84 / 91
84.海賊島、再び
しおりを挟む
三日ほどでようやく身の回りのことができるようになって、退院することになった。
もちろんまだ完治はしていないが、お尋ね者の身の上でもあるし、なにより闇医者に近いこの病院の主にさっさと出て行けと追い出されてしまったのだ。
歩けると言う私の意見を無視してウィルは私を担ぎ上げ、その雑な運び方がなんだか懐かしくて笑ってしまった。
「もっと丁寧に運んでよね人攫い」
「もう俺のもんだっての」
船に降ろされて文句を言うと、シレっと言い返されて笑い合う。
体調のせいで思うようには動けなかったが、ようやくいつもの日常が戻ってきたのが嬉しかった。
船は一路海賊島を目指して進み、船内で毎日リハビリに励むうちに徐々に体力が戻っていった。
胸を貫いた銃弾はキレイに貫通し、急所をギリギリ避けていたために後遺症も残らないらしい。
船に残る傷跡は悲惨なものだったが、それも海賊島の造船所でピカピカに生まれ変わることだろう。
航行中は平穏で、大したトラブルもなくのんびりと進んだ。
アルは何もなかったみたいに私に話しかけてくれて、たまに冗談みたいに口説いてくる。
でもそれはいつもウィルがいる目の前でのことで、キレるウィルに楽しそうに笑うあたり、たぶんからかって遊んでいるのだろう。
一度二人で話す機会があった時にアルが教えてくれた。
ウィルは私の意識が戻る前に病院でアルと話をしたらしい。
内容は教えてくれなかったけれど、二人で楽しそうに喧嘩したり笑ったりしているのを見ていると、大丈夫なのだと思えた。
ウィルとの距離感は以前とさほど変わらず、やっぱり夢だったのかと錯覚しそうになる。
けれどいつもの夜間訪問時に、試しに好きよと言うと額にキスを返してくれる。
それだけでだいぶ舞い上がってしまう安い女だ。
抱く抱かないの話はどこにいってしまったのだろうと首を傾げることもあるが、ウィルがその気にならないのならばしょうがない。
ウィルに気持ちが伝わって、気持ちを返してもらえるというだけでかなり幸せな日々だった。
徐々に実感を得て、怪我も順調に良くなってきたところで海賊島に辿り着いた。
久しぶりの他海賊団との交流は騒がしく、昼間だと言うのに広場でみな酒瓶を片手にお祭り騒ぎだった。
船員たちは皆好き勝手に散らばって派手に飲みまくり、私も顔見知りの間を渡り歩いてハイペースで飲んだ。
海軍とドンパチを繰り広げたことや私が死にかけたことはいつの間にか広まっていて、前回知り合った人たちに物凄く心配されてしまった。
夕方になると、私たちの上陸を知りラナが駆けつけてくれた。
抱擁を交わし、聞かれるままに傷の具合を説明する。
彼女は私の服をあちこちめくって傷の状態を確かめながら、傷跡がなるべく残らないようにと様々なアドバイスをくれた。
「怪我しちまうのはしょうがないけどねぇ、なるべく綺麗にしときなよ」
「うん、気を付ける。ラナってすごい綺麗な身体してるもんね」
「うふ。まぁね。いつ何があるかわかんないからさぁ」
色気たっぷりに微笑まれて思わず赤面してしまう。
女から見ても十分に魅力的な女性なのだ。その艶やかさは衰えることを知らない。
「今日だってメンテナンスバッチリ。だから今夜あんたの船長借りていい?」
ラナが無邪気に聞いてくる。
海賊島に来るたびラナとそういうことをしていたのだろうから、彼女にとっては普通の質問なのだろう。
本当はすごく嫌だけど、私が大怪我をしたせいで前回の上陸でウィルは色街に行けていない。たぶんすごく溜まってるだろうし、私に食指が動かない以上はしょうがないことかなと、無理に笑顔を作った。
「どうぞどうぞ、ぴぇっ」
答えた瞬間に後ろ頭をパコンと引っ叩かれて妙な声が出る。
「どうぞじゃねぇ」
背後からウィルが出現してびくりと身体が強張った。
「おまえも分かってて聞くな」
「あはは。ウィルがどういう反応するか見たくて」
二人の会話がよく分からず首を傾げていると、ラナが意味深に笑みを深めた。
「目がね。ずっとレーナを追ってるから。独占欲まみれの」
「えっ」
「うるせぇほっとけ」
「前もなかなかアレだったけど、今は完全にやばいやつだわ」
「どういうことですか前ってなんですかやばいって何がですか」
なんだか重大な秘密を教えられているような気がして思いきり詰め寄ってしまう。
ラナはケラケラと笑って、ウィルは迷惑そうに顔を歪めた。
「いいからもうおまえこいつと喋んな。淫乱が移る」
「ちょっとウィル失礼よ⁉」
「別にあんた限定なら淫乱でもいいんじゃないの?」
ウィルの失言を気にした様子もなくラナが言う。
「ばぁかそういうのは自分で仕込むからいいんだろうが」
「へえっ?!」
ニヤニヤ笑いながらウィルが言って、私の腰を抱いて密着した。
動揺のあまり変な声を上げた私に、ラナが噴き出した。
「あー出た出た。周囲に所有者アピールですか」
「ったりめーだ。やらしい目でこいつ見やがってみんな殺すぞ」
据わった目で周囲見回しながらウィルが言う。
たぶん、ウィルもラナも見た目じゃ分からないけれど相当に酔っている。
「ま、しょうがないんじゃん? 随分色気出たもん。これでまだやってないんでしょ?」
「うん。やりたすぎて死にそう」
ため息をつきながら私の頭に頬を乗せて体重を掛けてくる。
会話の内容にアワアワしているのは私だけで、二人は大人な会話を私越しに繰り広げた。
「身体気遣ってってやつ? まったく殊勝になったもんだ」
「そう。純愛なんだ。かわいいだろ」
「いやめちゃくちゃ気持ち悪いわ」
私を抱きしめながら言うウィルに、ラナが言葉通りに心底気持ち悪そうに顔を歪めた。
「あの、なんていうかすごく居た堪れない気持ちなんですけど」
ウィルに巻き付かれて硬直したままなんとか発言をすると、二人がドッと笑い声をあげてようやく私を解放してくれた。
どうやら私は酒の肴にされたらしい。
セットでからかうなんて、まったくひどい人たちだ。
もちろんまだ完治はしていないが、お尋ね者の身の上でもあるし、なにより闇医者に近いこの病院の主にさっさと出て行けと追い出されてしまったのだ。
歩けると言う私の意見を無視してウィルは私を担ぎ上げ、その雑な運び方がなんだか懐かしくて笑ってしまった。
「もっと丁寧に運んでよね人攫い」
「もう俺のもんだっての」
船に降ろされて文句を言うと、シレっと言い返されて笑い合う。
体調のせいで思うようには動けなかったが、ようやくいつもの日常が戻ってきたのが嬉しかった。
船は一路海賊島を目指して進み、船内で毎日リハビリに励むうちに徐々に体力が戻っていった。
胸を貫いた銃弾はキレイに貫通し、急所をギリギリ避けていたために後遺症も残らないらしい。
船に残る傷跡は悲惨なものだったが、それも海賊島の造船所でピカピカに生まれ変わることだろう。
航行中は平穏で、大したトラブルもなくのんびりと進んだ。
アルは何もなかったみたいに私に話しかけてくれて、たまに冗談みたいに口説いてくる。
でもそれはいつもウィルがいる目の前でのことで、キレるウィルに楽しそうに笑うあたり、たぶんからかって遊んでいるのだろう。
一度二人で話す機会があった時にアルが教えてくれた。
ウィルは私の意識が戻る前に病院でアルと話をしたらしい。
内容は教えてくれなかったけれど、二人で楽しそうに喧嘩したり笑ったりしているのを見ていると、大丈夫なのだと思えた。
ウィルとの距離感は以前とさほど変わらず、やっぱり夢だったのかと錯覚しそうになる。
けれどいつもの夜間訪問時に、試しに好きよと言うと額にキスを返してくれる。
それだけでだいぶ舞い上がってしまう安い女だ。
抱く抱かないの話はどこにいってしまったのだろうと首を傾げることもあるが、ウィルがその気にならないのならばしょうがない。
ウィルに気持ちが伝わって、気持ちを返してもらえるというだけでかなり幸せな日々だった。
徐々に実感を得て、怪我も順調に良くなってきたところで海賊島に辿り着いた。
久しぶりの他海賊団との交流は騒がしく、昼間だと言うのに広場でみな酒瓶を片手にお祭り騒ぎだった。
船員たちは皆好き勝手に散らばって派手に飲みまくり、私も顔見知りの間を渡り歩いてハイペースで飲んだ。
