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充実
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「木曜の出張で同期のSubに会いまして……その……プレイについて聞いて」
言いながら恥ずかしくなってきて先生の顔がまっすぐ見られなくなる。
「はい。何かしたいプレイでもありましたか?」
「いえっ!!そんなエッチなのはっ!!」
言ってしまってから慌てて口を塞いだ。
「エッチ……ですか?」
先生が少し戸惑うのがわかる。
だから、余計に焦ってしまった。
だが、そんな俺の手を握って先生は優しく撫でてくれる。
「ちょっと踏み込んだプレイも……したいですか?」
「いや、あの……」
じっと見つめられているのがわかって先生の顔が見られない。
「言えないですか?」
その声が少し寂しそうに聞こえて慌てて先生の方を見た。
「それが……わかんないんです」
なぜか泣きそうになってきてグッと堪える。
そんな俺を先生はゆっくり抱き寄せてくれた。
「僕と……は嫌じゃないですか?」
顔を見ないまま聞いてくれるのは俺が話しやすくするためか。
頷くと、先生はしっかり抱き締めて先生の肩に乗った俺の頭をそのまま撫でてくれる。
「男同士ですよ?」
優しい確認を聞いて俺は顔を上げた。
「……先生は?」
「はい?」
そっと先生を見て聞くと、先生は首を傾げる。
「いいんですか?」
確認に対して先生は少し考える素振りを見せた。
「うーん……前に少し過去のパートナーの話をしましたよね?」
頷くと先生は体を離して俺の手を握る。
「僕の元パートナーは最初は女性ですが、二人目は男性なんです」
言いながら恥ずかしくなってきて先生の顔がまっすぐ見られなくなる。
「はい。何かしたいプレイでもありましたか?」
「いえっ!!そんなエッチなのはっ!!」
言ってしまってから慌てて口を塞いだ。
「エッチ……ですか?」
先生が少し戸惑うのがわかる。
だから、余計に焦ってしまった。
だが、そんな俺の手を握って先生は優しく撫でてくれる。
「ちょっと踏み込んだプレイも……したいですか?」
「いや、あの……」
じっと見つめられているのがわかって先生の顔が見られない。
「言えないですか?」
その声が少し寂しそうに聞こえて慌てて先生の方を見た。
「それが……わかんないんです」
なぜか泣きそうになってきてグッと堪える。
そんな俺を先生はゆっくり抱き寄せてくれた。
「僕と……は嫌じゃないですか?」
顔を見ないまま聞いてくれるのは俺が話しやすくするためか。
頷くと、先生はしっかり抱き締めて先生の肩に乗った俺の頭をそのまま撫でてくれる。
「男同士ですよ?」
優しい確認を聞いて俺は顔を上げた。
「……先生は?」
「はい?」
そっと先生を見て聞くと、先生は首を傾げる。
「いいんですか?」
確認に対して先生は少し考える素振りを見せた。
「うーん……前に少し過去のパートナーの話をしましたよね?」
頷くと先生は体を離して俺の手を握る。
「僕の元パートナーは最初は女性ですが、二人目は男性なんです」
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