12 / 91
12.いざ出陣
しおりを挟む
船内を少年の先導で歩き、食堂へと案内される。
「オレ、アランっていいます。一番年下だからすげーこき使われてんだ」
アランは私に気を遣っているのか、ただ単にお喋りなのか、絶えず何か話をしている。
その言葉は中途半端に丁寧で、普段から敬語を使い慣れていないのがすぐにわかった。
「あの、普通に喋ってくれていいんだけど」
対する私は前世の庶民人格にズルズルと引き摺られて、あっという間にお嬢言葉が抜けつつある。
服も庶民仕様になったことだし、宮廷内どころか国内ですらない場所で畏まった態度を取られると、なんだかむず痒い。
「でもお頭から、偉いとこのお嬢様だから失礼な口きくと踏まれるぞって」
「なっ、ふ、踏むわけないでしょう!」
あいつ、なんてことを……!
私だけでなく部下であるアランまで巻き込んでおちょくるなんて。
絶対性格悪いわあいつ。
「……踏まないの?」
「踏まないってば」
上目遣いに問われて力強く肯定する。あいつは踏みつけてやりたいが。
「そっか! じゃあ普通に話す!」
喋りにくくって! とアランが表情を崩す。
本当に、海賊船に乗ってさえいなければただの爽やか美少年だ。
「オレ、昨日お嬢さんが来たとき船の中にいたからさ。後から聞かされてびっくりしちゃった」
「……なんて聞いたの?」
「すっげー美人が船に来たって。実際会ったら本当に綺麗だったから驚いた! しかもなんかいい人だし」
にこーっと全開の笑顔をこちらに向ける。
屈託のない、本当にただ嬉しいだけの裏のない笑顔だった。
いささか大袈裟な誉め言葉ではあるが、昨夜あの男に散々馬鹿にされたばかりだったので、ありがたく受け取ることにする。
「あなた、私の扱いについて何か聞いていない?」
「何かって?」
少年がきょとんとした顔をする。
どうやら何も知らないらしい。
年齢的に私より下だ。きっとこの船で一番若い。ということは下っ端中の下っ端ということか。
食堂までの案内を押し付けられているあたり、雑用ばかりやらされているのだろう。
もはや開き直りの境地でグッと顔を上げる。
女は度胸だ。
覚悟を決めて、食堂の扉を開けたアランの後ろの続いた。
食堂に入ると、とたんに歓声が上がって面食らう。
だけどどうやら嫌な種類のものではない。
内容をよく聞けば、冷やかしたり煽ったりするのではなく、べっぴんだの気品があるだの、私を過剰に褒めるようなものばかりだ。
前世の父の会社の同僚たちが、家に遊びに来た時のことを思い出す。
なんとなく、船員たちに似通った雰囲気を感じた。
つまり、気のいいおっさん達、みたいな。
明るい食堂の中で見ると、昨夜甲板の上で感じた物々しさは払拭されてしまった。
総勢二十人ほどの男連中は、皆一様に明るい表情だ。日に焼けた精悍な顔つきをしているが、下卑たところのない気風の良さを感じさせた。
肩透かしを食らって、ぽかんとしてしまう。
アランに手を引かれて、狭い通路を進んで上座に近い席に座らされる。
正面には私を攫った男が座っていて、私を見るなり「船酔いは収まったか」なんてごく普通のことを聞いてくる。
好奇の目に晒されてはいるが、品定めをするような視線ではない。
戸惑いながら身を小さくして黙っていると、目の前に食事が運ばれてきた。
「食いな」
どうしていいのか分からず固まっていると、短く促されておずおずとフォークを掴んだ。
作りたてなのか、目の前の料理からは湯気が上がっている。
パンと芋と豆のスープ。肉が少し。あとはなんだかわからない魚の焼いたやつ。
王宮で出された食事とは、比べるまでもない粗末なものだ。
「こんなメシ、お嬢さまが食えるのかよ」
「食いもんて認識するかすら危ういだろ」
「残飯持ってくんなとか切れられたらどうする」
心配半分、茶化し半分といったざわめきが周囲から聞こえる。
椅子から転げ落ちそうなほど身を乗り出して、私の様子を観察する目はどこか心配そうだ。
「いいからさっさと食え!」
「へぇい」
船長が威嚇するように周囲に吼えて、船員たちの食事が始まる。
どうやら私が席に着くのを待ってくれていたらしい。
「お前も食え」
「……いただきます」
急かされて、フォークでふかした芋を割る。
割ろうとした。
割れなかった。
柔らかそうなのは見た目だけで、中まで火が通っていないのだ。
仕方なくフォークを突き刺して、行儀は悪いがそのまま噛り付く。
飾り気のない塩味に、シャリっとした食感。
なんとも言えなくて咀嚼を止める。
視線を感じてちらりと船長を見ると、妙に真面目腐った顔をして私のコメントを待っているようだった。
それをあえて無視して、今度はスープに手を付ける。
塩味だった。
ただの塩味。
びっくりするくらい塩味。
それだけ。
パンに手を伸ばす。
カチカチで、ちぎれも噛み切れもしない。
謎の肉にはフォークが刺さらなかった。
魚は一見まともに見えたが、嫌な予感がして裏返してみると真っ黒焦げで、それなのに中は生というギャグみたいな出来栄えだった。
それでも出された以上はとなんとか食事を進めるがどれも大味で、お世辞にも美味いとは言えず顔をしかめっぱなしだ。
けれどなんだか懐かしい。
目に涙が浮かぶ。
思い出すのは、前世での父との二人暮らしの記憶だ。
前世では中学生の時に母が死に、父子家庭になった。
父は働きながら家事を頑張ったが、得手不得手ある。仕事はそれなりに出来たが、家事全般は全く向いていなかったらしい。急に男手一つで娘を育てなければならなくなったプレッシャーで、疲れているせいもあっただろう。
洗濯物はしわくちゃだったし、料理はまさにこんな感じだった。
焼いただけ茹でただけ。味付けは塩胡椒のみ。それさえも濃すぎたり薄すぎたり。
私が家事全般を進んで担当するようになるまで、時間はかからなかった。
再び視線を感じて顔を上げると、船長がじっとこちらを見ていた。
「……なんですか」
少し気恥ずかしくて、ズ、と鼻をすすって、泣きそうなのを誤魔化すように睨みつけると、船長が「別に」とつまらなそうに答えて自分の食事に戻った。
高級料理との違いに涙する高慢なお嬢様に見えて、機嫌を損ねさせてしまっただろうか。
また視線を感じて顔を上げると、再び目が合った。
今度こそ何か言われるのかと身構えるが、結局は何も言われずに逸らされた。
なんだか良くわからないが、どこか労りを感じる表情に見えた。
「オレ、アランっていいます。一番年下だからすげーこき使われてんだ」
アランは私に気を遣っているのか、ただ単にお喋りなのか、絶えず何か話をしている。
その言葉は中途半端に丁寧で、普段から敬語を使い慣れていないのがすぐにわかった。
「あの、普通に喋ってくれていいんだけど」
対する私は前世の庶民人格にズルズルと引き摺られて、あっという間にお嬢言葉が抜けつつある。
服も庶民仕様になったことだし、宮廷内どころか国内ですらない場所で畏まった態度を取られると、なんだかむず痒い。
「でもお頭から、偉いとこのお嬢様だから失礼な口きくと踏まれるぞって」
「なっ、ふ、踏むわけないでしょう!」
あいつ、なんてことを……!
私だけでなく部下であるアランまで巻き込んでおちょくるなんて。
絶対性格悪いわあいつ。
「……踏まないの?」
「踏まないってば」
上目遣いに問われて力強く肯定する。あいつは踏みつけてやりたいが。
「そっか! じゃあ普通に話す!」
喋りにくくって! とアランが表情を崩す。
本当に、海賊船に乗ってさえいなければただの爽やか美少年だ。
「オレ、昨日お嬢さんが来たとき船の中にいたからさ。後から聞かされてびっくりしちゃった」
「……なんて聞いたの?」
「すっげー美人が船に来たって。実際会ったら本当に綺麗だったから驚いた! しかもなんかいい人だし」
にこーっと全開の笑顔をこちらに向ける。
屈託のない、本当にただ嬉しいだけの裏のない笑顔だった。
いささか大袈裟な誉め言葉ではあるが、昨夜あの男に散々馬鹿にされたばかりだったので、ありがたく受け取ることにする。
「あなた、私の扱いについて何か聞いていない?」
「何かって?」
少年がきょとんとした顔をする。
どうやら何も知らないらしい。
年齢的に私より下だ。きっとこの船で一番若い。ということは下っ端中の下っ端ということか。
食堂までの案内を押し付けられているあたり、雑用ばかりやらされているのだろう。
もはや開き直りの境地でグッと顔を上げる。
女は度胸だ。
覚悟を決めて、食堂の扉を開けたアランの後ろの続いた。
食堂に入ると、とたんに歓声が上がって面食らう。
だけどどうやら嫌な種類のものではない。
内容をよく聞けば、冷やかしたり煽ったりするのではなく、べっぴんだの気品があるだの、私を過剰に褒めるようなものばかりだ。
前世の父の会社の同僚たちが、家に遊びに来た時のことを思い出す。
なんとなく、船員たちに似通った雰囲気を感じた。
つまり、気のいいおっさん達、みたいな。
明るい食堂の中で見ると、昨夜甲板の上で感じた物々しさは払拭されてしまった。
総勢二十人ほどの男連中は、皆一様に明るい表情だ。日に焼けた精悍な顔つきをしているが、下卑たところのない気風の良さを感じさせた。
肩透かしを食らって、ぽかんとしてしまう。
アランに手を引かれて、狭い通路を進んで上座に近い席に座らされる。
正面には私を攫った男が座っていて、私を見るなり「船酔いは収まったか」なんてごく普通のことを聞いてくる。
好奇の目に晒されてはいるが、品定めをするような視線ではない。
戸惑いながら身を小さくして黙っていると、目の前に食事が運ばれてきた。
「食いな」
どうしていいのか分からず固まっていると、短く促されておずおずとフォークを掴んだ。
作りたてなのか、目の前の料理からは湯気が上がっている。
パンと芋と豆のスープ。肉が少し。あとはなんだかわからない魚の焼いたやつ。
王宮で出された食事とは、比べるまでもない粗末なものだ。
「こんなメシ、お嬢さまが食えるのかよ」
「食いもんて認識するかすら危ういだろ」
「残飯持ってくんなとか切れられたらどうする」
心配半分、茶化し半分といったざわめきが周囲から聞こえる。
椅子から転げ落ちそうなほど身を乗り出して、私の様子を観察する目はどこか心配そうだ。
「いいからさっさと食え!」
「へぇい」
船長が威嚇するように周囲に吼えて、船員たちの食事が始まる。
どうやら私が席に着くのを待ってくれていたらしい。
「お前も食え」
「……いただきます」
急かされて、フォークでふかした芋を割る。
割ろうとした。
割れなかった。
柔らかそうなのは見た目だけで、中まで火が通っていないのだ。
仕方なくフォークを突き刺して、行儀は悪いがそのまま噛り付く。
飾り気のない塩味に、シャリっとした食感。
なんとも言えなくて咀嚼を止める。
視線を感じてちらりと船長を見ると、妙に真面目腐った顔をして私のコメントを待っているようだった。
それをあえて無視して、今度はスープに手を付ける。
塩味だった。
ただの塩味。
びっくりするくらい塩味。
それだけ。
パンに手を伸ばす。
カチカチで、ちぎれも噛み切れもしない。
謎の肉にはフォークが刺さらなかった。
魚は一見まともに見えたが、嫌な予感がして裏返してみると真っ黒焦げで、それなのに中は生というギャグみたいな出来栄えだった。
