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不仲
1
「……?」
頭に何かが触れた気がして目を覚ます。
体を起こして、机に突っ伏して寝ていたことに少なからずショックを受けた。
そんなに疲れていたか?と振り返りつつ、気疲れはしたとため息を吐く。
リオッター家は公爵としてもうちよりかなり格上だからだけじゃない。
公爵も夫人も嫌味のない感じのいい人柄ではあったし、サフィナのようにあんな気楽にしゃべっていられる令嬢は他には居ないだろうが……ずっと息が詰まって落ち着かなかった。
自宅なのに食べた料理が何かさえ思い出せないのはかなりだと思う。
「珍しいね」
頭を振った俺に降ってきた言葉。
ガタンとイスを揺らして驚くと、そこに居たのはリューラだった。
「だから、何でお前は俺の部屋に……」
「今日はちゃんと話してくれるんだね」
ホッと胸を撫で下ろされてハッとするがもう遅い。
「あのなぁ、今日は疲れてんだよ」
項垂れると、俺の肩にふわりと毛布が掛けられた。
「仕事しながら寝ちゃってたくらいだもんね?」
「うるせぇ」
弱みを晒したみたいで恥ずかしくて毛布を頭から被る。
「そんなかわいいことしないでよ……」
肩に手を付かれて、リューラが近付いてくるのを感じて身を固くした。
「ね、出てきて」
顔を寄せられているらしくすぐ近くで声がする。
「や、ヤダっ!!」
グッと毛布を強く握り直すと、毛布ごと抱き締められて動けなくなった。
頭に何かが触れた気がして目を覚ます。
体を起こして、机に突っ伏して寝ていたことに少なからずショックを受けた。
そんなに疲れていたか?と振り返りつつ、気疲れはしたとため息を吐く。
リオッター家は公爵としてもうちよりかなり格上だからだけじゃない。
公爵も夫人も嫌味のない感じのいい人柄ではあったし、サフィナのようにあんな気楽にしゃべっていられる令嬢は他には居ないだろうが……ずっと息が詰まって落ち着かなかった。
自宅なのに食べた料理が何かさえ思い出せないのはかなりだと思う。
「珍しいね」
頭を振った俺に降ってきた言葉。
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「だから、何でお前は俺の部屋に……」
「今日はちゃんと話してくれるんだね」
ホッと胸を撫で下ろされてハッとするがもう遅い。
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項垂れると、俺の肩にふわりと毛布が掛けられた。
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「うるせぇ」
弱みを晒したみたいで恥ずかしくて毛布を頭から被る。
「そんなかわいいことしないでよ……」
肩に手を付かれて、リューラが近付いてくるのを感じて身を固くした。
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グッと毛布を強く握り直すと、毛布ごと抱き締められて動けなくなった。
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