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五十七話 反逆の時
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王国は猫側の動きをほぼ把握していた。
スパイ組織も充実している。
今回の作戦は、ボストン北西に位置するコンコードにあった、反乱軍の武器庫を襲撃して
反乱勢力を無力化することが目的であす。
反乱軍は「自由の猫達」という組織名を名乗り、王国軍に反抗していた。
俺たちの部隊はレキシントンで反乱軍と遭遇。
ドカンちゃんが竹物差ソードを振りかざして的中に突撃し、散々に蹴散らした。
しかし、こちらにも負傷者が出たため、負傷者を後方へ送るための幌馬車を用意してくれるよう
王国の官僚に依頼したが、官僚側は経費節減を理由に、人数分の幌馬車を用意せず、
一台の幌馬車でピストン輸送するよう命令を出した。
そんなことをしていては、重傷者は症状が重篤化する。
俺が直接官僚と話しをすることにした。
官僚はドブネズミだった。目が真っ赤なドブネズミ。
「君の言わんとすることは分かる。
どうしても用意してほしいというなら、このプレートを持っている士官分だけは
幌馬車を用意しよう。ただし、プライマリーバランスを保つために、
君たちへの食糧と弾薬の供給は削減するがいいかね」
そう言ってドブネズミは自分の胸につけた「anywhere」というプレートを
うれしそうに見せびらかせた。
これは役付きに配布されるプレートだ。
軍であれば、少尉以上、官僚であれば、キャリア官僚以上である。
「承知しました。私たちへの補給は減らしてもかまいません」
「おうそうかい、じゃあ勝手にしろ」
そう言うと、ドブネズミは侮蔑の笑みを浮かべた。
幌馬車はなんとか三台用意できた。
そこに負傷した将校も兵士も一緒に積めるだけ積んで後方に送ろうとした。
門のところで憲兵のハツカネズミが止める。
「ちょっとまて、積載量を超える荷物を積んでいる。
違反切符を切るから、ちょっと待ってろ」
「それどころじゃないんだ。早くしないと死ぬ!」
俺は怒鳴った。
「そういってもね、法律は順守せねばならん」
そうしているうちに、伝令のドブネズミが来てハツカネズミに耳打ちする。
「これは将校専用の幌馬車だそうだな。兵士は全部下ろせ」
「そんな無茶な。みんな私の兵士です。それに、乗れるんだから
載せてもいいでしょ。今は緊急事態なんです。法律がどうとか言ってる場合じゃないでしょ」
「いやなら、全部没収するよ」
ハツカネズミはニタニタ笑いながら、そう言った。
「承知しました。兵士は下ろします! 」
俺は敬礼して、兵士を下ろし、将校だけを後方に運んだ。
「すまない」
俺がそう言うと、兵隊はニッコリ笑った。
文句を言うんじゃなくて笑った。
俺は目からポロポロと涙が出た。
俺は負傷して動けない兵士を野原に置き去りにして隊に戻った。
新しく二個中隊が到着し、コンコードに向かう討伐隊が編成された。
討伐隊は、反乱軍の夜襲を警戒し、その日はその場に駐屯することになった。
夜中、野営しているテントに援軍の下士官が面会を求めて来訪した。
当してみると、それは虎柄の髪の毛をしている女の子、トラ子だった。
大学の同級生だ。
「おお、久しぶりじゃないか、トラ子」
トラ子はいきなり俺の顔を平手打ちした。
バチーンと大きな音がする。
「ぶっ殺すぞてめえ!」
クーガーが激怒してトラ子に襲い掛かろうとする。
「やめろ!」
俺は厳しい声でクーガーを制止した。
「おい、なぜ負傷した兵士を野原に置き去りにしているんだ」
「幌馬車がたりない。後方に兵士を輸送したら戻ってきてピストン輸送する」
「嘘つけ、後方で士官を下ろした幌馬車は別の輸送任務にあたらせられてたぞ、
この人でなしめ」
「なに! それは知らん。 バカな」
「とぼけるな」
「とぼけてはいない」
「どうする、あの兵士たちはこのままじゃ死ぬぞ」
「負傷者を護衛しながら俺の部隊は後方に撤退する」
