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第一章「各々の悩み」
第133話 梓織の名案?
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しばらくするとイサベルが寝間着に着替えてやって来た。相変わらず目は真っ赤に腫れている。
「ハーブティー、淹れたから飲みましょう。さ、座って」
「…………ええ」
窓際の小さなテーブルの上でガラス製のポットを揺らしながら誘うと梓織の向かいの椅子にイサベルが腰を下ろした。
「もういいかしら?」
ポットの中で白と黄色のカモミールがレモン色に染まったお湯の中で舞っている。
トポトポと音を立てながら白磁のカップにお茶を注いでいく。
「ほら、飲んで少し落ち着きましょ。蜂蜜は?入れる?」
「ううん、大丈夫」
「そう、じゃあ、はい」
梓織はハーブティーを注いだカップをソーサーに載せるとイサベルの前に差し出した。
「…………いただきます」
片手でソーサーを持ち、もう片方の手でカップを持ち上げる。湯気と共にふわりと青林檎のような爽やかな香りが漂う。
「ん…………」
カップの縁に口をつけてゆっくりと傾ける。湯冷めした身体を温めつつ、心を落ち着かせてくれる優しい味がした。
「どう?少しは落ち着いた?」
梓織が穏やかな声で聞いてきた。
「ええ…………少し、ね…………ありがとう」
そう言いながら梓織を見ると小さいスプーンでカップの中に蜂蜜を垂らしているところだった。
「伏見くんに貰ったのよ、これ。あの人、色々植物を育てているみたいだけどどこで育ててるのかしらねー」
スプーンでハーブティーをかき混ぜながら、イサベルの顔を見る。すると、イサベルは少し顔を赤くしながらカップの中をジッと見つめていた。
「ベル?」
「…………っ!?な、何かしら!?」
「ううん、何でもないわ」
「そ、そう…………」
それから五分ほど、二人は黙ってハーブティーを飲んだ。部屋の中に静かな時間が流れる。
イサベルはパタパタと手で赤くなっていた顔に風を送っている。その表情は少し前と違い、完全に恋する乙女のそれだ。
(…………この子、もう少しどうにかならないものかしら本当に)
イサベルの顔を見ていた梓織の目から一瞬、優しさが消えて、据わった。
イサベル=イブン=ガビロールと言う少女の他人からの評価は基本的に”知的”、”クール”、”しっかり者”、”文武両道の完璧超人”と言ったものだが、それは極々表面的なものに過ぎない。少し深く付き合うだけで、イサベルはそんな人間ではないということがすぐに分かる。
前提として、大勢の彼女に対する評価は大方間違っていないと断っておこう。そのうえで、イサベルはイメージ通りの人間ではない。
まず、イサベルは基本的に中身が乙女である。
思い人のこととなると何というか、少し駄目になってしまう。視覚的な様子を言葉で表すとすれば”ふにゃふにゃ”になってしまうのだ。
ついでに言っておくと私服は機能性重視だが持っている小物や家具はお洒落で可愛らしいものが多い。
余談になるがイサベルはたまに日記帳を記している。
梓織も中身は見たことはないがふにゃふにゃしながら書いているので内容は何となく察している。
次にイサベルは隠し事があまり得意ではない。
イサベルが伏見双魔に気があることは梓織を中心として付き合いのある人間のほとんどにはバレているのだが本人は全くバレていないと思っているのだ。
双魔本人の前では澄ました顔をしているのだが、双魔がいないところで双魔の話題になると途端に乙女が顔を出すのだ。頬が紅潮し、語気が弾んでとても楽しそうにしている。
今、梓織の目の前のイサベルは乙女モードだが、それもハーブティーが双魔の自家製だと聞いた瞬間からだ。
(伏見くんの前でもこういうところを見せてくれればいいんだけど…………)
梓織の見立てでは双魔は決して鈍感な人間ではない。こういうところを見せれば少しはイサベルを意識してくれるはずだ。
(…………まあ、そう上手くはいかないわよね…………奥手なのもベルのいい所だし…………って、まさか…………この落ち込みよう…………まさか、その線?)
