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「お疲れ様です。田中治さん。貴方は今日をもって死人となりました。」
夜空の星がきらきらと輝いている真下で俺の人生は終幕となった。
「俺は、何故死んだのか覚えてないんですけど…」
「不慮の事故です(ハート)」
胡散臭い言われ方に少し腹が立ったが、まあ、俺はどう足掻こうと死んでいるわけで。全くそんな気はしないのだが。
「申し遅れました。私は死人をしかるべきところに送る役割をしております。女神ナイトと申します」
自分で女神とか言うんだ。今時の女神って。神話に出てくる女神は自分自身のこと女神って言うかな……?まあ、いいや。そこは置いておこう。
「死人となったら、どこに行くんですか?天国?」
「異世界です」
ファンタジックなことをいきなり言われ、驚いた。異世界て。ゲームの中でしか聞いたことないわ。ツッコミをいれつつ、固まっていると、ナイトさんが続けた。
「あなたを待っている方がいらっしゃいます……」
少しうつむきながら答えたナイトさんの目には涙が浮かんでいた。えぇ!?なんで!?なぜに泣く!?え、もしかして俺が泣かせた?いや、でも俺なんもしてないから!本当に!なんもしてないから!!!
「いや……あの!泣かないで……下さい!えっとえっと……俺に出来ることなんて何もないけど!」
「本当に覚えてないの……?本当に!本当に!?」
「え!?何をですか?」
泣いていても、混乱していても、夜空がこんなに美しいとは誰も思わなかったことだろう。星も月も、見ないことだろう。宇宙よ。俺を忘れないでくれ。凄い厨二っぽいが許してくれ。
「きっとナイトさんが言うに、俺は前の人生で何かしていたかもしれません。もしかしてだけど、あなたのヒーローになってたかもしれません」
「いや。それはないですね」
「即答すぎません?もう少し喋らせてください」
ドン引きされたその表情。なぜか、見たことがあるようで可笑しかった。まあ、いい。続けよう。これはもしもの話だ。引かれてもいい。どうせ1人で異世界へ行くんだ。今引かれていても良い。
「ヒーローにはならなくても、一緒に暮らしてたかも。或いは、敵となって戦ってたかも。恋も……してるかも……?これもないですかね!今はドン引きされても良いです!もう多分会わないし」
「いいえ……会います。必ず会います……会うのです」
震えながらナイトさんは言った。そして涙たっぷりに叫んだ。それは耳を疑うものだった。
「あなたに!!!……恋をしてから!ずっと……ずっとずっと……!一緒にいられたらって……思ってました。でも、現実は甘くなかったのです。今まであなたと一緒に暮らしてきたんですよ?敵じゃなくて、パーティーで一緒に戦ったんですよ?」
パーティー?あぁ。戦う方のか。
「田中治さん!あなたが好きです……好きです……」
女神は大きく息を吸って、輝く星の下で僕に向かって言った。
「大好きです」
生まれてこのかた、告白と言うものをされてこなかったクソ童○の俺を好きだと?いやいやいやいや。何か恋愛シミュレーションゲームの夢でも見ているのか俺は……。いい加減起きないと。でもまあ、夢ならもう少し遊んでもいいか。
「あ。でも勘違いしないで下さいいね?私が言っているのは好きだった。なので、今は違いますから」
は?
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああ!!!!!!???」
「あらぁ?もしかして、本気にしちゃいました?ごめんなさいねぇ。でも、現実は甘くないって言ったでしょう?よく考えれば、こんなクズみたいな男。私と釣り合うはずがないわ。少し、眼科にでも相談しに行こうかしら」
クソ女神!本人がいる前で!眼科に相談しに行くだと!?じゃあ行けよ!
「分かりました。もういいです。異世界へとっとと行きたいので、行かせてください」
「分かりました。では、異世界へ行くにあたって、パーティーメンバーを紹介しておきます。まずは私。ナイトです。さっき自己紹介したからまあ、ここはいいでしょう。次、ノヴィア・ケイト・アルセーヌ」
これまた洋風っぽいのがきたよ。すごいな。ノヴィア・ケイト・アルセーヌって。しかも異世界で……あれ?めっちゃ聞いたことある。名前。フラグ立つのか?ここで。
「そして最後に、大和いずみ以上3人があなたと共に異世界で暮らしていきます」
「1つ質問していいですか?」
「どうぞ」
最後の名前でピンときた。やはり、記憶は全部失われたわけではないんだな。逆にそれでよかった。また戻れるのだから。あの、なんでも詰まりながら話すノヴィアと、なのですが絶対に語尾にくるいずみ。思い出した。俺の前の記憶……。
「異世界生活というのは、最初から。という意味ですか?フォールダークネスだっけ?あれは倒さずに終わるってことですか?」
すると、ナイトさん……いや、ナイトはにっこりと笑って言った。
「いいえ。もう一度フォールダークネスと戦っていただきます」
******
1話のナイトの設定だと、おとなしい且つ可愛らしいという設定だったのですが、会を重ねるごとにどんどんキャラ崩壊していきました。今ではいずみちゃんをも超えるキャラの濃さです。
夜空の星がきらきらと輝いている真下で俺の人生は終幕となった。
「俺は、何故死んだのか覚えてないんですけど…」
「不慮の事故です(ハート)」
胡散臭い言われ方に少し腹が立ったが、まあ、俺はどう足掻こうと死んでいるわけで。全くそんな気はしないのだが。
「申し遅れました。私は死人をしかるべきところに送る役割をしております。女神ナイトと申します」
自分で女神とか言うんだ。今時の女神って。神話に出てくる女神は自分自身のこと女神って言うかな……?まあ、いいや。そこは置いておこう。
「死人となったら、どこに行くんですか?天国?」
「異世界です」
ファンタジックなことをいきなり言われ、驚いた。異世界て。ゲームの中でしか聞いたことないわ。ツッコミをいれつつ、固まっていると、ナイトさんが続けた。
「あなたを待っている方がいらっしゃいます……」
少しうつむきながら答えたナイトさんの目には涙が浮かんでいた。えぇ!?なんで!?なぜに泣く!?え、もしかして俺が泣かせた?いや、でも俺なんもしてないから!本当に!なんもしてないから!!!