「無駄だな、敵前逃亡で縛り首になるぞ」
「じゃあどうしろってんだ! 」
「トラ子は眉をひそめた」
「実はな……私の部隊とメインの部隊は、指揮官の寝首をかいて部隊を乗っ取り、
前後からお前の部隊を襲う手筈になっている。
だがな、お前は悪い奴じゃない。話せば、必ず私たちの意見に賛同してくれると思っている。
王国から派遣されたクソ官僚のドブネズミどもは、自分の出世のためにミシシッピー河の
河川工事を停止し、水害で多くの猫が死んだ。あいつらは、私たち地方出身者の下士官の
胸や尻をさわりほうだい、見下してバカにして嘲笑している。
クソドブネズミどもがこの植民王国を無茶苦茶にしている。
このままでは、この国は破滅だ。戦うしかない。
どうする。私を反乱軍として、ここで殺すか? 」
俺は腕組みをした。
経費節減と言ってドブネズミの官僚どもが散々砂防ダムや河川工事を怠り、
多くの人が死んでいることは知っていた。
農業は利益のでる茶葉やタバコばかりを生産し、もし冷害がでたら、多くの民が餓死する。
あきらかに予算削減で多くの人命が奪われているのに、官僚どもは
私利私欲の出世競争に目がくらみ、予算を削減し、
自分たちは立場の弱い下士官の女性たちにセクハラしている。
汚職し、金を懐に入れ、庶民が生活できなくなるような重税を課している。
それは、国家財政の危機であり、増税しなければ、
国が破綻すると官僚たちは説明していた。
しかし、官僚たちは己の命を惜しみ、北の隣国に媚びを売り、
増税で得た金貨3千枚をそのままそっくり賠償金として北に
みつごうとしていた。
官僚たちはこれ以上北と闘わなくていいことを喜び、
世界が自分たちの平和的努力をほめたたえていると
国民に説明していた。
俺はチラリとヤスケを見た。
「お心のままに」
ヤスケは言った。
クーターは黙ったまま充血した目で俺を凝視している。
ドカンちゃんは……
俺の目をじっと見てゆっくりとうなずいた。
チカンちゃんもうなづく。
「よし」
俺はとら子に手をさしだした。
「おお! 」
とら子が手を差し出す。
俺はとら子とがっしり握手をかわした。
スパイ組織も充実している。
今回の作戦は、ボストン北西に位置するコンコードにあった、反乱軍の武器庫を襲撃して
反乱勢力を無力化することが目的であす。
反乱軍は「自由の猫達」という組織名を名乗り、王国軍に反抗していた。
俺たちの部隊はレキシントンで反乱軍と遭遇。
ドカンちゃんが竹物差ソードを振りかざして的中に突撃し、散々に蹴散らした。
しかし、こちらにも負傷者が出たため、負傷者を後方へ送るための幌馬車を用意してくれるよう
王国の官僚に依頼したが、官僚側は経費節減を理由に、人数分の幌馬車を用意せず、
一台の幌馬車でピストン輸送するよう命令を出した。
そんなことをしていては、重傷者は症状が重篤化する。
俺が直接官僚と話しをすることにした。
官僚はドブネズミだった。目が真っ赤なドブネズミ。
「君の言わんとすることは分かる。
どうしても用意してほしいというなら、このプレートを持っている士官分だけは
幌馬車を用意しよう。ただし、プライマリーバランスを保つために、
君たちへの食糧と弾薬の供給は削減するがいいかね」
そう言ってドブネズミは自分の胸につけた「anywhere」というプレートを
うれしそうに見せびらかせた。
これは役付きに配布されるプレートだ。
軍であれば、少尉以上、官僚であれば、キャリア官僚以上である。
「承知しました。私たちへの補給は減らしてもかまいません」
「おうそうかい、じゃあ勝手にしろ」
そう言うと、ドブネズミは侮蔑の笑みを浮かべた。
幌馬車はなんとか三台用意できた。
そこに負傷した将校も兵士も一緒に積めるだけ積んで後方に送ろうとした。
門のところで憲兵のハツカネズミが止める。
「ちょっとまて、積載量を超える荷物を積んでいる。
違反切符を切るから、ちょっと待ってろ」
「それどころじゃないんだ。早くしないと死ぬ!」
俺は怒鳴った。