それでも出された以上はとなんとか食事を進めるがどれも大味で、お世辞にも美味いとは言えず顔をしかめっぱなしだ。
けれどなんだか懐かしい。
目に涙が浮かぶ。
思い出すのは、前世での父との二人暮らしの記憶だ。
前世では中学生の時に母が死に、父子家庭になった。
父は働きながら家事を頑張ったが、得手不得手ある。仕事はそれなりに出来たが、家事全般は全く向いていなかったらしい。急に男手一つで娘を育てなければならなくなったプレッシャーで、疲れているせいもあっただろう。
洗濯物はしわくちゃだったし、料理はまさにこんな感じだった。
焼いただけ茹でただけ。味付けは塩胡椒のみ。それさえも濃すぎたり薄すぎたり。
私が家事全般を進んで担当するようになるまで、時間はかからなかった。
再び視線を感じて顔を上げると、船長がじっとこちらを見ていた。
「……なんですか」
少し気恥ずかしくて、ズ、と鼻をすすって、泣きそうなのを誤魔化すように睨みつけると、船長が「別に」とつまらなそうに答えて自分の食事に戻った。
高級料理との違いに涙する高慢なお嬢様に見えて、機嫌を損ねさせてしまっただろうか。
また視線を感じて顔を上げると、再び目が合った。
今度こそ何か言われるのかと身構えるが、結局は何も言われずに逸らされた。
なんだか良くわからないが、どこか労りを感じる表情に見えた。
17
あなたにおすすめの小説
婚約者の本性を暴こうとメイドになったら溺愛されました!
柿崎まつる
恋愛
世継ぎの王女アリスには完璧な婚約者がいる。侯爵家次男のグラシアンだ。容姿端麗・文武両道。名声を求めず、穏やかで他人に優しい。アリスにも紳士的に対応する。だが、完璧すぎる婚約者にかえって不信を覚えたアリスは、彼の本性を探るため侯爵家にメイドとして潜入する。2022eロマンスロイヤル大賞、コミック原作賞を受賞しました。
大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!
古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。
その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。
『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』
昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。
領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。
一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――
「無能」と捨てられた少女は、神の愛し子だった――。 凍てつく北の地で始まる、聖獣たちと冷徹公爵による「世界一過保護な」逆転生活。
秦江湖
恋愛
魔法適性「鑑定」がすべてを決める、黄金の国ルミナリス。 名門ベルグラード公爵家の末娘アデリーンは、十五歳の鑑定式で、前代未聞の『鑑定不能(黒の沈黙)』を叩き出してしまう。
「我が家の恥さらしめ。二度とその顔を見せるな」
第一王子からは婚約破棄を突きつけられ、最愛の三人の兄たちからも冷酷な言葉とともに、極寒の地「ノースガル公国」へ追放を言い渡されたアデリーン。
着の身着のままで雪原に放り出された彼女が出会ったのは、一匹の衰弱した仔狼――それは、人間には決して懐かないはずの『伝説の聖獣』だった。
「鑑定不能」の正体は、魔力ゼロなどではなく、聖獣と心を通わせる唯一の力『調律師』の証。
行き倒れたアデリーンを救ったのは、誰もが恐れる氷の公爵ゼノスで……。
「こんなに尊い存在を捨てるとは、黄金の国の連中は正気か?」
「聖獣も、私も……お前を離すつもりはない」
氷の公爵に拾われ、聖獣たちに囲まれ、これまでの不遇が嘘のような「極上溺愛」を享受するアデリーン。
一方で、彼女を捨てた黄金の国は、聖獣の加護を失い崩壊の危機に直面していた。
