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「二人ともいらっしゃい!お泊まり会楽しみにしてたよ!」
満面の笑みのかすみ。
あぁ、愛おしい。
全てを独占したい。
しかし、それは叶わない。
隣を見る。
ギロリ。
双方の視線が交差する。
こいつがいなければ、すぐにでも行動に移せる。
しかし、目の前の者が邪魔だ。
「ふふふ、二人とも仲良いね。」
勘違いするかすみ。
嬉しそうに微笑んでいる。
まぁ、今は良い。
彼女の笑顔が見れただけでも来たかいはあった。
そんなことを思う二人であった。
かすみの部屋へやって来た。
深呼吸。
肺を満たす幸せ。
細胞が喜んでいるのが分かる。
「はぁ……幸せです……。」
「……本当に。」
「じゃあ、おやつ持ってくるからね。」
彼女らの奇行にすっかり慣れているかすみ。
そう言うと、部屋を出ていった。
取り残された二人。
その顔は、何かを企んでいるように不敵な笑みを浮かべいる。
「おやつなんていりませんのに……。」
「……うん。おやつはかすみちゃん、自身なのに……。」
「本当ですね。」
そう言うと、二人は部屋を漁り始めた。
洋服箪笥を漁るゆかり。
スクールバッグの中を漁るエル。
非常識にもほどがある。
不意に扉が開く。
かすみが戻ってきたのだ。
「こらー!」
「ひえー、ばれてしまいましたー。」
「……ごめん。」
こうして時間は過ぎていった。
深夜。
目を覚ます二人。
エルとゆかりだ。
床に敷かれてた来客用の布団に寝ていた二人は、かすみを見る。
そんな彼女をうっとりとした顔で見つめる二人。
互いに思う。
こいつがいなければ好き勝手出来る。
しかし、それは出来ない。
それに、二人だったからこそここまで近づけた。
「……さて。」
「えぇ、行きましょう。」
真紅と紺碧。
暗闇の中、彼女らの瞳が宝石のように怪しく輝く。
窓を開ける。
二人の背中から翼が生える。
そして、彼女らは夜の町へと消えていった。
翌日。
目を覚ますかすみ。
両隣から穏やかな寝息。
見なくとも分かる。
彼女らに挟まれて寝ていたからだろうか。
やはり身体中寝汗でベタベタだ。
「もー、お休みだからっていつまでも寝てないでよー!」
カーテンを開ける。
日の光が室内に入り込む。
「う、うぅ……。」
「……痛っ……朝……?」
苦しそうな二人。
しかし、眠気と戦っているわけではなさそうだ。
満面の笑みのかすみ。
あぁ、愛おしい。
全てを独占したい。
しかし、それは叶わない。
隣を見る。
ギロリ。
双方の視線が交差する。
こいつがいなければ、すぐにでも行動に移せる。
しかし、目の前の者が邪魔だ。
「ふふふ、二人とも仲良いね。」
勘違いするかすみ。
嬉しそうに微笑んでいる。
まぁ、今は良い。
彼女の笑顔が見れただけでも来たかいはあった。
そんなことを思う二人であった。
かすみの部屋へやって来た。
深呼吸。
肺を満たす幸せ。
細胞が喜んでいるのが分かる。
「はぁ……幸せです……。」
「……本当に。」
「じゃあ、おやつ持ってくるからね。」
彼女らの奇行にすっかり慣れているかすみ。
そう言うと、部屋を出ていった。
取り残された二人。
その顔は、何かを企んでいるように不敵な笑みを浮かべいる。
「おやつなんていりませんのに……。」
「……うん。おやつはかすみちゃん、自身なのに……。」
「本当ですね。」
そう言うと、二人は部屋を漁り始めた。
洋服箪笥を漁るゆかり。
スクールバッグの中を漁るエル。
非常識にもほどがある。
不意に扉が開く。
かすみが戻ってきたのだ。
「こらー!」
「ひえー、ばれてしまいましたー。」
「……ごめん。」
こうして時間は過ぎていった。
深夜。
目を覚ます二人。
エルとゆかりだ。
床に敷かれてた来客用の布団に寝ていた二人は、かすみを見る。
そんな彼女をうっとりとした顔で見つめる二人。
互いに思う。
こいつがいなければ好き勝手出来る。
しかし、それは出来ない。
それに、二人だったからこそここまで近づけた。
「……さて。」
「えぇ、行きましょう。」
真紅と紺碧。
暗闇の中、彼女らの瞳が宝石のように怪しく輝く。
窓を開ける。
二人の背中から翼が生える。
そして、彼女らは夜の町へと消えていった。
翌日。
目を覚ますかすみ。
両隣から穏やかな寝息。
見なくとも分かる。
彼女らに挟まれて寝ていたからだろうか。
やはり身体中寝汗でベタベタだ。
「もー、お休みだからっていつまでも寝てないでよー!」
カーテンを開ける。
日の光が室内に入り込む。
「う、うぅ……。」
「……痛っ……朝……?」
苦しそうな二人。
しかし、眠気と戦っているわけではなさそうだ。
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