20 / 311
してみませんか?
2
しおりを挟む
ぼんやりと目を覚ます。
白い天井に見慣れないピンクのカーテン。
「目、覚めましたか?気分はいかがですか?」
声が聞こえてそっちを見ると、深谷先生が心配そうに眉を下げていた。
「あ……大丈夫です」
起き上がろうとしつつ、記憶を辿る。
立ったらめまいがしてえっと……。
「痛いところもないですか?倒れた拍子にどこかぶつけたり」
「……倒れた?」
聞いてやっと状況を理解した。
児童を帰した後の職員室だったのは不幸中の幸いかもしれない。
それでも多くの先生に迷惑を掛けたのは事実だ。
俺が深いため息を吐くと、深谷先生はすぐ側のイスに座る。
「養護教諭として少しいいですか?」
頷くと、近づいてきて顔色を確認された。
「結局眠れていませんよね?抑制剤ではもう抑えられなくなってますよ?」
「……わかってます」
「でも、プレイの相手は探していませんよね?」
「……」
答えようがなくてギュッと布団を握って黙り込む。
「……それなら、僕とプレイしてみますか?」
「えっ!?」
まさかの提案にビクッと跳ね上がってしまった。
プレイ?先生、と……?
もう何年も前なのに頭に浮かんでしまうのはあの徳間たちのプレイで、どうしたって恐怖で身体が強張る。
「嫌、ですか?」
聞かれてゆっくり先生を見た。
優しい茶色の瞳。ちゃんと聞いてくれる落ち着いた声。
「怖いことはしませんよ?」
怖く、ない?先生なら……いいだろうか?
先生はDomだが不思議と怖くはない。
どちらかといえば優しく俺を見てくれていて少し安心はした。
白い天井に見慣れないピンクのカーテン。
「目、覚めましたか?気分はいかがですか?」
声が聞こえてそっちを見ると、深谷先生が心配そうに眉を下げていた。
「あ……大丈夫です」
起き上がろうとしつつ、記憶を辿る。
立ったらめまいがしてえっと……。
「痛いところもないですか?倒れた拍子にどこかぶつけたり」
「……倒れた?」
聞いてやっと状況を理解した。
児童を帰した後の職員室だったのは不幸中の幸いかもしれない。
それでも多くの先生に迷惑を掛けたのは事実だ。
俺が深いため息を吐くと、深谷先生はすぐ側のイスに座る。
「養護教諭として少しいいですか?」
頷くと、近づいてきて顔色を確認された。
「結局眠れていませんよね?抑制剤ではもう抑えられなくなってますよ?」
「……わかってます」
「でも、プレイの相手は探していませんよね?」
「……」
答えようがなくてギュッと布団を握って黙り込む。
「……それなら、僕とプレイしてみますか?」
「えっ!?」
まさかの提案にビクッと跳ね上がってしまった。
プレイ?先生、と……?
もう何年も前なのに頭に浮かんでしまうのはあの徳間たちのプレイで、どうしたって恐怖で身体が強張る。
「嫌、ですか?」
聞かれてゆっくり先生を見た。
優しい茶色の瞳。ちゃんと聞いてくれる落ち着いた声。
「怖いことはしませんよ?」
怖く、ない?先生なら……いいだろうか?
先生はDomだが不思議と怖くはない。
どちらかといえば優しく俺を見てくれていて少し安心はした。
56
あなたにおすすめの小説
守り守られ
ほたる
BL
主治医 望月診療所の双子医師
患者 瀬咲朔
腸疾患・排泄障害・下肢不自由
看護師
ベテラン山添さん
準主人公 成海真幌 腸疾患・排泄障害・てんかん
木島 尚久 真幌の恋人同棲中
身体検査
RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、
選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。
ふたなり治験棟 企画12月31公開
ほたる
BL
ふたなりとして生を受けた柊は、16歳の年に国の義務により、ふたなり治験棟に入所する事になる。
男として育ってきた為、子供を孕み産むふたなりに成り下がりたくないと抗うが…?!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる