16 / 27
初めての獣人
しおりを挟む
あの後クロノくんの話が終わるとすぐに解散することとなりレイバンさんに部屋まで案内された僕はとりあえずベッドに横になりながら今の現状とこれからのことを考えていた。
「まさかただのゲイだった僕が勇者として召喚されるなんて考えもしてなかったな。これから僕はどうなるんだろ?そもそもなんで僕が勇者なんだろう?まあでもそんな事考えても仕方ないか。これから鍛えられるのらしいけどどうせならファンタジーぽく獣人とかにも会いたいな。」
そんなことを考えているうちに先程まで倒れて眠っていたはずなのに強大な睡魔に襲われそのまままた深い眠りに落ちてしまった。普段あまり夢をみない僕だけどその時は珍しく夢を見た。
それはもふもふな動物たちに囲まれてもふもふする夢だった。今更だけど僕はもふもふやふわふわで柔らかい体を持つ動物が好きだ。家で前まで犬を飼っていてこっちの世界に来るまでは暇さえあれば抱きついてもふもふしていたくらい好きだ。目の前の動物達をもふもふしていると手触りや呼吸音そして温もりがやけにリアルで今回の夢はすごいななんて思ってた。でもリアルすぎるかも?そんなことを思い眠い眼を開くと目の前には子クマがいた。
僕はそれに抱きつきながら眠っていたらしく子グマはまだ眠っている。なんで子グマがここにいるんだ。そう思いながらも初めて触る子グマへの好奇心を抑えきれずに僕はゆっくりと手を動かしもふもふしながらその子クマを観察した。見てみると子グマは僕よりも小柄で人間で言うと小学生低学年くらいの子供程の身長しかなかった。ただ肩幅は広く毛に覆われているため分かりづらいが触った時の弾力から筋肉量も多く力が強いことも予想出来た。
なんで僕は子グマと寝てるのか?そもそもなんで子グマがここにいるのか?そんなことを考えながら身動きをとれない状態で手だけを動かして子グマの毛皮のもふもふを堪能していると大きなあくびをしながら子クマが目を覚ました。
「んっんっ。ふぁぁ~。よく寝た。」
「しゃ.....っ.。」
「ん?人間のお兄ちゃんどうしたの?」
「クマがしゃべった!!!」
「そりゃ話すよ。だって僕クマの獣人だもん。」
そう言われてもなお目の前で人の言葉を話しながら動くクマの獣人に僕は興奮と驚きを隠せなかった。
「お兄ちゃん朝から元気だね。」
「そんなことより君の名前は?」
「僕の名前はアルだよ。」
「君はなんでここにいるの?」
「昨日の夜なんかいい匂いがしてその匂いを辿ってたらお兄ちゃんがいたんだ。」
「いい匂い?」
「うん。お兄ちゃんからは僕の好きなハチミツとか果物とかお花の匂いよりももっと強くて今まで嗅いだことがないくらいいい匂いがするんだ。」
僕が矢継ぎ早に繰り出す質問に答えながらアルは鼻をクンクンさせて匂いを嗅ぎながら答えた。
「お兄ちゃんはなんでこんなにいい匂いがするの?」
「それは僕にも分からないよ。」
「そうなの?じゃあお兄ちゃんの名前は?」
「僕の名前は...。」
自分の名前を応えようとした時に部屋の扉がドンと勢いよく開けられた。
「まさかただのゲイだった僕が勇者として召喚されるなんて考えもしてなかったな。これから僕はどうなるんだろ?そもそもなんで僕が勇者なんだろう?まあでもそんな事考えても仕方ないか。これから鍛えられるのらしいけどどうせならファンタジーぽく獣人とかにも会いたいな。」
そんなことを考えているうちに先程まで倒れて眠っていたはずなのに強大な睡魔に襲われそのまままた深い眠りに落ちてしまった。普段あまり夢をみない僕だけどその時は珍しく夢を見た。
それはもふもふな動物たちに囲まれてもふもふする夢だった。今更だけど僕はもふもふやふわふわで柔らかい体を持つ動物が好きだ。家で前まで犬を飼っていてこっちの世界に来るまでは暇さえあれば抱きついてもふもふしていたくらい好きだ。目の前の動物達をもふもふしていると手触りや呼吸音そして温もりがやけにリアルで今回の夢はすごいななんて思ってた。でもリアルすぎるかも?そんなことを思い眠い眼を開くと目の前には子クマがいた。
僕はそれに抱きつきながら眠っていたらしく子グマはまだ眠っている。なんで子グマがここにいるんだ。そう思いながらも初めて触る子グマへの好奇心を抑えきれずに僕はゆっくりと手を動かしもふもふしながらその子クマを観察した。見てみると子グマは僕よりも小柄で人間で言うと小学生低学年くらいの子供程の身長しかなかった。ただ肩幅は広く毛に覆われているため分かりづらいが触った時の弾力から筋肉量も多く力が強いことも予想出来た。
なんで僕は子グマと寝てるのか?そもそもなんで子グマがここにいるのか?そんなことを考えながら身動きをとれない状態で手だけを動かして子グマの毛皮のもふもふを堪能していると大きなあくびをしながら子クマが目を覚ました。
「んっんっ。ふぁぁ~。よく寝た。」
「しゃ.....っ.。」
「ん?人間のお兄ちゃんどうしたの?」
「クマがしゃべった!!!」
「そりゃ話すよ。だって僕クマの獣人だもん。」
そう言われてもなお目の前で人の言葉を話しながら動くクマの獣人に僕は興奮と驚きを隠せなかった。
「お兄ちゃん朝から元気だね。」
「そんなことより君の名前は?」
「僕の名前はアルだよ。」
「君はなんでここにいるの?」
「昨日の夜なんかいい匂いがしてその匂いを辿ってたらお兄ちゃんがいたんだ。」
「いい匂い?」
「うん。お兄ちゃんからは僕の好きなハチミツとか果物とかお花の匂いよりももっと強くて今まで嗅いだことがないくらいいい匂いがするんだ。」
僕が矢継ぎ早に繰り出す質問に答えながらアルは鼻をクンクンさせて匂いを嗅ぎながら答えた。
「お兄ちゃんはなんでこんなにいい匂いがするの?」
「それは僕にも分からないよ。」
「そうなの?じゃあお兄ちゃんの名前は?」
「僕の名前は...。」
自分の名前を応えようとした時に部屋の扉がドンと勢いよく開けられた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
おすすめのマッサージ屋を紹介したら後輩の様子がおかしい件
ひきこ
BL
名ばかり管理職で疲労困憊の山口は、偶然見つけたマッサージ店で、長年諦めていたどうやっても改善しない体調不良が改善した。
せっかくなので後輩を連れて行ったらどうやら様子がおかしくて、もう行くなって言ってくる。
クールだったはずがいつのまにか世話焼いてしまう年下敬語後輩Dom ×
(自分が世話を焼いてるつもりの)脳筋系天然先輩Sub がわちゃわちゃする話。
『加減を知らない初心者Domがグイグイ懐いてくる』と同じ世界で地続きのお話です。
(全く別の話なのでどちらも単体で読んでいただけます)
https://www.alphapolis.co.jp/novel/21582922/922916390
サブタイトルに◆がついているものは後輩視点です。
同人誌版と同じ表紙に差し替えました。
表紙イラスト:浴槽つぼカルビ様(X@shabuuma11 )ありがとうございます!
ゲームの悪役パパに転生したけど、勇者になる息子が親離れしないので完全に詰んでる
街風
ファンタジー
「お前を追放する!」
ゲームの悪役貴族に転生したルドルフは、シナリオ通りに息子のハイネ(後に世界を救う勇者)を追放した。
しかし、前世では子煩悩な父親だったルドルフのこれまでの人生は、ゲームのシナリオに大きく影響を与えていた。旅にでるはずだった勇者は旅に出ず、悪人になる人は善人になっていた。勇者でもないただの中年ルドルフは魔人から世界を救えるのか。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
俺の妹は転生者〜勇者になりたくない俺が世界最強勇者になっていた。逆ハーレム(男×男)も出来ていた〜
陽七 葵
BL
主人公オリヴァーの妹ノエルは五歳の時に前世の記憶を思い出す。
この世界はノエルの知り得る世界ではなかったが、ピンク髪で光魔法が使えるオリヴァーのことを、きっとこの世界の『主人公』だ。『勇者』になるべきだと主張した。
そして一番の問題はノエルがBL好きだということ。ノエルはオリヴァーと幼馴染(男)の関係を恋愛関係だと勘違い。勘違いは勘違いを生みノエルの頭の中はどんどんバラの世界に……。ノエルの餌食になった幼馴染や訳あり王子達をも巻き込みながらいざ、冒険の旅へと出発!
ノエルの絵は周囲に誤解を生むし、転生者ならではの知識……はあまり活かされないが、何故かノエルの言うことは全て現実に……。
友情から始まった恋。終始BLの危機が待ち受けているオリヴァー。はたしてその貞操は守られるのか!?
オリヴァーの冒険、そして逆ハーレムの行く末はいかに……異世界転生に巻き込まれた、コメディ&BL満載成り上がりファンタジーどうぞ宜しくお願いします。
※初めの方は冒険メインなところが多いですが、第5章辺りからBL一気にきます。最後はBLてんこ盛りです※
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる