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第二章
十三話 爽快坂道虎の巻!
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ずっと続く海沿いの平坦な道。
ひなびた田舎の風景。
ドカンちゃんはとても気分よくサイクリングを楽しんだ。
「どんがーどんがガラガラガッタ!どんがーどんがガラガラガッタ!
ちーかーん~ちゃんのおー通りだい!
にーんきーモノのおーとおりだい!
とーなりの幻術逃避をやっつけて、
そのまた隣の事故非丁をやっつけて、
そのまた隣の腐苦尖やあつけて~
ど~かんちゃんが笑って、えっさっさ、ほいさっさ~
カンカン烏のや~たがらす~!」
チカンちゃんは買い物かごの中で颯爽と風を受けて
ご機嫌で鼻歌をうたった。
あんまり遠くまで行きすぎるとお宿がないと困るので、
この日は長浜で宿泊。
おばあさんが経営している民家みたいな旅館だった。
「や~、ようこんなヘンピなとこ来なさって。
こんなとこ、何にもないよ~」
おばあさんが言った。
「でも旅館をされてるということは、お客さんは来られるんでしょ」
「そやなあ、ここは釣りのお客さんがこられるんよ、お魚はよう釣れるからねえ」
そう言っておばあさんはニッコリと笑った。
宿泊費は朝ご飯あわせて五千円。
安い!
次の朝、早朝にドカンちゃんとチカンちゃんは出発した。
そこからは、長浜の横を流れている川をさかのぼって大洲まで行った。
大洲の町はいかにもヒナビタ田舎町な感じで、ものすごく風情があった。
町中では見られない古風な建物。これこそ、日本の原風景だなと
ドカンちゃんは思った。
とても古き良き時代の日本が残っている感じがした。
この大洲では夏には、愛媛県でも有名な大花火大会が開催されるらしい。
大洲にはお城があったみたいだけど、ドカンちゃんは気づかずに通り過ぎてしまった。
そのまま国道197号線沿いに八幡浜へ。
八幡浜に行く道は途中がら緩やかな下り坂になった。
すごく爽快に自転車が走る。
「ひゃっはー!気持ちイー!」
チカンちゃんが叫ぶ。
と、その時、隣を猛スピードの車が通り過ぎた。
あ!
避けようとしてドカンちゃんは自転車を道路の端によせる。
そこは砂地だった。
ズザザザザーッ!
タイヤが横滑りして、危うくこけそうになるが、
ドカンちゃんは必死に足で踏ん張った。
「うはーっ!びっくりしたなあもう!」
タイヤがパンクしていた。
ドカンちゃんはタイヤを外し、チューブを見てみる。
チューブはハデに縦に裂けていた。
こういう事があるから、パンク修理キットではなく
チューブ丸ごと換えるよう自転車屋さんが
助言してくれたんだとこの時分かった。
自転車のタイヤ修理キットを使う場合、
水をつかって、タイヤチューブのどこに
穴があいているかもしらべないといけない。
だけど、山の中なんかだと水が手に入らない。
日頃から持ち歩いていると、いざという時
体力を消耗して危険だ。荷物は少しでも少なくしておかないと。
ドカンちゃんがタイヤの修理をしている時、
チカンちゃんは退屈しているようで電線に止まっている雀を見ていた。
「あ、電線にスズメが~いっぱい止まってってた、
それはフッカフッカ肥っていってね、メタボスズメ、モッフモフ、
ホイホイホイホイ!おっとっとっと、ホイホイホイホイ!おっとっとっと!
あ、チュンチュンチュン!チュンチュンチュン!」
チカンちゃんは歌いながら踊った。
「はい、修理が終わったよ」
「何もアクシデントは無かったね!」
「そうだね、本当にあった事だからね、
私が小説を書くときにもこの通に書くよ」
「そうだね、リアルだね!」
チカンちゃんがニッコリ笑った。
ドカンちゃんが周囲を見回す。
「なんか今、すごくテンションが上がってるんだけど、
ちょっとはじけちゃってもいいかな?」
「いいよ!私しか見てないから!あとで、ここで起こったエピソードを
小説に書く時を想定して、
想像力を爆発させるんだよ!小説を読んでいるお友達を萌え萌えさせるために、
本当にやるんだ!ハリキルンバ、マンボッ、ウッ!」
チカンちゃんが煽る。
ドカンちゃんはゴクリとツバを飲む。
「よ、よし!いっくぞーっ!
き……キャピキャピピ~ン!ボ……ボクはみんなのアイドル、ドカンちゃんナリでござる!
てへへ。みんなボクの小説を読んで今日もキュンキュンしてるでござるか?」
ハーッっとドカンちゃんは息を吐く。
恥ずかしくて鼻の頭が真っ赤になっている。
大きく息を吸う。
「みなさーん!今日もお仕事お疲れサマー!この曲を聴いて、
いっぱい、いっぱい元気を貰って、いやされちゃってくださーい!
「ハイッ!ハイッ!ハイッ!よお!ハイッ!ハイッ!ハイッ!よお!」
チカンちゃんが自転車の前かごの中で手拍子をうつ。
「いっくよーっ!爽快坂どかどかぴょ~ん!!
爽快坂道虎の巻!爽快坂道虎の巻!
爽快的な自転車旅行を望むなら願いは下り坂!
爽快坂道虎巻!爽快坂道虎の巻!その~ままの地形でいて~
途中でアップダウンとかしないで~」
ドカンちゃんがご機嫌で歌った。
自転車は風を切って、一気に八幡浜まで突っ走った。
ひなびた田舎の風景。
ドカンちゃんはとても気分よくサイクリングを楽しんだ。
「どんがーどんがガラガラガッタ!どんがーどんがガラガラガッタ!
ちーかーん~ちゃんのおー通りだい!
にーんきーモノのおーとおりだい!
とーなりの幻術逃避をやっつけて、
そのまた隣の事故非丁をやっつけて、
そのまた隣の腐苦尖やあつけて~
ど~かんちゃんが笑って、えっさっさ、ほいさっさ~
カンカン烏のや~たがらす~!」
チカンちゃんは買い物かごの中で颯爽と風を受けて
ご機嫌で鼻歌をうたった。
あんまり遠くまで行きすぎるとお宿がないと困るので、
この日は長浜で宿泊。
おばあさんが経営している民家みたいな旅館だった。
「や~、ようこんなヘンピなとこ来なさって。
こんなとこ、何にもないよ~」
おばあさんが言った。
「でも旅館をされてるということは、お客さんは来られるんでしょ」
「そやなあ、ここは釣りのお客さんがこられるんよ、お魚はよう釣れるからねえ」
そう言っておばあさんはニッコリと笑った。
宿泊費は朝ご飯あわせて五千円。
安い!
次の朝、早朝にドカンちゃんとチカンちゃんは出発した。
そこからは、長浜の横を流れている川をさかのぼって大洲まで行った。
大洲の町はいかにもヒナビタ田舎町な感じで、ものすごく風情があった。
町中では見られない古風な建物。これこそ、日本の原風景だなと
ドカンちゃんは思った。
とても古き良き時代の日本が残っている感じがした。
この大洲では夏には、愛媛県でも有名な大花火大会が開催されるらしい。
大洲にはお城があったみたいだけど、ドカンちゃんは気づかずに通り過ぎてしまった。
そのまま国道197号線沿いに八幡浜へ。
八幡浜に行く道は途中がら緩やかな下り坂になった。
すごく爽快に自転車が走る。
「ひゃっはー!気持ちイー!」
チカンちゃんが叫ぶ。
と、その時、隣を猛スピードの車が通り過ぎた。
あ!
避けようとしてドカンちゃんは自転車を道路の端によせる。
そこは砂地だった。
ズザザザザーッ!
タイヤが横滑りして、危うくこけそうになるが、
ドカンちゃんは必死に足で踏ん張った。
「うはーっ!びっくりしたなあもう!」
タイヤがパンクしていた。
ドカンちゃんはタイヤを外し、チューブを見てみる。
チューブはハデに縦に裂けていた。
こういう事があるから、パンク修理キットではなく
チューブ丸ごと換えるよう自転車屋さんが
助言してくれたんだとこの時分かった。
自転車のタイヤ修理キットを使う場合、
水をつかって、タイヤチューブのどこに
穴があいているかもしらべないといけない。
だけど、山の中なんかだと水が手に入らない。
日頃から持ち歩いていると、いざという時
体力を消耗して危険だ。荷物は少しでも少なくしておかないと。
ドカンちゃんがタイヤの修理をしている時、
チカンちゃんは退屈しているようで電線に止まっている雀を見ていた。
「あ、電線にスズメが~いっぱい止まってってた、
それはフッカフッカ肥っていってね、メタボスズメ、モッフモフ、
ホイホイホイホイ!おっとっとっと、ホイホイホイホイ!おっとっとっと!
あ、チュンチュンチュン!チュンチュンチュン!」
チカンちゃんは歌いながら踊った。
「はい、修理が終わったよ」
「何もアクシデントは無かったね!」
「そうだね、本当にあった事だからね、
私が小説を書くときにもこの通に書くよ」
「そうだね、リアルだね!」
チカンちゃんがニッコリ笑った。
ドカンちゃんが周囲を見回す。
「なんか今、すごくテンションが上がってるんだけど、
ちょっとはじけちゃってもいいかな?」
「いいよ!私しか見てないから!あとで、ここで起こったエピソードを
小説に書く時を想定して、
想像力を爆発させるんだよ!小説を読んでいるお友達を萌え萌えさせるために、
本当にやるんだ!ハリキルンバ、マンボッ、ウッ!」
チカンちゃんが煽る。
ドカンちゃんはゴクリとツバを飲む。
「よ、よし!いっくぞーっ!
き……キャピキャピピ~ン!ボ……ボクはみんなのアイドル、ドカンちゃんナリでござる!
てへへ。みんなボクの小説を読んで今日もキュンキュンしてるでござるか?」
ハーッっとドカンちゃんは息を吐く。
恥ずかしくて鼻の頭が真っ赤になっている。
大きく息を吸う。
「みなさーん!今日もお仕事お疲れサマー!この曲を聴いて、
いっぱい、いっぱい元気を貰って、いやされちゃってくださーい!
「ハイッ!ハイッ!ハイッ!よお!ハイッ!ハイッ!ハイッ!よお!」
チカンちゃんが自転車の前かごの中で手拍子をうつ。
「いっくよーっ!爽快坂どかどかぴょ~ん!!
爽快坂道虎の巻!爽快坂道虎の巻!
爽快的な自転車旅行を望むなら願いは下り坂!
爽快坂道虎巻!爽快坂道虎の巻!その~ままの地形でいて~
途中でアップダウンとかしないで~」
ドカンちゃんがご機嫌で歌った。
自転車は風を切って、一気に八幡浜まで突っ走った。
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