「いや……あの!泣かないで……下さい!えっとえっと……俺に出来ることなんて何もないけど!」
「本当に覚えてないの……?本当に!本当に!?」
「え!?何をですか?」
泣いていても、混乱していても、夜空がこんなに美しいとは誰も思わなかったことだろう。星も月も、見ないことだろう。宇宙よ。俺を忘れないでくれ。凄い厨二っぽいが許してくれ。
「きっとナイトさんが言うに、俺は前の人生で何かしていたかもしれません。もしかしてだけど、あなたのヒーローになってたかもしれません」
「いや。それはないですね」
「即答すぎません?もう少し喋らせてください」
ドン引きされたその表情。なぜか、見たことがあるようで可笑しかった。まあ、いい。続けよう。これはもしもの話だ。引かれてもいい。どうせ1人で異世界へ行くんだ。今引かれていても良い。
「ヒーローにはならなくても、一緒に暮らしてたかも。或いは、敵となって戦ってたかも。恋も……してるかも……?これもないですかね!今はドン引きされても良いです!もう多分会わないし」
「いいえ……会います。必ず会います……会うのです」
震えながらナイトさんは言った。そして涙たっぷりに叫んだ。それは耳を疑うものだった。
「あなたに!!!……恋をしてから!ずっと……ずっとずっと……!一緒にいられたらって……思ってました。でも、現実は甘くなかったのです。今まであなたと一緒に暮らしてきたんですよ?敵じゃなくて、パーティーで一緒に戦ったんですよ?」
パーティー?あぁ。戦う方のか。
「田中治さん!あなたが好きです……好きです……」
女神は大きく息を吸って、輝く星の下で僕に向かって言った。
「大好きです」
生まれてこのかた、告白と言うものをされてこなかったクソ童○の俺を好きだと?いやいやいやいや。何か恋愛シミュレーションゲームの夢でも見ているのか俺は……。いい加減起きないと。でもまあ、夢ならもう少し遊んでもいいか。
「あ。でも勘違いしないで下さいいね?私が言っているのは好きだった。なので、今は違いますから」
は?
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああ!!!!!!???」
「あらぁ?もしかして、本気にしちゃいました?ごめんなさいねぇ。でも、現実は甘くないって言ったでしょう?よく考えれば、こんなクズみたいな男。私と釣り合うはずがないわ。少し、眼科にでも相談しに行こうかしら」
クソ女神!本人がいる前で!眼科に相談しに行くだと!?じゃあ行けよ!
「分かりました。もういいです。異世界へとっとと行きたいので、行かせてください」
「分かりました。では、異世界へ行くにあたって、パーティーメンバーを紹介しておきます。まずは私。ナイトです。さっき自己紹介したからまあ、ここはいいでしょう。次、ノヴィア・ケイト・アルセーヌ」
これまた洋風っぽいのがきたよ。すごいな。ノヴィア・ケイト・アルセーヌって。しかも異世界で……あれ?めっちゃ聞いたことある。名前。フラグ立つのか?ここで。
「そして最後に、大和いずみ以上3人があなたと共に異世界で暮らしていきます」
「1つ質問していいですか?」
「どうぞ」
最後の名前でピンときた。やはり、記憶は全部失われたわけではないんだな。逆にそれでよかった。また戻れるのだから。あの、なんでも詰まりながら話すノヴィアと、なのですが絶対に語尾にくるいずみ。思い出した。俺の前の記憶……。
「異世界生活というのは、最初から。という意味ですか?フォールダークネスだっけ?あれは倒さずに終わるってことですか?」
すると、ナイトさん……いや、ナイトはにっこりと笑って言った。
「いいえ。もう一度フォールダークネスと戦っていただきます」
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1話のナイトの設定だと、おとなしい且つ可愛らしいという設定だったのですが、会を重ねるごとにどんどんキャラ崩壊していきました。今ではいずみちゃんをも超えるキャラの濃さです。
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