はたと梓織の脳中に一つの推論が立った。目の前のイサベルは完全に落ち着きを取り戻している。こちらから話を振ってみてもいいだろう。
そう思った梓織はティータイムを支配する沈黙を打ち破った。
「ねえ、ベル」
「……なに?」
丁度、ソーサーをテーブルの上に置いたイサベルと目が合った。イサベルはきょとんとした表情を浮かべている。
そこを、梓織は一切の躊躇なく、己の推論を言葉の刃へと変えて切り込んだ。
「さっきの電話、お見合いか何かの話じゃない?違う?」
「っ!?……………………」
イサベルがあおの濃紺の瞳を見開いた。そして、すぐに顔に影が差し、下を向いてしまった。
「…………当たりね」
「…………梓織に隠し事は出来ないわね……それとも術でも使った?」
梓織は”他心通”という術を使うことが出来る。所謂”読心術”だ。イサベルはそのことを言ったのだろう。
梓織は口元に笑みを浮かべると、ゆっくりと首を横に振った。
「ベルのことなんて術を使うまでもないわ。フフフ……貴女、分かりやすいもの」
「…………そうかしら?自分ではそんなつもりはないのだけれど…………」
「それに、私たちのような家柄で、このくらいの年なら良く聞く話よ」
梓織の笑みをみてイサベルの表情もいくらか柔らかくなった。話を聞くなら今だ。そう思って梓織は再び切り込んだ。
「それで?お見合い、するんでしょう?相手は?知ってる人?」
「ううん、知らない人よ。お父様のお友達の息子さんだって。近いうちに顔を合わせるだろうって言ってたわ……」
「そう……断るのは難しいのかしら?」
「そうね……お父様の顔に泥を塗るのは本意じゃないわ。ガビロール家としても一方的に断るわけにはいかないわ……」
「日時と場所は?」
「来週末にロンドンのホテルですって…………お父様も来るらしいわ」
「ガビロール家の当主が?それはなかなかね…………」
イサベルの父、キリル=ベン=イブン=ガビロールはイサベルの祖国であるイスパニア王国でも屈指の魔術師で世界の上位百人の魔術師に与えられる”枢機卿”の称号を保持している。
愛娘のお見合いのためとはいえ、それだけの理由であるとは考えにくい。
「まあ、裏の話はいいとして、ベル、貴女お見合いにはいきたくないんでしょう?」
「それは…………ええ、もちろんよ」
それでも、自分はゴーレム使役術の大家ガビロール家の令嬢で次期当主だ。断るわけにはいかない。
一度、俯いて、そして、梓織の顔を見て「仕方ないもの、行くだけいってみるわ」そう、言おうとした時だった。
目に移った梓織の真剣な表情に言葉を失う。梓織のこんな表情は滅多に見なかった。
「ベル、仕方ないから行くなんて思ってないでしょうね?」
「………………」
またもや、心の中を見透かされて言葉が出ない。喉が強張った。
そこに、矢継ぎ早に梓織は言葉を繰り出す。
「駄目よ!絶対に駄目!こういうのは行ったら外堀を埋められてしまうの。行くにしても台無しにするくらいの何か用意しておかなくちゃ!それに、多分だけど、さっきお父さんに好きな人でもいるのか?って聞かれなかった?」
「い、言われたわ…………」
有無を言わさぬ迫力にイサベルはこくりと首を縦に振るしかない。
イサベルの答えを聞いた梓織の目は怪しく煌めき、口元にもまた怪しげな笑みを浮かべた。
「貴女、一人っ子だったわよね?」
「え、ええ…………」
「フフフフ…………よかったわね、これで貴女の勝ちは確定よ!後は……」
梓織が言葉を続けようとしたその時、二人のスマートフォンが同時に鳴いた。メールの着信音だ。
二人は同時に画面を確認する。その内容は金曜日の授業の担当講師代行についてだった。
「いいタイミングね!ベル、伏見くんの力を借りましょう!」
突然、話に思い人が再登場したせいかイサベルの目が白黒した。
「ど、どど、どうしてそこでそ、双魔君が出てくるのかしら!?」
「いいから、いいから…………私に任せておきなさい…………フフフ……フフフフフフ!」
梓織の笑みに圧倒されるイサベル。
魔術大家のご令嬢の運命や如何に。その結果は天上に気高くに浮かび、地上を照らす月にも分からない。
「ハーブティー、淹れたから飲みましょう。さ、座って」
「…………ええ」
窓際の小さなテーブルの上でガラス製のポットを揺らしながら誘うと梓織の向かいの椅子にイサベルが腰を下ろした。
「もういいかしら?」
ポットの中で白と黄色のカモミールがレモン色に染まったお湯の中で舞っている。
トポトポと音を立てながら白磁のカップにお茶を注いでいく。
「ほら、飲んで少し落ち着きましょ。蜂蜜は?入れる?」
「ううん、大丈夫」
「そう、じゃあ、はい」
梓織はハーブティーを注いだカップをソーサーに載せるとイサベルの前に差し出した。
「…………いただきます」
片手でソーサーを持ち、もう片方の手でカップを持ち上げる。湯気と共にふわりと青林檎のような爽やかな香りが漂う。
「ん…………」
カップの縁に口をつけてゆっくりと傾ける。湯冷めした身体を温めつつ、心を落ち着かせてくれる優しい味がした。
「どう?少しは落ち着いた?」
梓織が穏やかな声で聞いてきた。
「ええ…………少し、ね…………ありがとう」
そう言いながら梓織を見ると小さいスプーンでカップの中に蜂蜜を垂らしているところだった。
「伏見くんに貰ったのよ、これ。あの人、色々植物を育てているみたいだけどどこで育ててるのかしらねー」
スプーンでハーブティーをかき混ぜながら、イサベルの顔を見る。すると、イサベルは少し顔を赤くしながらカップの中をジッと見つめていた。
「ベル?」
「…………っ!?な、何かしら!?」
「ううん、何でもないわ」
「そ、そう…………」
それから五分ほど、二人は黙ってハーブティーを飲んだ。部屋の中に静かな時間が流れる。
イサベルはパタパタと手で赤くなっていた顔に風を送っている。その表情は少し前と違い、完全に恋する乙女のそれだ。
(…………この子、もう少しどうにかならないものかしら本当に)
イサベルの顔を見ていた梓織の目から一瞬、優しさが消えて、据わった。
イサベル=イブン=ガビロールと言う少女の他人からの評価は基本的に”知的”、”クール”、”しっかり者”、”文武両道の完璧超人”と言ったものだが、それは極々表面的なものに過ぎない。少し深く付き合うだけで、イサベルはそんな人間ではないということがすぐに分かる。
前提として、大勢の彼女に対する評価は大方間違っていないと断っておこう。そのうえで、イサベルはイメージ通りの人間ではない。
まず、イサベルは基本的に中身が乙女である。
思い人のこととなると何というか、少し駄目になってしまう。視覚的な様子を言葉で表すとすれば”ふにゃふにゃ”になってしまうのだ。
ついでに言っておくと私服は機能性重視だが持っている小物や家具はお洒落で可愛らしいものが多い。
余談になるがイサベルはたまに日記帳を記している。
梓織も中身は見たことはないがふにゃふにゃしながら書いているので内容は何となく察している。
次にイサベルは隠し事があまり得意ではない。
イサベルが伏見双魔に気があることは梓織を中心として付き合いのある人間のほとんどにはバレているのだが本人は全くバレていないと思っているのだ。
双魔本人の前では澄ました顔をしているのだが、双魔がいないところで双魔の話題になると途端に乙女が顔を出すのだ。頬が紅潮し、語気が弾んでとても楽しそうにしている。
今、梓織の目の前のイサベルは乙女モードだが、それもハーブティーが双魔の自家製だと聞いた瞬間からだ。
(伏見くんの前でもこういうところを見せてくれればいいんだけど…………)
梓織の見立てでは双魔は決して鈍感な人間ではない。こういうところを見せれば少しはイサベルを意識してくれるはずだ。
(…………まあ、そう上手くはいかないわよね…………奥手なのもベルのいい所だし…………って、まさか…………この落ち込みよう…………まさか、その線?)
はたと梓織の脳中に一つの推論が立った。目の前のイサベルは完全に落ち着きを取り戻している。こちらから話を振ってみてもいいだろう。
そう思った梓織はティータイムを支配する沈黙を打ち破った。
「ねえ、ベル」
「……なに?」
丁度、ソーサーをテーブルの上に置いたイサベルと目が合った。イサベルはきょとんとした表情を浮かべている。
そこを、梓織は一切の躊躇なく、己の推論を言葉の刃へと変えて切り込んだ。
「さっきの電話、お見合いか何かの話じゃない?違う?」
「っ!?……………………」
イサベルがあおの濃紺の瞳を見開いた。そして、すぐに顔に影が差し、下を向いてしまった。
「…………当たりね」
「…………梓織に隠し事は出来ないわね……それとも術でも使った?」
梓織は”他心通”という術を使うことが出来る。所謂”読心術”だ。イサベルはそのことを言ったのだろう。
梓織は口元に笑みを浮かべると、ゆっくりと首を横に振った。
「ベルのことなんて術を使うまでもないわ。フフフ……貴女、分かりやすいもの」
「…………そうかしら?自分ではそんなつもりはないのだけれど…………」
「それに、私たちのような家柄で、このくらいの年なら良く聞く話よ」
梓織の笑みをみてイサベルの表情もいくらか柔らかくなった。話を聞くなら今だ。そう思って梓織は再び切り込んだ。
「それで?お見合い、するんでしょう?相手は?知ってる人?」
「ううん、知らない人よ。お父様のお友達の息子さんだって。近いうちに顔を合わせるだろうって言ってたわ……」
「そう……断るのは難しいのかしら?」
「そうね……お父様の顔に泥を塗るのは本意じゃないわ。ガビロール家としても一方的に断るわけにはいかないわ……」
「日時と場所は?」
「来週末にロンドンのホテルですって…………お父様も来るらしいわ」
「ガビロール家の当主が?それはなかなかね…………」
イサベルの父、キリル=ベン=イブン=ガビロールはイサベルの祖国であるイスパニア王国でも屈指の魔術師で世界の上位百人の魔術師に与えられる”枢機卿”の称号を保持している。
愛娘のお見合いのためとはいえ、それだけの理由であるとは考えにくい。
「まあ、裏の話はいいとして、ベル、貴女お見合いにはいきたくないんでしょう?」
「それは…………ええ、もちろんよ」
それでも、自分はゴーレム使役術の大家ガビロール家の令嬢で次期当主だ。断るわけにはいかない。
一度、俯いて、そして、梓織の顔を見て「仕方ないもの、行くだけいってみるわ」そう、言おうとした時だった。
目に移った梓織の真剣な表情に言葉を失う。梓織のこんな表情は滅多に見なかった。
「ベル、仕方ないから行くなんて思ってないでしょうね?」
「………………」
またもや、心の中を見透かされて言葉が出ない。喉が強張った。
そこに、矢継ぎ早に梓織は言葉を繰り出す。
「駄目よ!絶対に駄目!こういうのは行ったら外堀を埋められてしまうの。行くにしても台無しにするくらいの何か用意しておかなくちゃ!それに、多分だけど、さっきお父さんに好きな人でもいるのか?って聞かれなかった?」
「い、言われたわ…………」
有無を言わさぬ迫力にイサベルはこくりと首を縦に振るしかない。
イサベルの答えを聞いた梓織の目は怪しく煌めき、口元にもまた怪しげな笑みを浮かべた。
「貴女、一人っ子だったわよね?」
「え、ええ…………」
「フフフフ…………よかったわね、これで貴女の勝ちは確定よ!後は……」
梓織が言葉を続けようとしたその時、二人のスマートフォンが同時に鳴いた。メールの着信音だ。
二人は同時に画面を確認する。その内容は金曜日の授業の担当講師代行についてだった。
「いいタイミングね!ベル、伏見くんの力を借りましょう!」
突然、話に思い人が再登場したせいかイサベルの目が白黒した。
「ど、どど、どうしてそこでそ、双魔君が出てくるのかしら!?」
「いいから、いいから…………私に任せておきなさい…………フフフ……フフフフフフ!」
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