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★誓うよ
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それに気を良くしたのか、また引き抜かれてズンッと貫かれる。
「んぁっ!!」
ゾクゾクが止まらなくて思考が蕩けていくようだ。
そんな俺に
「サラ」
リューラは優しく声を掛けてくる。
滲む涙を拭ってもらって目を合わせると、リューラはふわりと笑みを見せてきた。
「愛してるよ」
窓から射す月の光がリューラを縁取って煌めいて見える。
この神々しさはズルい。
頬に添えられた手に俺もそっと手を重ねて目を閉じた。
「ん…………愛、してる」
言葉にするのはめちゃくちゃ恥ずかしい。
でも、ゆっくり目を開けると、リューラはじっとこっちを見つめていて目が合った瞬間に笑顔を弾けさせた。
「ね、動いていい?」
本当に今日は何もかも確認してくるリューラにしがみつく。
「い……いから……早、く」
言い終わる前に中にあるリューラの剛直は更に質量を増した気がした。
「ンぁっ!!は……ぁ"……っ」
抱き締めながら腰を振られる。
キツく腕の中に閉じ込められているせいで逃げ場はなく、パチュズチュと生々しい音が響いた。
「サラ……サラっ」
耳も軽く食みながらリューラが何度も吐息混じりの声で呼ぶ。
「くっ、はぁ……リュ、ラ……ぁっ」
その度にゾクッとしながら俺もリューラを呼んで腕を絡めていた。
深く奥まで穿たれて、隙間なく全てをリューラで埋められるようで嬉しさもある。
いつまでもこのままで居たい。
だが、リューラが的確に俺のイイところを突くせいで絶頂まですぐにでも駆け抜けてしまいそうだ。
「んぁっ!!」
ゾクゾクが止まらなくて思考が蕩けていくようだ。
そんな俺に
「サラ」
リューラは優しく声を掛けてくる。
滲む涙を拭ってもらって目を合わせると、リューラはふわりと笑みを見せてきた。
「愛してるよ」
窓から射す月の光がリューラを縁取って煌めいて見える。
この神々しさはズルい。
頬に添えられた手に俺もそっと手を重ねて目を閉じた。
「ん…………愛、してる」
言葉にするのはめちゃくちゃ恥ずかしい。
でも、ゆっくり目を開けると、リューラはじっとこっちを見つめていて目が合った瞬間に笑顔を弾けさせた。
「ね、動いていい?」
本当に今日は何もかも確認してくるリューラにしがみつく。
「い……いから……早、く」
言い終わる前に中にあるリューラの剛直は更に質量を増した気がした。
「ンぁっ!!は……ぁ"……っ」
抱き締めながら腰を振られる。
キツく腕の中に閉じ込められているせいで逃げ場はなく、パチュズチュと生々しい音が響いた。
「サラ……サラっ」
耳も軽く食みながらリューラが何度も吐息混じりの声で呼ぶ。
「くっ、はぁ……リュ、ラ……ぁっ」
その度にゾクッとしながら俺もリューラを呼んで腕を絡めていた。
深く奥まで穿たれて、隙間なく全てをリューラで埋められるようで嬉しさもある。
いつまでもこのままで居たい。
だが、リューラが的確に俺のイイところを突くせいで絶頂まですぐにでも駆け抜けてしまいそうだ。
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