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2話
お姉ちゃん…。
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ただ一人を除いて…。
王女候補の双子の姉のリサ。
彼女は、妹が大好きでいくらミイナが悪者扱いされても一人だけ否定し続けた。
「今日もミイナは可愛いね。ずっと、あなたのそばにいる」
ただそんな時、姉のリサが何かの流行り病を患ってしまい寝込むようになる。
「お姉ちゃん…」
ドンドン!ドンドンドン!
リサの病室の扉が叩かれる。
「そこにいるのは、分かってる。ミイナ、お前早く出てこい!」
お姉ちゃんに迷惑をかけたく無いと思ってミイナは、大人達に大人しく着いていく。
たどり着いた先は、牢屋。
「ここに暫く入っておけ」
兵士に連れられて頑丈な建物に捕らえられたミイナ。
「私は、何も悪くない。悪いのは全部自分勝手な事を考える大人達だ…」
その体にはいくつもの痣があり虐待を受けていた。
「こんな人生楽しくない。もっとお姉ちゃんと一緒に笑い合いたい」
蹲って目を閉じる。
「皆、私のことをバカにする」
(許せない)
そう思い始めた。
やっとの事で外へ出ることを許されたミイナだったが、姉の容態が気になり部屋に行こうとするが姉から面会を拒否されたのだ。
「そ、そんな…」
唯一の味方だった姉が自分を拒んでしまう。
王女候補の双子の姉のリサ。
彼女は、妹が大好きでいくらミイナが悪者扱いされても一人だけ否定し続けた。
「今日もミイナは可愛いね。ずっと、あなたのそばにいる」
ただそんな時、姉のリサが何かの流行り病を患ってしまい寝込むようになる。
「お姉ちゃん…」
ドンドン!ドンドンドン!
リサの病室の扉が叩かれる。
「そこにいるのは、分かってる。ミイナ、お前早く出てこい!」
お姉ちゃんに迷惑をかけたく無いと思ってミイナは、大人達に大人しく着いていく。
たどり着いた先は、牢屋。
「ここに暫く入っておけ」
兵士に連れられて頑丈な建物に捕らえられたミイナ。
「私は、何も悪くない。悪いのは全部自分勝手な事を考える大人達だ…」
その体にはいくつもの痣があり虐待を受けていた。
「こんな人生楽しくない。もっとお姉ちゃんと一緒に笑い合いたい」
蹲って目を閉じる。
「皆、私のことをバカにする」
(許せない)
そう思い始めた。
やっとの事で外へ出ることを許されたミイナだったが、姉の容態が気になり部屋に行こうとするが姉から面会を拒否されたのだ。
「そ、そんな…」
唯一の味方だった姉が自分を拒んでしまう。
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