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第六話内容

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魔人組織、 魔斬に加入して数分俺と闇医者は前に居た病室に戻った。
そして俺は家に帰りたいため退院の準備を勝手に始める。
「おや? タケル君はもう帰るのかな? 」
俺が自分の荷物を近くにあった袋の中に入れていると突然後ろから闇医者にそう入れた。
俺は「あぁはい、 多分親が心配してるので」それを聞いた闇医者がふぅんと興味なそうに言う。
俺はそんな闇医者に「興味ねぇなら聞くな」とだけ言い俺は荷物を袋に入れる。

袋に荷物を入れ終わったら俺は闇医者の方を向き魔斬の活動について教えてもらう為声をかける
「なぁ、 俺魔斬入ったんだよな?」
俺がそう言うと闇医者は「うん、 そうだよ」と返答する。

「ならさぁ 俺これから何をすればいいんだ? 魔斬って仕事あるのか?」
そう言うと闇医者は「あっ! そうだった説明し忘れてた!」と言い部屋を出る。
俺は頭に? を浮かべながら闇医者が帰ってくるのを待つ。
そして数分後ぐらいにスーツケースを右手でもって左手で紙を握って俺の元に戻ってきた。

「はぁー疲れた」と言いながら右手に持っていたスーツケースを俺に投げる。
俺は投げられたスーツケースをキャッチし闇医者を見て「これは?」と問う。

「このスーツケースは! 周りから顔や体を隠すための衣装が入っている、 魔斬のみんなはこの中に入ってる衣装を使って仕事に行っている。」
なるほど顔バレとかの為か、 まぁ確かに魔人ってバレたら大変な事になるしな。
それに家族や友人達にも被害が出るかもしれないしな。 

「なるほどな、 でも仕事は何をすればいいんだ?」
俺はスーツケースよりも魔斬の仕事についての方が興味が湧いた。
「うーん、 仕事は主に魔物討伐と魔蔵の討伐だね、 仕事は大体このスーツケースの中に衣装と
一緒に入っている伝送魔法機から仕事の命令が来るよ。」
ほうほう、 なるほど伝送魔法機は現世で言う携帯電話みたいなものか、 それと仕事内容は魔物討伐と魔蔵の討伐ねぇー、、、 うん?「魔蔵の討伐?」と俺が口に出すと闇医者は「そうそう」と言いながら話を始め出した。

「魔蔵ってね魔人だけがいるんじゃないのは知ってるでしょ?」
闇医者がそう言うと俺は首を縦に振るう。 
確かに前聞いたはずだと魔人や人間がいる組織だと言っていたはず

「それでね、 実は言い忘れたんだけど魔蔵の組織には魔物も入っているの」
今の言葉を聞いて俺は、 はっ? 何言ってんだこいつと言う顔になった。
いやうや魔物?  魔物ってコミニュケーションできんの? えっじゃこんにちはて言ったらこんにちはって返ってくれるかもしれないのか? あーでも なんかそれはそれで嫌だな。

取り敢えず「ど言う事だ?」と闇医者に言う。
そうすると闇医者は椅子に座り説明を始める。
「えーとね、 魔蔵っていう組織は魔人が作った組織ではないんだ。
魔蔵という組織は魔神オルムが作り上げた組織なんだ……そして魔蔵は組織が三つに分かれている。

まず一つは魔人ドミナを中心とし人間達を魔人しこちら側につける組織|魔創魔創ルビ
二つ目は人間クルスス・パトロンを中心とし人間の医者や回復そして情報を集める人間の組織人寄。
三つ目は魔王セルキムーアを中心とした知能が高く喋れたり人間になったりできそして人間達を次々と殺戮していく組織魔帝。

そしてこの三つを支配するのが魔神オルムだ。」
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