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眠れない夜
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※嘔吐表現があります。
―――――――――――――――
「Strip」
冷たく突き放すような声が聞こえる。自分は操られた機械のように抵抗もなく服を脱いで、目の前に座る人を見る。喋ることを制限されたから、口をひらこうにもまったく動けない。鞭で背中やら腕やらをたたかれる。息も苦しいし、ずきずきと痛むし、涙もすでに枯れてしまっている。
いたい、、いたい、。あいされたいのに。だれもあいしてくれない。ただ、褒めてくれればそれでいいのに、与えられるのはやみようのない痛みだけで、身体は冷たくなるばかり。
――あぁ、、どうして僕は、subなんだろ、、。
―――――――――――――――
「――――、、、っ、」
目を覚ますと、まだ見慣れない天井、柊さんの寝室だ。隣ではいつものように柊さんが眠っている。僕の心臓はどくどくと早く音をたてていて、冷や汗で身体が濡れている。まだ外は暗い。もう少し寝ていようと布団をかぶろうとすると、手首の傷が目に入った。全然治ってくれない、しらないひとにつけられた傷跡。もう痛みはほとんどないけれど、見ただけで不快感がこみ上げてくる。
きもちわるい...きもちわるいきもちわるい.....!!!
「うぅっ、、」
吐き気がこみ上げてきて、口を押えながら急いでベッドを出る。
立った瞬間ぐらりとめまいがして倒れそうになる身体を慌てて壁で支える。
(な、んで、)
体調もよかったのに、最近はこんなことなかったのに、こわくてこわくて震える体でふらふらとトイレに向かう。
トイレについた瞬間、我慢できなくて壁に手をついたまま、吐いてしまった。胃液とともに嘔吐物が流れ出る。不快感しかない、吐き気はせりあがってきてどうすることもできない。
「ぅ、、げほっ、」
視界は薄暗く、涙でにじんでいる。キーンと強く耳鳴りがする。
突然後ろでカタ、と音がした。
「、、蓮都?」
後ろを振り返ると、驚いた顔をした柊さんが立っていた。
「あ、、しゅ、うさ、、」
「どうしたの、、大丈夫?」
「ご、、ごめんなさい、ごめ、、げほっ」
「、、少し待ってて、水を持ってくる」
柊さんが焦った声でそう言って、速足で台所に向かう足音だけを聴いていた。さいあくだ、人様の家で吐くとか。涙がぽろぽろと流れ自責で追い込まれる。
「蓮都、これ飲んで、うがいして。口の中気持ち悪いでしょ。」
すぐに柊さんが戻ってきて、コップの水を渡された。背中を温かい手でさすられて、いよいよ涙が止まらなくなる。
「つらい?どこか痛い?」
「、、ごめん、なさい」
水を何回も吐き出して、口の中がスッキリすると柊さんは僕を抱き寄せて背中をポンポンと優しくたたいた。
「大丈夫だよ。」
あったかい、柊さんの匂いだ。
その香りに安心して、疲れが限界に達した僕はそのまま目を瞑った。
―――その柊さんの瞳から、どす黒いglareが出ていることも気づかずに――
―――――――――――――――
「Strip」
冷たく突き放すような声が聞こえる。自分は操られた機械のように抵抗もなく服を脱いで、目の前に座る人を見る。喋ることを制限されたから、口をひらこうにもまったく動けない。鞭で背中やら腕やらをたたかれる。息も苦しいし、ずきずきと痛むし、涙もすでに枯れてしまっている。
いたい、、いたい、。あいされたいのに。だれもあいしてくれない。ただ、褒めてくれればそれでいいのに、与えられるのはやみようのない痛みだけで、身体は冷たくなるばかり。
――あぁ、、どうして僕は、subなんだろ、、。
―――――――――――――――
「――――、、、っ、」
目を覚ますと、まだ見慣れない天井、柊さんの寝室だ。隣ではいつものように柊さんが眠っている。僕の心臓はどくどくと早く音をたてていて、冷や汗で身体が濡れている。まだ外は暗い。もう少し寝ていようと布団をかぶろうとすると、手首の傷が目に入った。全然治ってくれない、しらないひとにつけられた傷跡。もう痛みはほとんどないけれど、見ただけで不快感がこみ上げてくる。
きもちわるい...きもちわるいきもちわるい.....!!!
「うぅっ、、」
吐き気がこみ上げてきて、口を押えながら急いでベッドを出る。
立った瞬間ぐらりとめまいがして倒れそうになる身体を慌てて壁で支える。
(な、んで、)
体調もよかったのに、最近はこんなことなかったのに、こわくてこわくて震える体でふらふらとトイレに向かう。
トイレについた瞬間、我慢できなくて壁に手をついたまま、吐いてしまった。胃液とともに嘔吐物が流れ出る。不快感しかない、吐き気はせりあがってきてどうすることもできない。
「ぅ、、げほっ、」
視界は薄暗く、涙でにじんでいる。キーンと強く耳鳴りがする。
突然後ろでカタ、と音がした。
「、、蓮都?」
後ろを振り返ると、驚いた顔をした柊さんが立っていた。
「あ、、しゅ、うさ、、」
「どうしたの、、大丈夫?」
「ご、、ごめんなさい、ごめ、、げほっ」
「、、少し待ってて、水を持ってくる」
柊さんが焦った声でそう言って、速足で台所に向かう足音だけを聴いていた。さいあくだ、人様の家で吐くとか。涙がぽろぽろと流れ自責で追い込まれる。
「蓮都、これ飲んで、うがいして。口の中気持ち悪いでしょ。」
すぐに柊さんが戻ってきて、コップの水を渡された。背中を温かい手でさすられて、いよいよ涙が止まらなくなる。
「つらい?どこか痛い?」
「、、ごめん、なさい」
水を何回も吐き出して、口の中がスッキリすると柊さんは僕を抱き寄せて背中をポンポンと優しくたたいた。
「大丈夫だよ。」
あったかい、柊さんの匂いだ。
その香りに安心して、疲れが限界に達した僕はそのまま目を瞑った。
―――その柊さんの瞳から、どす黒いglareが出ていることも気づかずに――
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