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パートナーに
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「昨日の研修で何かありました?」
言われてもただ首を振る。
研修では何もない。
ただ、俺が勝手にあれこれ考えてこの先生との関係が不安になっただけだ。
「では、一つ……提案なんですが」
言われて顔を上げる。
食後の紅茶をもらっていた俺はふわりと香った茶葉の匂いを嗅いでからカップを置いた。
「土日もプレイしませんか?」
言われた意味を少し考える。
土日も?プレイが足りないのか?
俺では物足りなくなってしまったのだろうか?
「えっと……」
「休み明けの先生は体調がよろしくないですよね?」
言葉を選んでいると、先に先生に言われた。
「俺の、ため……ですか?」
「僕が会いたいのもあります」
ストレートなその言葉が照れ臭くもあるが、今の俺にはかなり嬉しい。
「しょっちゅう今、どうしてるか?なんて考えて……してあげたいことが溢れるので……」
困ったように少し眉を寄せて笑う先生はそっと俺の手を握った。
「気になって仕方ないんです」
そのままもう片方の手も乗せてそっと撫でてくれる。
「仮のパートナーと言い出したのは僕ですが……僕のコマンドにも慣れたようですし、もっと先生をお世話したい。癒やして安心させてあげたいんです」
優しい先生の想いは伝わってきた。
不思議と突っ撥ねる気もそれまでの不安も一切なくなって、委ねたくもなってくる。
学校だとテーブルを挟んで座るのは隣に居ると凭れ掛かりたくなるからだから。
それほど……俺はもう先生に気を許している。
言われてもただ首を振る。
研修では何もない。
ただ、俺が勝手にあれこれ考えてこの先生との関係が不安になっただけだ。
「では、一つ……提案なんですが」
言われて顔を上げる。
食後の紅茶をもらっていた俺はふわりと香った茶葉の匂いを嗅いでからカップを置いた。
「土日もプレイしませんか?」
言われた意味を少し考える。
土日も?プレイが足りないのか?
俺では物足りなくなってしまったのだろうか?
「えっと……」
「休み明けの先生は体調がよろしくないですよね?」
言葉を選んでいると、先に先生に言われた。
「俺の、ため……ですか?」
「僕が会いたいのもあります」
ストレートなその言葉が照れ臭くもあるが、今の俺にはかなり嬉しい。
「しょっちゅう今、どうしてるか?なんて考えて……してあげたいことが溢れるので……」
困ったように少し眉を寄せて笑う先生はそっと俺の手を握った。
「気になって仕方ないんです」
そのままもう片方の手も乗せてそっと撫でてくれる。
「仮のパートナーと言い出したのは僕ですが……僕のコマンドにも慣れたようですし、もっと先生をお世話したい。癒やして安心させてあげたいんです」
優しい先生の想いは伝わってきた。
不思議と突っ撥ねる気もそれまでの不安も一切なくなって、委ねたくもなってくる。
学校だとテーブルを挟んで座るのは隣に居ると凭れ掛かりたくなるからだから。
それほど……俺はもう先生に気を許している。
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