「そういってもね、法律は順守せねばならん」
そうしているうちに、伝令のドブネズミが来てハツカネズミに耳打ちする。
「これは将校専用の幌馬車だそうだな。兵士は全部下ろせ」
「そんな無茶な。みんな私の兵士です。それに、乗れるんだから
載せてもいいでしょ。今は緊急事態なんです。法律がどうとか言ってる場合じゃないでしょ」
「いやなら、全部没収するよ」
ハツカネズミはニタニタ笑いながら、そう言った。
「承知しました。兵士は下ろします! 」
俺は敬礼して、兵士を下ろし、将校だけを後方に運んだ。
「すまない」
俺がそう言うと、兵隊はニッコリ笑った。
文句を言うんじゃなくて笑った。
俺は目からポロポロと涙が出た。
俺は負傷して動けない兵士を野原に置き去りにして隊に戻った。
新しく二個中隊が到着し、コンコードに向かう討伐隊が編成された。
討伐隊は、反乱軍の夜襲を警戒し、その日はその場に駐屯することになった。
夜中、野営しているテントに援軍の下士官が面会を求めて来訪した。
当してみると、それは虎柄の髪の毛をしている女の子、トラ子だった。
大学の同級生だ。
「おお、久しぶりじゃないか、トラ子」
トラ子はいきなり俺の顔を平手打ちした。
バチーンと大きな音がする。
「ぶっ殺すぞてめえ!」
クーガーが激怒してトラ子に襲い掛かろうとする。
「やめろ!」
俺は厳しい声でクーガーを制止した。
「おい、なぜ負傷した兵士を野原に置き去りにしているんだ」
「幌馬車がたりない。後方に兵士を輸送したら戻ってきてピストン輸送する」
「嘘つけ、後方で士官を下ろした幌馬車は別の輸送任務にあたらせられてたぞ、
この人でなしめ」
「なに! それは知らん。 バカな」
「とぼけるな」
「とぼけてはいない」
「どうする、あの兵士たちはこのままじゃ死ぬぞ」
「負傷者を護衛しながら俺の部隊は後方に撤退する」
「無駄だな、敵前逃亡で縛り首になるぞ」
「じゃあどうしろってんだ! 」
「トラ子は眉をひそめた」
「実はな……私の部隊とメインの部隊は、指揮官の寝首をかいて部隊を乗っ取り、
前後からお前の部隊を襲う手筈になっている。
だがな、お前は悪い奴じゃない。話せば、必ず私たちの意見に賛同してくれると思っている。
王国から派遣されたクソ官僚のドブネズミどもは、自分の出世のためにミシシッピー河の
河川工事を停止し、水害で多くの猫が死んだ。あいつらは、私たち地方出身者の下士官の
胸や尻をさわりほうだい、見下してバカにして嘲笑している。
クソドブネズミどもがこの植民王国を無茶苦茶にしている。
このままでは、この国は破滅だ。戦うしかない。
どうする。私を反乱軍として、ここで殺すか? 」
俺は腕組みをした。
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多くの人が死んでいることは知っていた。
農業は利益のでる茶葉やタバコばかりを生産し、もし冷害がでたら、多くの民が餓死する。
あきらかに予算削減で多くの人命が奪われているのに、官僚どもは
私利私欲の出世競争に目がくらみ、予算を削減し、
自分たちは立場の弱い下士官の女性たちにセクハラしている。
汚職し、金を懐に入れ、庶民が生活できなくなるような重税を課している。
それは、国家財政の危機であり、増税しなければ、
国が破綻すると官僚たちは説明していた。
しかし、官僚たちは己の命を惜しみ、北の隣国に媚びを売り、
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官僚たちはこれ以上北と闘わなくていいことを喜び、
世界が自分たちの平和的努力をほめたたえていると
国民に説明していた。
俺はチラリとヤスケを見た。
「お心のままに」
ヤスケは言った。
クーターは黙ったまま充血した目で俺を凝視している。
ドカンちゃんは……
俺の目をじっと見てゆっくりとうなずいた。
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