9 / 90
一章 結成!自警団
9話 荒くれ者たち
しおりを挟む
死神に扮した少年、エンディを仲間に加えてから数日後。
昼間ながら月の雫亭は賑わいを見せていた。とはいっても、ニールたちにとってはあまり良くない方向に。
酒場と食堂を兼ねた一階の中心にあるテーブルの席に、五人の男たちが座っていた。全員、武器を携えた屈強な男たちだ。
周りなど気にも留めず大きな声で話したり笑い、出された料理の食べ方もお世辞にも行儀がいいとはいえない。まだ昼なので酒の提供はないが、これで酒が入ろうものならとんでもない騒ぎになりそうだ。
ニールたちは隅の方のテーブルで、細々と昼食をとっていた。
「……これだから傭兵は嫌なんですよ。腕っぷしだけで品性も知性もない」
「やめろゼレーナ。向こうに聞こえたら大変なことになる」
ひそひそと注意はしたものの、ニールも参っていた。
傭兵は金銭をもらう代わりに戦いに関することを請け負う者たちをいう。一人だったり二人連れが多いが、時には傭兵同士その場限りで組んで仕事をすることがある。貧しい出身が多く仕事がなければ略奪に及ぶ場合があるため、不用意に関わらないほうがいい相手だ。ニールが住んでいた村にも流浪の傭兵が何度か訪れたことがあったが、粗暴な者が多かった。
「大きい街のほうがお仕事は多いから、やっぱりああいう人たちも集まりやすいんだよね……」
エンディは藍色のローブのフードをすっぽり被っている。外を歩く時以外は彼は素顔を晒しているのだが、白い髪や顔が荒くれ者たちの目に留まって絡まれることを恐れているようだ。
大声で話すくらいであればまだ耐えられたが、傭兵たちは給仕をするジュリエナや妹のリーサに不躾な目を向け始めた。
「夜に来たら、姉ちゃんのことも食わせてくれるのか?」
「ごめんなさいねー、うちはそういう商売はやってないの!」
リーサがさらりとかわす。栗色の髪を肩のすぐ上ですっきりと切りそろえた彼女は穏やかな姉のジュリエナとは違い、はきはきと話す少女だ。
「何だぁ、夜も来てやろうと思ったのによ」
男たちが下品な笑い声をあげる。流石に見ていられなくなり、ニールが立とうとしたその時だった。
「おい、いつまでもくっちゃべってねえで、食い終わったならさっさと行こうぜ」
黙々と料理を口に運んでいた傭兵の一人が声をあげた。中年の男で、おそらく彼らの中で最年長だろう。座っていても分かるほど大柄で、短く刈られた髪は赤黄色だ。無精ひげを生やしており目つきは鋭い。
「分かったよ……ったく、血の気の多いおっさんだな」
「目的地はどこだったか?」
「東の方にあるハイラ村だ」
他の傭兵たちがばらばらと席を立ち代金をテーブルの上に置く。赤黄色の髪の男は巨大な戦斧を担ぎ、彼らの先頭に立って足早に店を出た。
荒くれ者たちが去り静かな時間が戻ってきた。
「ごめん皆、嫌な思いしたよね」
リーサがニールたちのテーブルの方へやって来た。
「いや、俺たちは大丈夫。それより、ジュリエナさんやリーサの方が嫌だっただろ?」
ニールが言うとリーサは肩をすくめた。
「あたしたちは慣れてるから平気。ミアはさすがに怖がるけどね」
ミアは宿屋の三姉妹の末っ子で、まだ八歳だ。はにかみ屋ですぐに隠れてしまうがアロンとは最近よく話すようになり、ニールにも手を振ってくれるようになった。傭兵たちが宿屋の一階を占拠している間は、奥の厨房に引っ込んでいた。
「問題を起こすお客さんはそんなに多くないんだ。本当に危ない時は、お父さんを呼べばいいし」
彼女らの両親は、月の雫亭の隣で肉屋を経営している。店主である父親は見上げるほどの大男だ。睨まれればいくら傭兵でもこの宿屋で暴れる気が失せるだろう。
「今回は何もできなかったけど、俺たちのことも頼ってくれ」
「あはは、ありがと。そうだ。最近、ニールたちのことが噂になってきてるよ」
先日、この一帯でささやかれていた死神騒動を解決しついでに魔物退治までしたことが少しではあるが知られているらしい。
それを聞いて、アロンが目を輝かせた。
「おれたち、どんどん英雄になっていってるってことだな!」
