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「あぁ。止まった、止まった。もうこれで安心だ。田中治といったね?中に入って何人いるか、確認しよう。そうすれば、フォールダークネスが何人いるかも、少しは分かるかもしれない。あ、君のお仲間さんも一緒に行こう。何をされるか分からない」
俺たちは、フォールダークネスの戦闘機に音もなく突撃した。中へ入ると、暗いばかりで、何も見えなかった。
「何も見えないな……ノヴィアは……いるわけないか。超ビビリだしな」
「あとでノヴィアに伝えておくのです」
「すみませんでした」
どんどん奥へ進んでいく。全然、人がいる気配がない。
「おかしいねぇ。フォールダークネスは組織の一部だ。だから、人がいないとかえって情報とかがだだ漏れになってしまうから絶対にいるはずなんだけどねぇ。皆幻想みる為に寝てしまったのかなぁ?」
「幻想って寝ながらみるものなんですか?」
「さあ。どうだろうねぇ。君も見てみるかい?気持ち良いと思うよ?」
「あ、大丈夫です……。間に合ってます」
「つれないねぇ。まあ、そういうところも君の取り柄だ。大事におしよ?」
「はい……」
絡み辛い……!超、超超超超!!絡み辛い!確かに、ナイトとか、いずみとか、ノヴィアとかも絡み辛い部分はあるけれど。しかも!この人が1番常識人だけれども!やっぱり絡み辛い!
「治!その顔はなんなのです?何か、絡み辛いな。みたいな顔をしているのです」
「は!?い、いやいや。何も!?」
「あぁ。いずみさん。そんな煽るようなこと言っても、僕は全部分かっているから。大丈夫だよ。すまないね。超絡み辛くて」
あ、終わった。終わりました。今日をもって、田中治の異世界生活終了しました。この人敵にまわしちゃいけない気がするし……。あとで、謝ったり今ここで誰かを助けたりしてなんとか名誉挽回を!!!
「シッ!!静まれ。なにか、音が聞こえないかい?何か、ヒールのような音だ」
確かに、コツコツとヒールで歩くような音が聞こえる。だが、暗闇でよく見えない。音だけで当てたのか?ユーリさんは……。すると、カチャリという音といずみの強張ったような声がほぼ同時に聞こえ、次に女の人の声が聞こえた。
「動くな。動いた時点で、この女の命を落とす」
はい。シリアス展開来ました。よりによってなんでいずみなんだ。ナイトは簡単に女の人だったら離せられるし、ユーリさんは男の大人だから、すぐに決着はつくし、俺でも少し抵抗したら避けられるのに。まさか、それを狙っての行動?
「大和いずみ……。お前の名は、ノヴィアからよく聞いていた。こんなところでフラフラしていたとはな」
「あ……。誰かと思えば、ルイナさんなのですね。お久しぶりなのです」
「その喋り方も昔そっくりだな。可哀想に」
ルイナ?ルイナって聞いたことがある。確か、誰かが言っていたような……。
「お姉ちゃん……!」
「いたのか。ノヴィア。ノヴィアは怖がりだからこんなところには来れないと思っていたが、案外怖くはなかったのか。作戦失敗だな」
「仲間の頭に銃が突き刺されている状態なんだから……来るに決まってる……」
「え?お姉さん?しかもルイナって……」
あぁ。言うように、いずみに拳銃を突き刺したまま、自己紹介を始めた。
「私の名はルイナ・ケイト・アルセーヌ。そこのノヴィアの姉だ。いつも妹がお世話になっていると言いたいところだが、生憎今は敵同時なのでね。よろしくとは言えない。暗闇で見えないかも知れないが、私は職業管理施設で働いている。1度は見たことがあるだろう」
すると、いずみを引き連れて俺の顔の近くまで、顔を持ってきた。……あ!受け付けのお姉さん!?なんでこんなことを!?
「受け付けのお姉さん?ですか?」
「ルイナと言ったであろうが。いちいち聞き返すな。面倒臭い。まあ、受け付けで挨拶くらいはしているが、本業ではない。本業はこのフォールダークネスを守る事だ。本業だと思ってバカな奴らが毎日毎日来ていたな。ああ。お前らの事だが」
は?いくらなんでも偏見酷いだろ。なんか、ノヴィアにはイラついたことはないが、姉の方は開始3分でもう相性が悪いという事だけ分かった。
「バカな奴らって……。それはそれはすみませんでしたね。ところで、ウチのいずみはいつ返してくれるのでしょう?」
「話の決着がつくまでだ。それまでに返すことは一切しない。絶対に」
「大丈夫なのです!私のことは放っておいて、逃げるのです!」
いずみーー!!!結構いずみ余裕ぶってるけど、余裕じゃないよね!?思いっきり震えてるよね!?大丈夫!ちゃんと助けるから……!
