R18 愛or復讐 あなたならどっち? 

モア

文字の大きさ
10 / 19
3章

激しい攻守☆ご注意

しおりを挟む
 「どういうつもり?」
 
 「企んでいないさぁ、俺は純粋に君自身に興味が湧いた」

 「君の噂はずっと、聞いていたよ」

 ラビット族に新しく姫が誕生したらしい。

 しかも、かなり腕利きで強いらしい。

 そのことが人間たちにまで広まっていたとは…。

 「私をここに閉じ込めてどうするの?」

 「殺したいのなら殺せば?」

 死にたくない、これは強がりだ。

 お母さんがいない世界なんて私には必要ないんだ。

 亡くなったから心に秘めていた。

 自分がここまで無力だったことに。

 「君は殺しはしない」

 「代わりに殺す人はいる」

 「だ、誰だ?!そいつを殺すなら私を…」

 「フィーリン革命軍だ」

 いま、何て…?

 「知っているの?」

 「あぁ、あいつらの勢力は脅威だからな。そうだ、俺たちと手を組まないか?」

 どうやら、この檻は私が逃げ出すのを防ぐためにであったらしい。

 「そうしたら、あなたたちは私たちことをバカにしない?自由に生きる権利がほしい。何もしていないのに、風評を広めないでほしい」

 これが、一族の姫として私が出来ること。

 「分かった、条件を呑もう。だか…」

 ぐいっと、距離を近づけさせて…。

 チュッ。

 「?!」

 初キスがぁ…。

 「初めてだったのに」

 落ち込む私に対してソラリスは…。

 「ほぅ、初めてか…。なら良いな。俺の妻となれっ」

 え?

 つ、妻?

 それって結婚?!

 「でも、わたしはラビット族…」

 そうだ、人間とは違うんだ…。

 「そんなことは、関係ない。俺は君自身に惚れたんだ。そこには人種なんて関係ない、誰が言おうが俺は君を一生愛して離れないように閉じ込めたい」

 ん?病んでるの?閉じ込めたいとか。
 一瞬、身震いをした。

 そうか、20歳以上の姫で歴代で遅くに結婚した人はいなかった。みんな早くに結婚している。

 「まずは、と、友達からでも?」

 誰とも付き合ったことの無かった私にはその返しで精一杯だった。
 しかも、人間との恋なんて…。

 「あ、あとそれよりも」

 「どうした?」

 「檻から出してください」

 す、すまないと何とか無事に出れた。

 「あ!」

 その時、ふと思い出した。

 「時計屋さんからもらったペンダント…」

 願いを3つまで叶えてくれる。

 人間になってみたいかも…。

 でも、私だけが人間になっても残されたみんなは…?

 これをどう活用すべきか…考えていたら。

 「君に会わせたい人がいる」

 ソラリスは、そう言ってある1人の少年を連れてきた。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています

藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。 結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。 聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。 侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。 ※全11話 2万字程度の話です。

病弱な彼女は、外科医の先生に静かに愛されています 〜穏やかな執着に、逃げ場はない〜

来栖れいな
恋愛
――穏やかな微笑みの裏に、逃げられない愛があった。 望んでいたわけじゃない。 けれど、逃げられなかった。 生まれつき弱い心臓を抱える彼女に、政略結婚の話が持ち上がった。 親が決めた未来なんて、受け入れられるはずがない。 無表情な彼の穏やかさが、余計に腹立たしかった。 それでも――彼だけは違った。 優しさの奥に、私の知らない熱を隠していた。 形式だけのはずだった関係は、少しずつ形を変えていく。 これは束縛? それとも、本当の愛? 穏やかな外科医に包まれていく、静かで深い恋の物語。 ※この物語はフィクションです。 登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。

ヤンデレにデレてみた

果桃しろくろ
恋愛
母が、ヤンデレな義父と再婚した。 もれなく、ヤンデレな義弟がついてきた。

屈辱と愛情

守 秀斗
恋愛
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。

不倫妻への鎮魂歌 ―サレ夫が選んだ、最も残酷で静かな復讐―

MisakiNonagase
大衆娯楽
「サレ夫、再生。不倫妻、転落。──その代償は、あまりに重い。」 「嘘で塗り固めた20年より、真実で歩む明日がいい。」 失って初めて気づく、守られていた日々の輝き。 46歳の美香にとって、誠実な夫と二人の息子に囲まれた生活は、退屈で窮屈な「檻」だった。若い男からの甘い誘惑に、彼女は20年の歳月を投げ打って飛び込んだ。 しかし、彼女が捨てたのは「檻」ではなく「聖域」だったのだ。 不倫、発覚、離婚、そして孤独。 かつての「美しい奥様」が、厚化粧で場末のスナックのカウンターに立つまでの足取りと、傷つきながらも真実の幸福を掴み取っていく夫・徹の再生を描く。 家族とは何か、誠実さとは何か。一通の離婚届が、二人の人生を光と影に分かつ。

処理中です...