海軍とドンパチを繰り広げたことや私が死にかけたことはいつの間にか広まっていて、前回知り合った人たちに物凄く心配されてしまった。
夕方になると、私たちの上陸を知りラナが駆けつけてくれた。
抱擁を交わし、聞かれるままに傷の具合を説明する。
彼女は私の服をあちこちめくって傷の状態を確かめながら、傷跡がなるべく残らないようにと様々なアドバイスをくれた。
「怪我しちまうのはしょうがないけどねぇ、なるべく綺麗にしときなよ」
「うん、気を付ける。ラナってすごい綺麗な身体してるもんね」
「うふ。まぁね。いつ何があるかわかんないからさぁ」
色気たっぷりに微笑まれて思わず赤面してしまう。
女から見ても十分に魅力的な女性なのだ。その艶やかさは衰えることを知らない。
「今日だってメンテナンスバッチリ。だから今夜あんたの船長借りていい?」
ラナが無邪気に聞いてくる。
海賊島に来るたびラナとそういうことをしていたのだろうから、彼女にとっては普通の質問なのだろう。
本当はすごく嫌だけど、私が大怪我をしたせいで前回の上陸でウィルは色街に行けていない。たぶんすごく溜まってるだろうし、私に食指が動かない以上はしょうがないことかなと、無理に笑顔を作った。
「どうぞどうぞ、ぴぇっ」
答えた瞬間に後ろ頭をパコンと引っ叩かれて妙な声が出る。
「どうぞじゃねぇ」
背後からウィルが出現してびくりと身体が強張った。
「おまえも分かってて聞くな」
「あはは。ウィルがどういう反応するか見たくて」
二人の会話がよく分からず首を傾げていると、ラナが意味深に笑みを深めた。
「目がね。ずっとレーナを追ってるから。独占欲まみれの」
「えっ」
「うるせぇほっとけ」
「前もなかなかアレだったけど、今は完全にやばいやつだわ」
「どういうことですか前ってなんですかやばいって何がですか」
なんだか重大な秘密を教えられているような気がして思いきり詰め寄ってしまう。
ラナはケラケラと笑って、ウィルは迷惑そうに顔を歪めた。
「いいからもうおまえこいつと喋んな。淫乱が移る」
「ちょっとウィル失礼よ⁉」
「別にあんた限定なら淫乱でもいいんじゃないの?」
ウィルの失言を気にした様子もなくラナが言う。
「ばぁかそういうのは自分で仕込むからいいんだろうが」
「へえっ?!」
ニヤニヤ笑いながらウィルが言って、私の腰を抱いて密着した。
動揺のあまり変な声を上げた私に、ラナが噴き出した。
「あー出た出た。周囲に所有者アピールですか」
「ったりめーだ。やらしい目でこいつ見やがってみんな殺すぞ」
据わった目で周囲見回しながらウィルが言う。
たぶん、ウィルもラナも見た目じゃ分からないけれど相当に酔っている。
「ま、しょうがないんじゃん? 随分色気出たもん。これでまだやってないんでしょ?」
「うん。やりたすぎて死にそう」
ため息をつきながら私の頭に頬を乗せて体重を掛けてくる。
会話の内容にアワアワしているのは私だけで、二人は大人な会話を私越しに繰り広げた。
「身体気遣ってってやつ? まったく殊勝になったもんだ」
「そう。純愛なんだ。かわいいだろ」
「いやめちゃくちゃ気持ち悪いわ」
私を抱きしめながら言うウィルに、ラナが言葉通りに心底気持ち悪そうに顔を歪めた。
「あの、なんていうかすごく居た堪れない気持ちなんですけど」
ウィルに巻き付かれて硬直したままなんとか発言をすると、二人がドッと笑い声をあげてようやく私を解放してくれた。
どうやら私は酒の肴にされたらしい。
セットでからかうなんて、まったくひどい人たちだ。
30
あなたにおすすめの小説
婚約者の本性を暴こうとメイドになったら溺愛されました!
柿崎まつる
恋愛
世継ぎの王女アリスには完璧な婚約者がいる。侯爵家次男のグラシアンだ。容姿端麗・文武両道。名声を求めず、穏やかで他人に優しい。アリスにも紳士的に対応する。だが、完璧すぎる婚約者にかえって不信を覚えたアリスは、彼の本性を探るため侯爵家にメイドとして潜入する。2022eロマンスロイヤル大賞、コミック原作賞を受賞しました。
大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!
古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。
その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。
『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』
昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。
領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。
一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――
「無能」と捨てられた少女は、神の愛し子だった――。 凍てつく北の地で始まる、聖獣たちと冷徹公爵による「世界一過保護な」逆転生活。
秦江湖
恋愛
魔法適性「鑑定」がすべてを決める、黄金の国ルミナリス。 名門ベルグラード公爵家の末娘アデリーンは、十五歳の鑑定式で、前代未聞の『鑑定不能(黒の沈黙)』を叩き出してしまう。
「我が家の恥さらしめ。二度とその顔を見せるな」
第一王子からは婚約破棄を突きつけられ、最愛の三人の兄たちからも冷酷な言葉とともに、極寒の地「ノースガル公国」へ追放を言い渡されたアデリーン。
着の身着のままで雪原に放り出された彼女が出会ったのは、一匹の衰弱した仔狼――それは、人間には決して懐かないはずの『伝説の聖獣』だった。
「鑑定不能」の正体は、魔力ゼロなどではなく、聖獣と心を通わせる唯一の力『調律師』の証。
行き倒れたアデリーンを救ったのは、誰もが恐れる氷の公爵ゼノスで……。
「こんなに尊い存在を捨てるとは、黄金の国の連中は正気か?」
「聖獣も、私も……お前を離すつもりはない」
氷の公爵に拾われ、聖獣たちに囲まれ、これまでの不遇が嘘のような「極上溺愛」を享受するアデリーン。
一方で、彼女を捨てた黄金の国は、聖獣の加護を失い崩壊の危機に直面していた。
慌ててアデリーンを連れ戻そうとする身勝手な王族たち。
しかし、彼らの前には「復讐」の準備を終えたアデリーンの兄たちが立ちはだかる。
「遅いよ。僕らのかわいい妹を泣かせた罪、一生かけて償ってもらうからね」
これは、すべてを失った少女が、真の居場所と愛を見つけるまでの物語。
鉄壁騎士様は奥様が好きすぎる~彼の素顔は元聖女候補のガチファンでした~
二階堂まや♡電書「騎士団長との~」発売中
恋愛
令嬢エミリアは、王太子の花嫁選び━━通称聖女選びに敗れた後、家族の勧めにより王立騎士団長ヴァルタと結婚することとなる。しかし、エミリアは無愛想でどこか冷たい彼のことが苦手であった。結婚後の初夜も呆気なく終わってしまう。
ヴァルタは仕事面では優秀であるものの、縁談を断り続けていたが故、陰で''鉄壁''と呼ばれ女嫌いとすら噂されていた。
しかし彼は、戦争の最中エミリアに助けられており、再会すべく彼女を探していた不器用なただの追っかけだったのだ。内心気にかけていた存在である''彼''がヴァルタだと知り、エミリアは彼との再会を喜ぶ。
そして互いに想いが通じ合った二人は、''三度目''の夜を共にするのだった……。
グリモワールの塔の公爵様【18歳Ver】
屋月 トム伽
恋愛
18歳になり、結婚が近いと思われたプリムローズは、久しぶりに王都の邸にいる婚約者に会いに行っていた。
だけど、義姉クレアと婚約者ジャンのベッドインを目撃してしまい、婚約破棄されてしまったプリムローズ。
プレスコット伯爵家から追い出すための名目で、金持ちの子爵様に売られるも同然の後妻に入ることになったプリムローズ。
そんなある日、夜会で出会ったクライド・レイヴンクロフト次期公爵様から結婚をもうしこまれる。
しかし、クライドにはすでに親の決めた婚約者がおり、第2夫人でいいなら……と、言われる。
後妻に入るよりは、第2夫人のほうがマシかもとか思っていると、約束だ、と頬にキスをされた。
「必ず迎え入れる」と約束をしたのだ。
でも、クライドとのデートの日にプリムローズは来なかった。
約束をすっぽかされたと思ったクライドは、その日から一向にプリムローズと会うことはなかった。
時折出す手紙のやり取り。プリムローズがどうしたいのかわからないクライドは困惑していた。
そして、プレスコット家での現状を知り、クライドはプリムローズをプレスコット伯爵邸から連れ出し、グリモワールの塔に連れて行き……。
最初は、形だけの結婚のつもりかと思っていたのに、公爵様はひどく甘く、独占欲の固まりだった。
※以前投稿してました作品を【18歳Ver】に書き直したものです。
【完結】王子から婚約解消されましたが、次期公爵様と婚約して、みんなから溺愛されています
金峯蓮華
恋愛
ヴィオレッタは幼い頃から婚約していた第2王子から真実の愛を見つけたと言って、婚約を解消された。
大嫌いな第2王子と結婚しなくていいとバンザイ三唱していたら、今度は年の離れた。筆頭公爵家の嫡男と婚約させられた。
のんびり過ごしたかったけど、公爵夫妻と両親は仲良しだし、ヴィオレッタのことも可愛がってくれている。まぁいいかと婚約者生活を過ごしていた。
ヴィオレッタは婚約者がプチヤンデレなことには全く気がついてなかった。
そんな天然気味のヴィオレッタとヴィオレッタ命のプチヤンデレユリウスの緩い恋の物語です。
ゆるふわな設定です。
暢気な主人公がハイスペプチヤンデレ男子に溺愛されます。
R15は保険です。
「俺にしがみつくのはやめろ」と言われて恋が覚めたので、しがみつかずにリリースします。相容れないとほざくあなたは、今、私に捨てられましたわ
西野歌夏
恋愛
前世でフラれた記憶を思いだしたフローラ・ガトバンは、18歳の伯爵令嬢だ。今まさにデジャブのように同じ光景を見ていた。
エイトレンスのアルベルト王太子にまつわるストーリーです。
※の付いたタイトルは、あからさまな性的表現を含みます。苦手な方はお気をつけていただければと思います。
2025.5.29 完結いたしました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる