 無視かよ兄貴ぃいいいい! そしてロイはロイでウキウキすんじゃねーよ! 二重に腹立たしい。
 故意に無視されている。それは俺の心を深く傷つけたが、普段サチのタイピングが早すぎるだけで、今回は考えながら打っているから時間がかかっているのかもしれないと思い直し、もうしばらく待ってみることにした。
 俺と同じで、どうしたらいいかわからないのかもしれないしな。

【アズちゃん、こんばんにゃ。今そっちに行くにゃね】

 五分ほどして、返事がきた。いつも通りのサチで。いつも通りな台詞で。そして俺の目の前に現れた。
 画面の中にあるのは、ただの猫耳ドットキャラクター。なのになんでかな。泣きたいような衝動を覚える。
 言いたいことはいろいろあった。でも俺からはもう何ひとつ打てなかった。
 目の前にいるサチが、何か言ってくれるのをただ待った。

【逃げてごめんにゃ。でも、先にこれを言わないと、サチは前に進めない気がするのにゃ】

 なんだ……? 何を……言うって?
 断るだけなら先と後にわけなくていいだろうから……。
 いや、期待はするな。

【アズちゃんのことが、大好きだったにゃあ】

 アズキ……か。薄々そうじゃないかとは思っていた。でも中身がわかった今、きちんと告白されるとは思わなかった。
 それに、だった、って過去形ってことかよ。
 俺はこれに、どう答えればいいわけ? アズキとして返事をしたらいい? それとも、不意打ちじゃなくしっかりと、自分が和彰だということを伝えればいいのか。

【それ、は……】
【男か女かもわからない。容姿だってわからない。でも絶対にいつか伝えたいと思っていた】
【恋愛感情って、ことで、いいのかな】
【……そう】

 いつも速いサチのタイピングが、噛みしめるようにゆっくりだった。ニャ、もいつの間にか、なくなってた。

【ネットゲームの住人に恋をするなんて、馬鹿らしいと思うかもしれない。でもサチはそれなりに本気だった。真実を知って恥ずかしかったし、ショックだった。でも、今でも……気持ちは、変わらない】

 俺は、恋愛感情かと確認した。サチはそれを肯定した。そして、今でも気持ちが変わらないと言った。
 それってつまり、アズキが俺……弟であっても、好きってこと?

【兄貴、それっ……】
【アズちゃん。ここから先の告白も、ネットゲームの中で聞く気なのかにゃ?】

 そのチャットを見た瞬間、俺は椅子から立ち上がっていた。
 わざと大きな音を立てて部屋を出る。兄貴に心構えをさせるためだ。一歩一歩近づいてくる弟にドキドキすればいい。まあ、ドキドキしてんのは俺も一緒だけどな。心臓が壊れそうなんてよくある表現だが、まさにそんな感じ。どっちかっつうと、興奮のほうが強いかもしれない。
 ノックをする余裕なんて、もうなかった。
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