R18 愛or復讐 あなたならどっち? 

モア

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6章

2つ目の願い

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 「サンタリウスが…」
  
 何とサンが…。負傷してしまって呼吸混乱となっていたのだ。

 「どうして、サンが」

 聞けば、庇うためにだそうだ。

 (自分の身を削り、守り抜く)

 サンらしいかも、、

 ちらっとペンダントを見ると、数字で2と書かれていた。

 これはどうやら残り2回の願い事という意味らしい。

 サンを助けたい。多くの人が亡くなっている中自分のわがままだけで通すのはダメかもしれないけど…。
どうしても…。いつも近くから私を見守ってくれていた。過保護だけど、悩み事とか相談にも乗ってくれて感謝しかない。

 また、一緒に笑い合えたりする日々を送りたいの…

 このペンダントは死人には使えないらしく使うならいまだ…!

 私は重症のサンの前にたち、手をかざす…。

 すると…

 「げふっ、うっ…」
 
 なんと、サンが息を吹き返したのだった。

 「ここは…」

 「私だよ?わかる?」

 どうやらこのペンダントも私と同じ想いだったらしく…

 「ペンダントがあなたを救ってくれたの」

 ほんとに、大切な友達を救ってくれてありがとう。


 「残り1回かぁ…」

 最後の1つの願いは何にしようかと辺りを歩き始めながら言う。

 「あ、あのさぁ…」

 「動いて大丈夫なの?」

 サンが、松葉杖でこちらにきた。

 「大丈夫だよ?それよりもシェアリーに伝えたいことがあるんだ」

 「分かった」

 何となくこれから何を言うのか分かった気がした。

 でも、私はサンは大切だけど気持ちに応えることは…

 「俺…シェアリーが最初姫となると分かったときどうこれから接すれば良いのかわからなかった。当然、位も離れてしまうしでも、君は俺に対等に接してくれて…。叶わないことはわかっているが…好きなんだ」

 「ごめんね…。気持ちはほんとに嬉しいけど。私には好きな人がいるの」

 「もしかして、王のソラリスか?」

 

 「な、なななな、なんで分かるのよ」

 「幼なじみの勘かな…」

 お、恐るべし

 その様子を遠くから…

ソラリス「…」

 そしてスタスタ…

 2人の様子が気になってつい、

 「あ、ソラリス!」

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