異世界転生〜女の子庇ったらなんか魔人になっちゃいました。

第五話加入

決闘終了後タケルとヤマンはウィルの部屋に招かれていた。
「いやー　まさかあんな凄い戦いを見せられるとはわからんかったわい。」
「よく言うな、　あの後ボコボコにした癖に。」
そう決闘終わった後タケルは調子に乗ってしまい。　ウィルに決闘を申し込み。
ウィルがその申し込みを受け取り、　タケル対ウィルの勝負はウィルが一歩も動かずに。
タケルをボコボコにしてタケルがそのまま気絶してしまった。

タケルの心臓はそれを見て鼻で笑ったのは内緒である。

「いやーーあれはタケル君が悪くないかい?」
「うるせーー！」
タケルはリーズを倒して調子に乗っていた事を自覚している。
つい調子に乗ってウィルに勝負を仕掛けた結果ボコボコにされたが。
「それにしてもウィルさんだっけ? あんた強いんだな。」
タケルがそう言うとウィルはフォフォと笑う
「当たり前じゃ、　何せわしは原初の魔人の1人じゃからな。」
ウィルがそう言った時タケルは「原初の魔人？それはなんだ?」　っと言うとヤマンが口を開いた。

「原初の魔人とはこの世の一番最初の4人の魔人達のことだ。　
それでここのグランドマスターのウィルはその原初の魔人のうちの1人だ。
原初は人間だった頃、　初代龍神マロスの臓器移植を受けた10人の内6人はは龍神の魔力に耐えることができずに死亡した。　そしてそこから龍神の魔力に耐えることができた4人は魔人となりそこら魔人になる人たちが多くなり始め原初の4人達の後にできた魔人達は最初の4人達を原初の魔人と呼ぶようになった。」

タケルはそれを聞くとなるほどなと口には出さず心の中に呟いた。
タケルは思ったどうりで強いわけだと、　多分あの強さは単純の強さだけじゃない。
何十年何百年経験や鍛錬を積んでこのウィルという至高の強さに至れるのだろう。

そんな強さを持っているウィルさんに俺は少し舐めた態度をとってしまった。

「ウィルさんあの時はすまないな随分舐めた態度とって」
タケルがそう言うと、　ウィルはタケルの顔を見て「フォフォ、　別にそんな気にしておらんわ」
と言うタケルはその言葉を聞いてそうか、　ならよかった。」とだけいい再びウィルの方真剣な眼差しで見る。

「ウィルさん、　俺魔斬っていう組織入ります。　なんでこれからよろしくお願いしますマスター」
タケルが頭を下げてそういうとウィルとヤマンは嬉しそうな顔をする。
だけど少し暗い表情もしたような気がするがすぐ喜びの表情に変え
「フォフォ、　よかろう、　これからよろしく頼むタケル君」と言う。
その言葉を聞いたタケルは頭を上げ嬉しそうな眼差しを見せ
「よろしくお願いします！」
と言いタケルの魔人組織、　魔斬加入が決定した。





《タケルが部屋を出て5分後》

「フォフォ、　フォフォ、　タケル君はもう行ったかね？　ナ・ル・ミ・君?」
ウィルがそう言うとウィルの後ろにある絵から黄色の髪をして少し鋭い目をした女性が出てくる。
そしてウィルの前に膝を突き。
「はい…… さっきタケル殿とヤマン殿がテレポート部屋に戻るのをこの目ではっきり見ました。」
とナルミがそう言う。　ウィルはそう聞いて「そうか」と呟き天井を見る。

「おそらく、　いや……もうすぐ、　人間と魔人と魔物の三大戦争が始まる。　我々はその戦争で絶対に魔蔵を潰さないといかん。　おそらく魔蔵は全勢力をつけてわし達を潰しにかかるじゃろう。　もし魔蔵と戦うことになったら無事では済まされんじゃろう。」

ウィルがそう言うとナルミは「はい……」と小さく答える。
「わしはその戦争であやついや、　ドミナと決着をつける。
その時もしわしが死んだら……「おやめください！！　あなたが死ぬなんて……、　冗談でも許しません！。　貴方は私たちにとって最も大切な存在です。　たとえ貴方がドミナと戦うとなったのなら私たちも一緒に命をかけ、、、　一緒に死にます……」

ナルミは涙を流しながら必死にウィルが言おうとした事に反対をする。
ウィルはそんなナルミを見て「そうじゃな……」と言い立ち上がる。
「ナルミ君！　魔蔵を討つ」
ウィルがそう短く言うとナルミは立ち上がり再び肘を地面につけ。
「ハハっ！」
そう言いウィルはいつも行っている花畑の別荘に移動した。