「話の決着が着いたら、返してくれるんですか?」
「それは、お前らの交渉次第だ。私がこいつを殺ると決めたら殺る。殺らないと決めたら返してやる」
えぇ……。なんて身勝手な。
「困ったねぇ。いずみさんを取り返せない。何かいい案はないのかい?」
「無いです。全く」
「治が俺を撃て!って言ったらどうなの?」
「俺も死んでいずみも死んだらどうすんだよ」
「それもそうね」
考えろ。毒舌女神。
「決着はつかないか……。ならば対戦するまでだ。こいつは逃げられないようにしておく。一対三でも良い。決着をつけるまでだ」
カチャリと弾を入れ替える音が聞こえる。それと同時に俺も剣を抜く。
「ただ遊んでも楽しく無いだろ?対戦というものは」
視界がもっと真っ暗になった。
「さあ。チェックメイト」
******
チェックメイトはチェスですが、私は百人一首派です。
俺たちは、フォールダークネスの戦闘機に音もなく突撃した。中へ入ると、暗いばかりで、何も見えなかった。
「何も見えないな……ノヴィアは……いるわけないか。超ビビリだしな」
「あとでノヴィアに伝えておくのです」
「すみませんでした」
どんどん奥へ進んでいく。全然、人がいる気配がない。
「おかしいねぇ。フォールダークネスは組織の一部だ。だから、人がいないとかえって情報とかがだだ漏れになってしまうから絶対にいるはずなんだけどねぇ。皆幻想みる為に寝てしまったのかなぁ?」
「幻想って寝ながらみるものなんですか?」
「さあ。どうだろうねぇ。君も見てみるかい?気持ち良いと思うよ?」
「あ、大丈夫です……。間に合ってます」
「つれないねぇ。まあ、そういうところも君の取り柄だ。大事におしよ?」
「はい……」
絡み辛い……!超、超超超超!!絡み辛い!確かに、ナイトとか、いずみとか、ノヴィアとかも絡み辛い部分はあるけれど。しかも!この人が1番常識人だけれども!やっぱり絡み辛い!
「治!その顔はなんなのです?何か、絡み辛いな。みたいな顔をしているのです」
「は!?い、いやいや。何も!?」
「あぁ。いずみさん。そんな煽るようなこと言っても、僕は全部分かっているから。大丈夫だよ。すまないね。超絡み辛くて」
あ、終わった。終わりました。今日をもって、田中治の異世界生活終了しました。この人敵にまわしちゃいけない気がするし……。あとで、謝ったり今ここで誰かを助けたりしてなんとか名誉挽回を!!!
「シッ!!静まれ。なにか、音が聞こえないかい?何か、ヒールのような音だ」
確かに、コツコツとヒールで歩くような音が聞こえる。だが、暗闇でよく見えない。音だけで当てたのか?ユーリさんは……。すると、カチャリという音といずみの強張ったような声がほぼ同時に聞こえ、次に女の人の声が聞こえた。
「動くな。動いた時点で、この女の命を落とす」
はい。シリアス展開来ました。よりによってなんでいずみなんだ。ナイトは簡単に女の人だったら離せられるし、ユーリさんは男の大人だから、すぐに決着はつくし、俺でも少し抵抗したら避けられるのに。まさか、それを狙っての行動?
「大和いずみ……。お前の名は、ノヴィアからよく聞いていた。こんなところでフラフラしていたとはな」
「あ……。誰かと思えば、ルイナさんなのですね。お久しぶりなのです」
「その喋り方も昔そっくりだな。可哀想に」
ルイナ?ルイナって聞いたことがある。確か、誰かが言っていたような……。
「お姉ちゃん……!」
「いたのか。ノヴィア。ノヴィアは怖がりだからこんなところには来れないと思っていたが、案外怖くはなかったのか。作戦失敗だな」
「仲間の頭に銃が突き刺されている状態なんだから……来るに決まってる……」
「え?お姉さん?しかもルイナって……」
あぁ。言うように、いずみに拳銃を突き刺したまま、自己紹介を始めた。
「私の名はルイナ・ケイト・アルセーヌ。そこのノヴィアの姉だ。いつも妹がお世話になっていると言いたいところだが、生憎今は敵同時なのでね。よろしくとは言えない。暗闇で見えないかも知れないが、私は職業管理施設で働いている。1度は見たことがあるだろう」
すると、いずみを引き連れて俺の顔の近くまで、顔を持ってきた。……あ!受け付けのお姉さん!?なんでこんなことを!?
「受け付けのお姉さん?ですか?」
「ルイナと言ったであろうが。いちいち聞き返すな。面倒臭い。まあ、受け付けで挨拶くらいはしているが、本業ではない。本業はこのフォールダークネスを守る事だ。本業だと思ってバカな奴らが毎日毎日来ていたな。ああ。お前らの事だが」
は?いくらなんでも偏見酷いだろ。なんか、ノヴィアにはイラついたことはないが、姉の方は開始3分でもう相性が悪いという事だけ分かった。
「バカな奴らって……。それはそれはすみませんでしたね。ところで、ウチのいずみはいつ返してくれるのでしょう?」
「話の決着がつくまでだ。それまでに返すことは一切しない。絶対に」
「大丈夫なのです!私のことは放っておいて、逃げるのです!」
いずみーー!!!結構いずみ余裕ぶってるけど、余裕じゃないよね!?思いっきり震えてるよね!?大丈夫!ちゃんと助けるから……!
「話の決着が着いたら、返してくれるんですか?」
「それは、お前らの交渉次第だ。私がこいつを殺ると決めたら殺る。殺らないと決めたら返してやる」
えぇ……。なんて身勝手な。
「困ったねぇ。いずみさんを取り返せない。何かいい案はないのかい?」
「無いです。全く」
「治が俺を撃て!って言ったらどうなの?」
「俺も死んでいずみも死んだらどうすんだよ」
「それもそうね」
考えろ。毒舌女神。
「決着はつかないか……。ならば対戦するまでだ。こいつは逃げられないようにしておく。一対三でも良い。決着をつけるまでだ」
カチャリと弾を入れ替える音が聞こえる。それと同時に俺も剣を抜く。
「ただ遊んでも楽しく無いだろ?対戦というものは」
視界がもっと真っ暗になった。
「さあ。チェックメイト」
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チェックメイトはチェスですが、私は百人一首派です。
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