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*芽依side*
海翔さんと付き合うようになってから初めての週末を迎えた。
この一週間
仕事を終えると、
当たり前のように海翔さんの居る動物病院へと向かう。
海翔さんに
「ただいま!」
って、声をかけると、
「あぁ、おかえり」
って、私の大好きな落ち着いた低くて優しい声で、いつも出迎えてくれる。
そして、
海翔さんの部屋に一緒に帰ってからは夕飯の準備も一緒にして。
殆ど毎日…仕事以外の時間を一緒に過ごすようになった。
海翔さんの言葉は相変わらず素っ気なくて短いものなんだけど…、
出逢った時に比べれば、表情や雰囲気がとても柔らかいものになった気がする。
精一杯…大事にする……って言ってくれた通り、
本当に大事にしてくれてるのが解る。
だからかな……?
私はいつも海翔さんに甘えたくなってしまう……。
でも、
そんな私のことを…
海翔さんはいつも優しく甘やかしてくれるから…
欲張りな私は、もっともっと甘えたくなってしまう……。
少し前までは
いつか、呆れられて…
嫌われるんじゃないかって不安で堪らなかったのに……。
自分でも笑っちゃうくらい単純だなって思う。
***
金曜日
休憩時間をいつものように休憩室で優と過ごしていると、
優がお気に入りのファッション雑誌をパラパラと捲りながらモデルのことを話し始めた。
「今月の表紙のRikaって、綺麗だよね?いーなー、顔もスタイルも完璧だし、憧れるなぁ」
「優って、表紙になった人のこといつも言ってない?今度はどの人?」
お弁当を食べ終えて、
カフェオレを飲んでいた私は、叉かと思いながらも聞いてみた。
ミーハーな優は、
このての話しが大好物だから、語りだしたら長くなるから、
本当は聞きたくないんだけど…、
聞かなかったら機嫌が悪くなるからだ。
ちなみに、
海翔さんのお母さんのことは優には言ってはいない。
大騒ぎして、サインを貰って来てとかって言われそうだから。
それに、海翔さんは海翔さん。
お母さんが何をしている人であろうと、
そんなことは関係のないことだって思うから……。
「もー、芽依ってホント、こーいうの興味ないよね?
知らない?Rika。最近CMにも出てるんだけど!」
スッゴく呆れたように言われてしまったけど、
知らないから仕方ないじゃない!
口にはせずに、心の中で毒づいてみた。
「この人がRika。
ほら、スッゴく綺麗でしょ?
観たことない筈ないんだけどなぁ」
優がRikaってモデルの人を指差しながら、
私の目の前に差し出してきた。
そこには、
同じ人間なのかと疑ってしまう程の八頭身の綺麗な大人の女の人が微笑んでいた。
顏なんかとてもちっさくて。
本当に華やかで均整のとれた目鼻立ちをしていて。
長くてしなやかに伸びた手脚を惜しげもなく披露している。
優が言ってた通り全てが完璧だった。
「わぁ、ホントに綺麗な人だね。
でも初めて見たような気がするんだけどなぁ…」
素直に思ったことを口にすると、
「忘れてるんじゃない?
もう、芽依って獣医さんのことに夢中で、なんにも見えてないんじゃないの!?あー、やだやだ、色ボケしちゃってぇ」
呆れてた表情から一変、ニヤニヤしながら言ってくる優。
「……色ボケって酷くない?
興味ないから仕方ないじゃん…」
なんて優に抗議はするけど、
実際…優の言う通り、
海翔さんと一緒に過ごすようになってからは、
ただ傍に居るだけで楽しくて。
確かに……朝と寝る前にニュースを観るぐらいでテレビなんて観なくなっていた。
海翔さんと付き合うようになってから初めての週末を迎えた。
この一週間
仕事を終えると、
当たり前のように海翔さんの居る動物病院へと向かう。
海翔さんに
「ただいま!」
って、声をかけると、
「あぁ、おかえり」
って、私の大好きな落ち着いた低くて優しい声で、いつも出迎えてくれる。
そして、
海翔さんの部屋に一緒に帰ってからは夕飯の準備も一緒にして。
殆ど毎日…仕事以外の時間を一緒に過ごすようになった。
海翔さんの言葉は相変わらず素っ気なくて短いものなんだけど…、
出逢った時に比べれば、表情や雰囲気がとても柔らかいものになった気がする。
精一杯…大事にする……って言ってくれた通り、
本当に大事にしてくれてるのが解る。
だからかな……?
私はいつも海翔さんに甘えたくなってしまう……。
でも、
そんな私のことを…
海翔さんはいつも優しく甘やかしてくれるから…
欲張りな私は、もっともっと甘えたくなってしまう……。
少し前までは
いつか、呆れられて…
嫌われるんじゃないかって不安で堪らなかったのに……。
自分でも笑っちゃうくらい単純だなって思う。
***
金曜日
休憩時間をいつものように休憩室で優と過ごしていると、
優がお気に入りのファッション雑誌をパラパラと捲りながらモデルのことを話し始めた。
「今月の表紙のRikaって、綺麗だよね?いーなー、顔もスタイルも完璧だし、憧れるなぁ」
「優って、表紙になった人のこといつも言ってない?今度はどの人?」
お弁当を食べ終えて、
カフェオレを飲んでいた私は、叉かと思いながらも聞いてみた。
ミーハーな優は、
このての話しが大好物だから、語りだしたら長くなるから、
本当は聞きたくないんだけど…、
聞かなかったら機嫌が悪くなるからだ。
ちなみに、
海翔さんのお母さんのことは優には言ってはいない。
大騒ぎして、サインを貰って来てとかって言われそうだから。
それに、海翔さんは海翔さん。
お母さんが何をしている人であろうと、
そんなことは関係のないことだって思うから……。
「もー、芽依ってホント、こーいうの興味ないよね?
知らない?Rika。最近CMにも出てるんだけど!」
スッゴく呆れたように言われてしまったけど、
知らないから仕方ないじゃない!
口にはせずに、心の中で毒づいてみた。
「この人がRika。
ほら、スッゴく綺麗でしょ?
観たことない筈ないんだけどなぁ」
優がRikaってモデルの人を指差しながら、
私の目の前に差し出してきた。
そこには、
同じ人間なのかと疑ってしまう程の八頭身の綺麗な大人の女の人が微笑んでいた。
顏なんかとてもちっさくて。
本当に華やかで均整のとれた目鼻立ちをしていて。
長くてしなやかに伸びた手脚を惜しげもなく披露している。
優が言ってた通り全てが完璧だった。
「わぁ、ホントに綺麗な人だね。
でも初めて見たような気がするんだけどなぁ…」
素直に思ったことを口にすると、
「忘れてるんじゃない?
もう、芽依って獣医さんのことに夢中で、なんにも見えてないんじゃないの!?あー、やだやだ、色ボケしちゃってぇ」
呆れてた表情から一変、ニヤニヤしながら言ってくる優。
「……色ボケって酷くない?
興味ないから仕方ないじゃん…」
なんて優に抗議はするけど、
実際…優の言う通り、
海翔さんと一緒に過ごすようになってからは、
ただ傍に居るだけで楽しくて。
確かに……朝と寝る前にニュースを観るぐらいでテレビなんて観なくなっていた。
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