「はは、そうだな……よし、俺たちもそろそろ行こうか」
「いってらっしゃい! 気を付けてね」
リーサが明るい笑顔でニールたちを見送ってくれた。
***
王都は市場、一般の民が住む住宅地、貧民街、貴族や上位の騎士が住む区域と色々に分かれている。
貴族たちが住む場所は限られた者しか入ることができないため、ニールたちが見回っている場所はそこ以外だ。
ニールたちは市場を歩いていた。人通りが多く、話し声と店主の呼び込みの声が賑やかだ。
「あっ」
何者かと肩がぶつかりニールはそちらに目をやった。厳つい男がニールを睨んでいる。
ニールはその顔に覚えがあった。先ほど月の雫亭で大騒ぎしていた傭兵の一人だ。よく見ると彼の周りにも、その時に一緒だった男たちがいる。
「いってえな」
「ごめん……」
難癖をつけられるかもと思ったが、その傭兵は舌打ちをしただけだった。往来で揉め事を起こさないだけの分別はあるらしい。
傭兵たちを見てニールはあることに気づいた。先ほど宿屋を出て行った男たちは五人いた。しかし今は四人になっている。いないのは、戦斧を持った赤黄色の髪の男だ。
歩き出そうとした男たちを、ニールは呼び止めた。
「なあ、さっきはもうひとり仲間がいなかったか?」
「ああ? なんだお前」
傭兵の男は訝し気な顔をした。宿屋にて別のテーブルにいたニールたちのことは気にとめていなかったのだろう。
別の傭兵が口を挟んできた。
「あのおっさんなら今頃、魔物の腹の中だろ」
「どういうことだ? 何があった?」
「どうしたもこうしたもねえよ。弱っちい魔物をちゃちゃっと片付ければ終わりだと思ってたのに、相手はとんだ化け物ときた。ちっせえ村のために命投げ出すのは惜しいし報酬にちっとも見合わねえから、放り投げてきてやったぜ」
どうやらこの男はお喋りなようで、次から次へと不満を垂れ流し始めた。
「報酬で酒を飲むはずだったのによ、また仕事探すところからやり直しだぜ」
「もう一人は、まだそこにいるのか?」
「そんなもん知るかよ。赤の他人にそこまで構ってられっか」
「おい、もう行くぞ」
くどくどと文句を言いながら、傭兵たちは人込みの中に消えていった。
「ニール、傭兵なんて皆、あんなものですよ」
その場に立ち尽くすニールにゼレーナが声をかけた。
ニールは分かっている、と頷いた。彼らは生きるために戦う者たちだ。弱い者を守るという意識を持っている傭兵はほぼいないだろう。
だが、戻ってきていないもう一人の傭兵は今どうなっているのか。どうしてもニールには気がかりだった。
「……確か、ハイラ村って言ってたよな」
「まさか、様子を見に行く気ですか? 知り合いでもない傭兵ひとりのために?」
ゼレーナが眉根を寄せる。
「魔物に困っている人がいるのに、あの傭兵たちはそれを放ってきたってことだろ。だったらなおさら行かないと」
「何で他人の尻ぬぐいまで……」
「ニール、おれは行くぞ!」
「僕も!」
やる気を見せるアロンとエンディを見て、ゼレーナはやれやれと首を振った。
「……まあ、報酬をわたしたちが代わりにせしめられると思えば」
「よし、それじゃあ行こう!」
人込みをかきわけ、ニールたちは意気揚々と王都を出発した。
昼間ながら月の雫亭は賑わいを見せていた。とはいっても、ニールたちにとってはあまり良くない方向に。
酒場と食堂を兼ねた一階の中心にあるテーブルの席に、五人の男たちが座っていた。全員、武器を携えた屈強な男たちだ。
周りなど気にも留めず大きな声で話したり笑い、出された料理の食べ方もお世辞にも行儀がいいとはいえない。まだ昼なので酒の提供はないが、これで酒が入ろうものならとんでもない騒ぎになりそうだ。
ニールたちは隅の方のテーブルで、細々と昼食をとっていた。
「……これだから傭兵は嫌なんですよ。腕っぷしだけで品性も知性もない」
「やめろゼレーナ。向こうに聞こえたら大変なことになる」
ひそひそと注意はしたものの、ニールも参っていた。
傭兵は金銭をもらう代わりに戦いに関することを請け負う者たちをいう。一人だったり二人連れが多いが、時には傭兵同士その場限りで組んで仕事をすることがある。貧しい出身が多く仕事がなければ略奪に及ぶ場合があるため、不用意に関わらないほうがいい相手だ。ニールが住んでいた村にも流浪の傭兵が何度か訪れたことがあったが、粗暴な者が多かった。
「大きい街のほうがお仕事は多いから、やっぱりああいう人たちも集まりやすいんだよね……」
エンディは藍色のローブのフードをすっぽり被っている。外を歩く時以外は彼は素顔を晒しているのだが、白い髪や顔が荒くれ者たちの目に留まって絡まれることを恐れているようだ。
大声で話すくらいであればまだ耐えられたが、傭兵たちは給仕をするジュリエナや妹のリーサに不躾な目を向け始めた。
「夜に来たら、姉ちゃんのことも食わせてくれるのか?」
「ごめんなさいねー、うちはそういう商売はやってないの!」
リーサがさらりとかわす。栗色の髪を肩のすぐ上ですっきりと切りそろえた彼女は穏やかな姉のジュリエナとは違い、はきはきと話す少女だ。
「何だぁ、夜も来てやろうと思ったのによ」
男たちが下品な笑い声をあげる。流石に見ていられなくなり、ニールが立とうとしたその時だった。
「おい、いつまでもくっちゃべってねえで、食い終わったならさっさと行こうぜ」
黙々と料理を口に運んでいた傭兵の一人が声をあげた。中年の男で、おそらく彼らの中で最年長だろう。座っていても分かるほど大柄で、短く刈られた髪は赤黄色だ。無精ひげを生やしており目つきは鋭い。
「分かったよ……ったく、血の気の多いおっさんだな」
「目的地はどこだったか?」
「東の方にあるハイラ村だ」
他の傭兵たちがばらばらと席を立ち代金をテーブルの上に置く。赤黄色の髪の男は巨大な戦斧を担ぎ、彼らの先頭に立って足早に店を出た。
荒くれ者たちが去り静かな時間が戻ってきた。
「ごめん皆、嫌な思いしたよね」
リーサがニールたちのテーブルの方へやって来た。
「いや、俺たちは大丈夫。それより、ジュリエナさんやリーサの方が嫌だっただろ?」
ニールが言うとリーサは肩をすくめた。
「あたしたちは慣れてるから平気。ミアはさすがに怖がるけどね」
ミアは宿屋の三姉妹の末っ子で、まだ八歳だ。はにかみ屋ですぐに隠れてしまうがアロンとは最近よく話すようになり、ニールにも手を振ってくれるようになった。傭兵たちが宿屋の一階を占拠している間は、奥の厨房に引っ込んでいた。
「問題を起こすお客さんはそんなに多くないんだ。本当に危ない時は、お父さんを呼べばいいし」
彼女らの両親は、月の雫亭の隣で肉屋を経営している。店主である父親は見上げるほどの大男だ。睨まれればいくら傭兵でもこの宿屋で暴れる気が失せるだろう。
「今回は何もできなかったけど、俺たちのことも頼ってくれ」
「あはは、ありがと。そうだ。最近、ニールたちのことが噂になってきてるよ」
先日、この一帯でささやかれていた死神騒動を解決しついでに魔物退治までしたことが少しではあるが知られているらしい。
それを聞いて、アロンが目を輝かせた。
「おれたち、どんどん英雄になっていってるってことだな!」
「はは、そうだな……よし、俺たちもそろそろ行こうか」
「いってらっしゃい! 気を付けてね」
リーサが明るい笑顔でニールたちを見送ってくれた。
***
王都は市場、一般の民が住む住宅地、貧民街、貴族や上位の騎士が住む区域と色々に分かれている。
貴族たちが住む場所は限られた者しか入ることができないため、ニールたちが見回っている場所はそこ以外だ。
ニールたちは市場を歩いていた。人通りが多く、話し声と店主の呼び込みの声が賑やかだ。
「あっ」
何者かと肩がぶつかりニールはそちらに目をやった。厳つい男がニールを睨んでいる。
ニールはその顔に覚えがあった。先ほど月の雫亭で大騒ぎしていた傭兵の一人だ。よく見ると彼の周りにも、その時に一緒だった男たちがいる。
「いってえな」
「ごめん……」
難癖をつけられるかもと思ったが、その傭兵は舌打ちをしただけだった。往来で揉め事を起こさないだけの分別はあるらしい。
傭兵たちを見てニールはあることに気づいた。先ほど宿屋を出て行った男たちは五人いた。しかし今は四人になっている。いないのは、戦斧を持った赤黄色の髪の男だ。
歩き出そうとした男たちを、ニールは呼び止めた。
「なあ、さっきはもうひとり仲間がいなかったか?」
「ああ? なんだお前」
傭兵の男は訝し気な顔をした。宿屋にて別のテーブルにいたニールたちのことは気にとめていなかったのだろう。
別の傭兵が口を挟んできた。
「あのおっさんなら今頃、魔物の腹の中だろ」
「どういうことだ? 何があった?」
「どうしたもこうしたもねえよ。弱っちい魔物をちゃちゃっと片付ければ終わりだと思ってたのに、相手はとんだ化け物ときた。ちっせえ村のために命投げ出すのは惜しいし報酬にちっとも見合わねえから、放り投げてきてやったぜ」
どうやらこの男はお喋りなようで、次から次へと不満を垂れ流し始めた。
「報酬で酒を飲むはずだったのによ、また仕事探すところからやり直しだぜ」
「もう一人は、まだそこにいるのか?」
「そんなもん知るかよ。赤の他人にそこまで構ってられっか」
「おい、もう行くぞ」
くどくどと文句を言いながら、傭兵たちは人込みの中に消えていった。
「ニール、傭兵なんて皆、あんなものですよ」
その場に立ち尽くすニールにゼレーナが声をかけた。
ニールは分かっている、と頷いた。彼らは生きるために戦う者たちだ。弱い者を守るという意識を持っている傭兵はほぼいないだろう。
だが、戻ってきていないもう一人の傭兵は今どうなっているのか。どうしてもニールには気がかりだった。
「……確か、ハイラ村って言ってたよな」
「まさか、様子を見に行く気ですか? 知り合いでもない傭兵ひとりのために?」
ゼレーナが眉根を寄せる。
「魔物に困っている人がいるのに、あの傭兵たちはそれを放ってきたってことだろ。だったらなおさら行かないと」
「何で他人の尻ぬぐいまで……」
「ニール、おれは行くぞ!」
「僕も!」
やる気を見せるアロンとエンディを見て、ゼレーナはやれやれと首を振った。
「……まあ、報酬をわたしたちが代わりにせしめられると思えば」
「よし、それじゃあ行こう!」
人込みをかきわけ、ニールたちは意気揚々と王都を出発した。
0
あなたにおすすめの小説
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
『召喚ニートの異世界草原記』
KAORUwithAI
ファンタジー
ゲーム三昧の毎日を送る元ニート、佐々木二郎。
ある夜、三度目のゲームオーバーで眠りに落ちた彼が目を覚ますと、そこは見たこともない広大な草原だった。
剣と魔法が当たり前に存在する世界。だが二郎には、そのどちらの才能もない。
――代わりに与えられていたのは、**「自分が見た・聞いた・触れたことのあるものなら“召喚”できる」**という不思議な能力だった。
面倒なことはしたくない、楽をして生きたい。
そんな彼が、偶然出会ったのは――痩せた辺境・アセトン村でひとり生きる少女、レン。
「逃げて!」と叫ぶ彼女を前に、逃げようとした二郎の足は動かなかった。
昔の記憶が疼く。いじめられていたあの日、助けを求める自分を誰も救ってくれなかったあの光景。
……だから、今度は俺が――。
現代の知恵と召喚の力を武器に、ただの元ニートが異世界を駆け抜ける。
少女との出会いが、二郎を“召喚者”へと変えていく。
引きこもりの俺が、異世界で誰かを救う物語が始まる。
※こんな物も召喚して欲しいなって
言うのがあればリクエストして下さい。
出せるか分かりませんがやってみます。
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
知力99の美少女に転生したので、孔明しながらジャンヌ・ダルクをしてみた
巫叶月良成
ファンタジー
「異世界転生して天下を統一したら元の世界に戻してあげる」
大学生の明彦(あきひこ)は火事で死亡した後、転生の女神にそう言われて異世界転生する。
だが転生したのはなんと14歳の女の子。しかも筋力1&武器装備不可!
降り立った場所は国は三国が争う中心地の激戦区で、頼みの綱のスキルは『相手の情報を調べる本』という攻撃力が皆無のサーチスキルというありさま。
とにかく生き延びるため、知識と口先で超弱小国オムカ王国に取り入り安全を確保。
そして知力と魅力を駆使――知力の天才軍師『諸葛孔明』&魅力の救国の乙女『ジャンヌ・ダルク』となり元の世界に戻るために、兵を率いたり謀略調略なんでもして大陸制覇を目指す!!
……のはずが、女の子同士でいちゃいちゃしたり、襲われたり、恥ずかしい目にあわされたり、脱がされたり、揉まれたり、コスプレしたり、男性相手にときめいたり、元カノ(?)とすれ違ったりと全然関係ないことを色々やってたり。
お風呂回か水着回はなぜか1章に1話以上存在したりします。もちろんシリアスな場面もそれなりに。
毎日更新予定。
※過去に別サイトで展開していたものの加筆修正版となります。
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
【最強モブの努力無双】~ゲームで名前も登場しないようなモブに転生したオレ、一途な努力とゲーム知識で最強になる~
くーねるでぶる(戒め)
ファンタジー
アベル・ヴィアラットは、五歳の時、ベッドから転げ落ちてその拍子に前世の記憶を思い出した。
大人気ゲーム『ヒーローズ・ジャーニー』の世界に転生したアベルは、ゲームの知識を使って全男の子の憧れである“最強”になることを決意する。
そのために努力を続け、順調に強くなっていくアベル。
しかしこの世界にはゲームには無かった知識ばかり。
戦闘もただスキルをブッパすればいいだけのゲームとはまったく違っていた。
「面白いじゃん?」
アベルはめげることなく、辺境最強の父と優しい母に見守られてすくすくと成長していくのだった。
聖女を追放した国は、私が祈らなくなった理由を最後まで知りませんでした
藤原遊
ファンタジー
この国では、人の悪意や欲望、嘘が積み重なると
土地を蝕む邪気となって現れる。
それを祈りによって浄化してきたのが、聖女である私だった。
派手な奇跡は起こらない。
けれど、私が祈るたびに国は荒廃を免れてきた。
――その役目を、誰一人として理解しないまま。
奇跡が少なくなった。
役に立たない聖女はいらない。
そう言われ、私は静かに国を追放された。
もう、祈る理由はない。
邪気を生み出す原因に目を向けず、
後始末だけを押し付ける国を守る理由も。
聖女がいなくなった国で、
少しずつ異変が起こり始める。
けれど彼らは、最後まで気づかなかった。
私がなぜ祈らなくなったのかを。
処刑された勇者は二度目の人生で復讐を選ぶ
シロタカズキ
ファンタジー
──勇者は、すべてを裏切られ、処刑された。
だが、彼の魂は復讐の炎と共に蘇る──。
かつて魔王を討ち、人類を救った勇者 レオン・アルヴァレス。
だが、彼を待っていたのは称賛ではなく、 王族・貴族・元仲間たちによる裏切りと処刑だった。
「力が強すぎる」という理由で異端者として断罪され、広場で公開処刑されるレオン。
国民は歓喜し、王は満足げに笑い、かつての仲間たちは目を背ける。
そして、勇者は 死んだ。
──はずだった。
十年後。
王国は繁栄の影で腐敗し、裏切り者たちは安穏とした日々を送っていた。
しかし、そんな彼らの前に死んだはずの勇者が現れる。
「よくもまあ、のうのうと生きていられたものだな」
これは、英雄ではなくなった男の復讐譚。
彼を裏切った王族、貴族、そしてかつての仲間たちを絶望の淵に叩き落とすための第二の人生が、いま始まる──。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる