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充実
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「僕が好きでやっているので、申し訳ないなんて思わないで下さい」
チュッと指先にキスをされてじんわり温かさを感じる。
「なら、俺もですよ!本当に助かるどころか感動してるし!こんな素敵なの嫌なわけないですからね!」
俺もその手にもう片方の手も乗せて笑って返した。
「僕はいつもやり過ぎてしまうので……」
「嫌な時はちゃんと言いますよ!」
まだ眉が少し下がっている先生に笑いかける。
やり過ぎて今までもパートナーと別れていることを聞いたのを思い出した。
それは先生の中でかなりの懸念事項のようだ。
「本当ですか?」
少し先生の表情が緩む。
「えぇ!だから、こうやって俺も甘えてもいいですか?俺一人だとどうしても適当になるので」
ベーコンロールを持ち上げてかぶりつくと、先生は嬉しそうにこっちを見た。
「もちろん!腕によりをかけます!」
「無理のない程度で」
「はい!ありがとうございます」
ありがとうを言いたいのは俺の方なのに、先生はにこにこと笑う。
しばらくして残りのパンも焼き上がると、先生はすぐにそれも準備してくれた。
「飲み物も準備しますが、ミルクティーと朝用にブレンドしてあるコーヒーどっちがいいですか?」
普段はエナジードリンクか牛乳を流し込む俺の家にはない飲み物。
「朝用?苦いですか?」
「苦みはスッキリさせてますよ?苦いのが苦手ならミルク多めにしましょうか?」
聞くと先生は優しく微笑む。
「お願いします」
コーヒーミルや豆が出てきて驚く俺の前で先生は慣れたようにコーヒーを準備していった。
チュッと指先にキスをされてじんわり温かさを感じる。
「なら、俺もですよ!本当に助かるどころか感動してるし!こんな素敵なの嫌なわけないですからね!」
俺もその手にもう片方の手も乗せて笑って返した。
「僕はいつもやり過ぎてしまうので……」
「嫌な時はちゃんと言いますよ!」
まだ眉が少し下がっている先生に笑いかける。
やり過ぎて今までもパートナーと別れていることを聞いたのを思い出した。
それは先生の中でかなりの懸念事項のようだ。
「本当ですか?」
少し先生の表情が緩む。
「えぇ!だから、こうやって俺も甘えてもいいですか?俺一人だとどうしても適当になるので」
ベーコンロールを持ち上げてかぶりつくと、先生は嬉しそうにこっちを見た。
「もちろん!腕によりをかけます!」
「無理のない程度で」
「はい!ありがとうございます」
ありがとうを言いたいのは俺の方なのに、先生はにこにこと笑う。
しばらくして残りのパンも焼き上がると、先生はすぐにそれも準備してくれた。
「飲み物も準備しますが、ミルクティーと朝用にブレンドしてあるコーヒーどっちがいいですか?」
普段はエナジードリンクか牛乳を流し込む俺の家にはない飲み物。
「朝用?苦いですか?」
「苦みはスッキリさせてますよ?苦いのが苦手ならミルク多めにしましょうか?」
聞くと先生は優しく微笑む。
「お願いします」
コーヒーミルや豆が出てきて驚く俺の前で先生は慣れたようにコーヒーを準備していった。
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