隙なしハイスペ女子大生は恋愛偏差値が低すぎる。

深野ゆうみ

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【R18】涼太さん③

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「ねえ、本当に大丈夫なの?」

 ガチガチに固まる私を気遣って声をかける涼太さん。私が「涼太さんなら大丈夫」と伝えたことをきっかけにさっきのカフェを出て、白昼の下ラブホテルに移動してきたのだった。

「……大丈夫です…」

 シャワーを一人ずつ浴びて、私たちはまた完全に服を着直した状態でベッドの上に向かい合って座っている。

「初めてではないんだよね?」

 涼太さんは本当に不安そうに顔を覗き込んでくる。私は小さく頷いて返事をした。

「止めてほしかったら言ってね。俺もそこまで出来た人間じゃないから無理かもしれないけど、一応」

 もう一度頷き、意を決して目を瞑る。

 涼太さんは私の肩を抱いて顔を近付ける。その瞬間だけでも心臓が飛び出そうなほど緊張して震えてしまう。

 涼太さんの唇が私のそれに重なる。薄くて、少し乾いた涼太さんの唇は、私の感触を確かめるように離しては重ねを繰り返す。

 最初は口先だけの優しいキスが、だんだんと激しさを増し、涼太さんの舌が私の口の中に侵入してくる。

「んっ…っ……ふぅ…っ」

 涼太さんが私の舌を逃さないように絡め取ってくるとそれだけで脳みそが溶けそうな感覚になってきて。微かに口から吐息が漏れ出てしまう。

 角度を変えながら何度も何度も唇を重ね合わせながら、涼太さんは服の中に手を滑らせる。ぞくっとした感触が私を襲うと同時に、背中に回った手が器用にブラのホックを外す。

 そのまま服の中から私の胸を包む大きな涼太さんの手。私は苦しくなってくるのに、涼太さんはその間中ずっと私の口内を激しく侵し続けている。

「っあぁ、やっ…!」

 口を離して声を上げずにいられなかったのは、涼太さんの親指と人差し指が私の乳首をきゅっと摘んだから。

「声、かわいい」

 涼太さんは軽く笑うと両手を使って私の両乳首を摘んだり引っ張ったりする。まるで私の反応を楽しむかのように。

「あっ…涼太さんっ、やっ……だめ……」

「そんなかわいい声出しておいて、だめじゃないでしょ」

「んんっ…や…ぁ…!」

 意地悪く笑って執拗に私の乳首を弄ぶ。体の力が抜け、私は自分の体を支えることができずにそのまま後ろに倒れ込んだ。

 涼太さんは隙を与えないかのようにそのまま覆いかぶさる。トップスとブラを一気にぐいっと首元まで捲し上げると、そのまま片方の乳首を弄り続け、もう片方の乳首を口内に含む。

「やぁぁぁっ…!りょ、…たさん…!」

「んー?」

「も、だめぇ…ちょっと…いっかい………、あぁんっ!」

 あまりの快楽に頭が追いつかず一息入れたかったのに。涼太さんはお構いなしに舌先で私の乳首を虐める。

「ぁ…っ、んっはぁ、はぁっ…あっ、ぁあっ」

 ようやく乳首が舌先の愛撫から解放された。だけど、またどちらの乳首も涼太さんの手に捕らえられ、休む間もなく快楽が襲ってくる。

 涼太さんの細い指によって与えられる快感に溺れる私。横になって顔を軽く隠す私を、涼太さんは上から楽しそうに眺めているのがまた恥ずかしい。

「里香ちゃん、下、もぞもぞしてどうしたの?」

 にこにこしながら私が太ももを擦り合わせていることを問い詰める。尚も乳首への刺激は止むことがない。

「んんっぁっ、はぁっ…だっ…てぇ……」

「だって?」

 続く言葉なんて簡単に想像できるはずなのに。涼太さんはずっと意地悪く笑いながら私の顔を見つめている。

 と思ったら、乳首を弄りながらまた覆いかぶさり、私の唇を塞ぐ。

「んっ、んんーっ!」

 涼太さんの舌は「もっと絡めて」と言わんばかりに求めてくる。その求めに応えられているかはわからないけど、私も必死に舌を絡ませようとする。でも、乳首への快感が止まらずになかなか集中できない。

 ふと、口が離されると私の耳に涼太さんの口元が近づく。

「下、触ってほしいんでしょ?ちゃんと言おうね」

 耳元で囁くようにそう言われると、下半身がぎゅっと疼く感覚を覚えた。

「ぅあっ…はっ、ん…触っ、て…ほしい…です…っ…!」

「うん、いい子」

 にこっと笑うと片方の手をスカートの中に移動させる。その手は直接触れてほしいところには触れず、内腿を繰り返し撫でるようにさすっていた。

「ぁうっ…ん…はぁ…」

 じれったい、けどそのもどかしさすらも気持ちがいい。涼太さんは私の反応を楽しむように、もう片方の手で乳首を強く摘んだり手のひらで転がしたり。

 その瞬間。

「っあぁぁ、ん!」

 涼太さんの手が下着の上から秘部に触れた。

「感度良すぎ」

 涼太さんはそう言って鼻で笑う。何度も何度も下着の上からクリトリスを2本の指で優しく撫でられる。じわっと湿る感覚が止まらない。

「あっあっ、んっはぁ…はぁっ…あっ」

 私が既に快感に抗えないことを知っていて涼太さんは意地悪く質問する。

「直接触ってほしいよね?」

 私は小刻みに何度も頷いて懇願する。すると涼太さんは下着の隙間から指を滑り込ませ、即座にクリトリスを捕らえた。

「やぁっ!あっ!はぁ…っ!」

 下着はその役割を果たせないほどにびっしょりと濡れている。涼太さんの指がクリトリスをいじることによってピチャピチャといやらしい音が部屋の中に大きく響く。

「りょ…た、さん…!ちょっと…あっ、だ、め…あぁんっ!」

「うん、1回イッとこうか」

 涼太さんの2本の指が私のクリトリスをやさしく挟んで摘む。その瞬間、頭がチカチカして大きな快楽が私を一気に飲み込もうとするのがわかった。

「やぁぁぁっ!イクっ…イ…クっぅぅ…!!!」

 腰を大きくのけ反らせて、ぶるっと体が震える。涼太さんの「かわいい」という声が遠くに感じられた。


「はっ、はぁ、はぁ…っ」

 肩で大きく息をしてもなかなか呼吸が整わない。こんな快楽は初めてだった。

 ぼーっとしていると、涼太さんは私の服と下着を全て脱がせる。頭が上手く働かない私は抵抗も何もできないまま、何も纏わない姿となった。

 涼太さんはそのまま私を膝立ちにさせる。向かい合う形で涼太さんも膝立ちになる。働かない頭で「どうするんだろう」と思っていると、入り口に涼太さんの指が這った。

「ひゃっ…あっんっ」

 今まだイッたばかりなのに。涼太さんは快感を与えることを止めないつもりだ。私のそこは十分すぎるほど濡れていて、入り口を擦られるだけでも腰が動いてしまう。

「あぁぁっっ、はぁっ」

 膝がガクガクする。涼太さんは私の腕を自分の首に回すよう誘導する。それでどうにか膝立ちできているが、これ以上快感が強くなるとどうなるかわからない。

 ジュプッ…

「やぁぁぁぁぁっん!!」

 入り口を這っていた中指が一本、卑猥な音を立てて私の中に挿入される。下半身にぎゅっと力が入る。

「ぇっ、あぁぁ…!まっ…てぇ…!!」

 涼太さんは挿入した中指を私のお腹側にぐっと押し当てる。

 グチュッグチュグチュッ

「まっ、て!やだっっ!これ!やだよぉっ…!!!」

 中指を繰り返し素早く動かして、今まで感じたことのない強い刺激を受ける。

「だめだめだめだめっ!やだっ…あぁぁん!」

 何かが押し寄せてくる感覚。さっきのクリトリスに与えられたものとはまた違う感覚だ。

「だめじゃないよ」

 快感に歪む私の顔を見て優しく微笑む。

 グチュグチュグチュグチュグチュ……

 内側を集中的に攻められているうちに、何かが出そうな感覚が急激に襲ってきた。

「ねぇっ、はぁっ…やめてぇ、っおねがいっ…!!」

「なんで?気持ちいいでしょ」

「やぁっ、ちがっ、出…っちゃうの、出ちゃうよぉっ…!!!」

「うん、出していいよ」

 涼太さんがそう言うと一層激しく、折り曲げた中指を出し入れして中をかき回す。

 股の間から止めどなく飛沫が飛び散る。涼太さんの手も、シーツもびしょびしょだ。

「やぁぁっぁあぁぁあっ!!」

 恥ずかしいのに、自分ではどうすることもできなくって、涙がうっすらと滲む。

 気持ち良くて、気持ち良すぎて頭がおかしくなりそうだ。激しく動く涼太さんの手が私のその一点をより激しく刺激したかと思うと、一気に引き抜く。

「ぁああっやああぁぁっ…!」

 プシャァッ……

 私の大きな嬌声と共に、栓が抜けたかのように下半身から何かが噴き出す音。私はそのままベッドにどさっと倒れ込んだ。

 「うぅっ……ごめん、なさい…」

 涙がぽろぽろとこぼれ落ちる。情けない姿を見られたくなくて、恥ずかし過ぎて、顔をベッドに突っ伏してすすり泣く。

 涼太さんの大きな手が私の頭を優しく撫でた。

「なんで?すっごくかわいかったよ」

「だって……こんな汚して…、ごめんなさい…」

「いやいや、愛おしいしかないから」

 涼太さんは笑ってそう言うけどこんなの恥ずかしすぎる。

「今日はこれでおしまいにしよっか」

 私の背中を優しくさする手が温かくて気持ちいい。でも。

「涼太さん気持ちよくなってない……」

「俺は十分満足してるから」

 涼太さんは、本当に満足しているような笑顔でははっと笑う。

 私は体をさっと起こして裸のまま涼太さんに抱きついた。

「私だって涼太さんに気持ちよくなってほしいもん……」

 涼太さんは抱きついた私の頭を撫でて、大きなため息をつく。

「……もー、この子は。知らないからね」

 抱きついた体をいったん剥がされると、そのまま優しく押し倒される。そういえば、私は全裸になっているのに涼太さんは1枚も脱いでいない。その事実にまた恥ずかしくなり、さっと腕を胸の前でクロスさせる。

「もう今更でしょ」

 笑って、優しくキスを落とす涼太さんが愛おしい。自分の身も心も全て涼太さんのモノになりたい。全てを捧げるから、全てを飲み込んでほしい。私を優しく甘く虐める涼太さん。そんな彼に溺れていくのが自分でもわかった。

 涼太さんは自分で服を全て脱ぎ、手慣れた様子でコンドームを着ける。その間どうしていいか分からず、私はずっと体を手で隠したまま硬直状態となっていた。

 涼太さんが私の間に割り入ってくる。

「いい?」

 私は涼太さんの顔が見れないまま力なく頷いた。

 涼太さんのモノが入り口に当てがわれる。熱くて硬いそのモノの感覚に下半身が勝手に疼く。

「んっ…」

 先端が少しだけ侵入してくる。久しぶりに味わう感覚。緊張で全身に力が入る。

 ゆっくりゆっくり、私の様子を伺いながらほんの数ミリずつ押し入ってくるのがわかる。高校生の頃に体験した荒々しいそれとの違いに、涼太さんの優しさが感じられた。

 ズッ…グチュッ

「んあっ…はっ…」

 それでも中に深く入るたびに苦しい感覚に襲われる。でもその苦しさすらもなぜか気持ちが良い。

「きっつ…、里香ちゃんごめん…もうちょっと力抜ける…?」

 ようやく涼太さんの顔を見るとさっきまでの表情と打って変わって、快感を味わう「男」の表情となっていた。
 
 分かったという言うように頷き、私が深呼吸をするのに合わせて、涼太さんは奥に進んできた。

「っ、そうそう…上手っ…」

 グチュグチュと音を立ててゆっくりと侵入してくる度に私を襲う大きな快感の波。

 そしてそのモノが奥まで入った時には既に頭がぼうっとして、上半身はだらしなく力が抜けてしまっていた。

 ズッズッ…

 涼太さんがゆっくりと動かし始める。

「はっ…里香ちゃんのナカ…やば…っきもちよすぎ…」

「んっ…あっあっ…」

 涼太さんが自分の体を喜んでくれるのが素直に嬉しい。動きに合わせて私も自然と声が漏れ出てしまう。

「ごめん…っ余裕なくて…大人で…いられなくて…っ」

 次第に涼太さんの腰の動きが速くなってくる。肌と肌が触れ合うパンパンという音が大きく響き始める。

 そして、優しく奥を突かれた瞬間、ぞわっとした感覚が全身に走る。

「んっやぁ!だ、め…!!」

「あ、…ここ?」

 私の反応を見逃さなかった涼太さんは、その奥の部分をトントンとまた優しく突いてきた。

「やだぁ…!だ、めって…ば…あぁぁ!!」

「っ、里香の気持ち良いところ攻めさせて…!」

 優しかった刺激が段々と強くなってくる。激しさを増す腰の動きに合わせて私の声もだんだん激しく、大きくなってしまう。

 次第に奥のその部分を突かれる度にバシャバシャと何かが噴き出る感覚に気がついた。さっき涼太さんに中指で攻められた時と同じ飛沫が、二人の繋がった間に激しく飛び散る。

「やっ…だっ!ねぇっ…やだよぉ…あっあーっ…!!」

「里香、えろすぎだって…!」

 涼太さんは私の両膝をぐっと掴むと足を天井の方向に大きく持ち上げた。更に肌が密着し、より深いところまで刺激が押し寄せる。

「りょ、たさん…あっやっ…!それ、っだめぇ…!!」

「なんでっ…奥、好きなんでしょ…?」

 気づけば涼太さんの顔も快感に大きく歪んでいた。

「里香…好きっ…」

 苦しそうに私の名前を呼ぶ声。ちゃんと「好き」と言われたのはもしかしたら初めてかもしれない。言葉にされるとそれだけで胸がいっぱいになり、気持ちよさが加速する。

「私も…好き…です…」

 その言葉を聞くと涼太さんは快感の表情の中でうっすらと微笑んだ。

 そして、ぎりぎりまで引き抜いて一気に奥まで突く。最初はゆっくりと、少しずつスピードが上がると、絶頂が近づくのが分かる。

「っははっ…もうイキそうでしょ」

「んっ…!だ、めかも…です」

 二人の喘ぎ声と、肌が触れ合う音、繋がった部分から響く水音。その全てがより一層自分を絶頂へと掻き立てる。

「奥に当たるたびにナカぎゅーってなるんだね」

「やめ、っ…てぇ…」

「んっ、俺もやばいかも…」

 奥を突くピストン運動が勢いを増す。その運動に合わせてぎゅっぎゅっとナカが反応していることが自分でも分かる。

「里香、イクね…」

 そう小さく言うと、涼太さんは奥まで大きく突いたと思ったらそのまま先っぽをぐりぐりと擦るように押しつける。

「やぁぁぁぁぁぁっ!!だめっ!っイクっ…!」

 一瞬のことだった。
 
 涼太さんの先端の刺激によって、簡単に私は絶頂を迎えてしまった。

「っっ…!!」

 と同時に、涼太さんのモノがどくんと波打つ感覚が伝わってくる。




「はぁーっ…」


 涼太さんはゆっくりと私のナカから引き抜くと、どさっと私の横に倒れ込む。

 私は顔を両手で覆いながら息を整える。気が付くと頬を涙が伝っていた。


 息を整えた涼太さんは、私の顔をすっぽりと自身の胸の中に包み込んだ。汗ばむ胸に顔を埋めると、その心地よさに顔が綻ぶ。

 涼太さんは、そんな私の頭を撫でながら言った。

「も~~~~、かわいすぎえろすぎ!」

 そんなことを言う涼太さんがちょっと子供のようでふふっと笑うと、自然と瞼が落ちてきた。


「涼太さん、だいすき」

 そう言って自分の鼻を涼太さんの胸に擦り付けると、涼太さんは黙ってわしゃわしゃっと私の頭を荒く撫でる。
 
 これ以上の幸せな微睡があるだろうかと噛み締めている間に私の意識は遠のいていった。
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