慌ててアデリーンを連れ戻そうとする身勝手な王族たち。
しかし、彼らの前には「復讐」の準備を終えたアデリーンの兄たちが立ちはだかる。
「遅いよ。僕らのかわいい妹を泣かせた罪、一生かけて償ってもらうからね」
これは、すべてを失った少女が、真の居場所と愛を見つけるまでの物語。
鉄壁騎士様は奥様が好きすぎる~彼の素顔は元聖女候補のガチファンでした~
二階堂まや♡電書「騎士団長との~」発売中
恋愛
令嬢エミリアは、王太子の花嫁選び━━通称聖女選びに敗れた後、家族の勧めにより王立騎士団長ヴァルタと結婚することとなる。しかし、エミリアは無愛想でどこか冷たい彼のことが苦手であった。結婚後の初夜も呆気なく終わってしまう。
ヴァルタは仕事面では優秀であるものの、縁談を断り続けていたが故、陰で''鉄壁''と呼ばれ女嫌いとすら噂されていた。
しかし彼は、戦争の最中エミリアに助けられており、再会すべく彼女を探していた不器用なただの追っかけだったのだ。内心気にかけていた存在である''彼''がヴァルタだと知り、エミリアは彼との再会を喜ぶ。
そして互いに想いが通じ合った二人は、''三度目''の夜を共にするのだった……。
グリモワールの塔の公爵様【18歳Ver】
屋月 トム伽
恋愛
18歳になり、結婚が近いと思われたプリムローズは、久しぶりに王都の邸にいる婚約者に会いに行っていた。
だけど、義姉クレアと婚約者ジャンのベッドインを目撃してしまい、婚約破棄されてしまったプリムローズ。
プレスコット伯爵家から追い出すための名目で、金持ちの子爵様に売られるも同然の後妻に入ることになったプリムローズ。
そんなある日、夜会で出会ったクライド・レイヴンクロフト次期公爵様から結婚をもうしこまれる。
しかし、クライドにはすでに親の決めた婚約者がおり、第2夫人でいいなら……と、言われる。
後妻に入るよりは、第2夫人のほうがマシかもとか思っていると、約束だ、と頬にキスをされた。
「必ず迎え入れる」と約束をしたのだ。
でも、クライドとのデートの日にプリムローズは来なかった。
約束をすっぽかされたと思ったクライドは、その日から一向にプリムローズと会うことはなかった。
時折出す手紙のやり取り。プリムローズがどうしたいのかわからないクライドは困惑していた。
そして、プレスコット家での現状を知り、クライドはプリムローズをプレスコット伯爵邸から連れ出し、グリモワールの塔に連れて行き……。
最初は、形だけの結婚のつもりかと思っていたのに、公爵様はひどく甘く、独占欲の固まりだった。
※以前投稿してました作品を【18歳Ver】に書き直したものです。
【完結】王子から婚約解消されましたが、次期公爵様と婚約して、みんなから溺愛されています
金峯蓮華
恋愛
ヴィオレッタは幼い頃から婚約していた第2王子から真実の愛を見つけたと言って、婚約を解消された。
大嫌いな第2王子と結婚しなくていいとバンザイ三唱していたら、今度は年の離れた。筆頭公爵家の嫡男と婚約させられた。
のんびり過ごしたかったけど、公爵夫妻と両親は仲良しだし、ヴィオレッタのことも可愛がってくれている。まぁいいかと婚約者生活を過ごしていた。
ヴィオレッタは婚約者がプチヤンデレなことには全く気がついてなかった。
そんな天然気味のヴィオレッタとヴィオレッタ命のプチヤンデレユリウスの緩い恋の物語です。
ゆるふわな設定です。
暢気な主人公がハイスペプチヤンデレ男子に溺愛されます。
R15は保険です。
「俺にしがみつくのはやめろ」と言われて恋が覚めたので、しがみつかずにリリースします。相容れないとほざくあなたは、今、私に捨てられましたわ
西野歌夏
恋愛
前世でフラれた記憶を思いだしたフローラ・ガトバンは、18歳の伯爵令嬢だ。今まさにデジャブのように同じ光景を見ていた。
エイトレンスのアルベルト王太子にまつわるストーリーです。
※の付いたタイトルは、あからさまな性的表現を含みます。苦手な方はお気をつけていただければと思います。
2025.5.29 完結いたしました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる