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昼も用意してもらって食べてから、今度は俺のアパートに来ることになった。
駐車スペースがないと心配すれば、「実家に停めます」と微笑まれ、汚いと伝えると「じゃあ、掃除させて下さい」と嬉しそうにされたら……もう断る理由はなくなったから。
それに正式なパートナーになったのなら俺の現状も見てもらってもいい気もした。
正直、こんなにも他人にプライベートを晒すのは初めてでドキドキはする。
でも、大丈夫な気がするのはなぜだろう?
冷蔵庫には何もないことを伝えて、一緒に買い物もしてからうちへと向かう。
「本当、散らかってますからね!」
もう何度目かわからないが口にすると、先生はただ「はい」と微笑んだ。
玄関のドアを開けて思わず臭いを確かめる。
そろりと振り返っても、先生はただ微笑んでいた。
「臭くないですか?」
「え?大丈夫ですよ?」
キョトンとされてホッとする。
先生のスタイリッシュなマンションとは違って、キッチンと八畳の部屋だけのアパート。
靴を脱いでドアを開けつつ足元にあった段ボールを足で退けると、先生に笑われた。
「気になるならお片付けしますよ?」
「いや……えっと……」
「処分とかも判断したいでしょうし……まず、買ってきたものを冷蔵庫に入れていいですか?」
頷くと、先生はにっこりと優しい笑みを見せる。
「しまったら少し片付けますか?」
「はいっ!!」
食い気味に答えてしまうと、先生にギュッと抱き寄せられた。
「“Good ”」
駐車スペースがないと心配すれば、「実家に停めます」と微笑まれ、汚いと伝えると「じゃあ、掃除させて下さい」と嬉しそうにされたら……もう断る理由はなくなったから。
それに正式なパートナーになったのなら俺の現状も見てもらってもいい気もした。
正直、こんなにも他人にプライベートを晒すのは初めてでドキドキはする。
でも、大丈夫な気がするのはなぜだろう?
冷蔵庫には何もないことを伝えて、一緒に買い物もしてからうちへと向かう。
「本当、散らかってますからね!」
もう何度目かわからないが口にすると、先生はただ「はい」と微笑んだ。
玄関のドアを開けて思わず臭いを確かめる。
そろりと振り返っても、先生はただ微笑んでいた。
「臭くないですか?」
「え?大丈夫ですよ?」
キョトンとされてホッとする。
先生のスタイリッシュなマンションとは違って、キッチンと八畳の部屋だけのアパート。
靴を脱いでドアを開けつつ足元にあった段ボールを足で退けると、先生に笑われた。
「気になるならお片付けしますよ?」
「いや……えっと……」
「処分とかも判断したいでしょうし……まず、買ってきたものを冷蔵庫に入れていいですか?」
頷くと、先生はにっこりと優しい笑みを見せる。
「しまったら少し片付けますか?」
「はいっ!!」
食い気味に答えてしまうと、先生にギュッと抱き寄せられた。
「“Good ”」
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