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ダイナミクス診断
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行き過ぎとしか思えない言葉なのに、先生なしではいられないくらいでもいい、と思うと気が楽になった。
あんなにも沈んでもう堕ちてしまう気がしていたのに、今は軽くドキドキもしつつ胸がポカポカと温かい。
「……冬弥のコマンドが欲しい」
うっとりとしながら先生を見つめると、先生はチュッと軽くキスをして笑った。
誰も居ないとは言え職員室でキスをされるなんて……慌てて周りを確認すると先生が微かに声を出して笑う。そして、
「ねぇ、航生も……“Kiss”」
先生はわざとそんなことを言ってきた。
焦って赤くなったであろう俺を見て満足そうに笑う先生。
「できたらご褒美あげるよ?」
「……本当?」
戸惑いつつも聞くと、先生は頷いてじっとこっちを見た。
その瞳に吸い寄せられるように近づいてそっと唇を重ねる。
後頭部を押さえられて舌先で突付かれると薄く開いた瞬間に舌が入り込んできて、そのキスで深く蕩けてしまった。
「ふふっ……いい表情」
笑みを広げた先生が俺の口端から垂れた唾液を指で拭う。
トロンとしたまま見つめていると、先生は俺の目の前にシャラッと音をさせてカラーを見せた。
こんなところで出てくるとは思わなくてドキッとすると、笑ってカラーのチェーンを外し始めた。
まさか外れるとは思っていなくて驚いていると、先生は中央にあったチェーンを持ってこっちを向く。
「航生さん、腕貸して下さい」
言われるままに左腕を差し出すと、俺の手首に這わせてカチンと音をさせた。
あんなにも沈んでもう堕ちてしまう気がしていたのに、今は軽くドキドキもしつつ胸がポカポカと温かい。
「……冬弥のコマンドが欲しい」
うっとりとしながら先生を見つめると、先生はチュッと軽くキスをして笑った。
誰も居ないとは言え職員室でキスをされるなんて……慌てて周りを確認すると先生が微かに声を出して笑う。そして、
「ねぇ、航生も……“Kiss”」
先生はわざとそんなことを言ってきた。
焦って赤くなったであろう俺を見て満足そうに笑う先生。
「できたらご褒美あげるよ?」
「……本当?」
戸惑いつつも聞くと、先生は頷いてじっとこっちを見た。
その瞳に吸い寄せられるように近づいてそっと唇を重ねる。
後頭部を押さえられて舌先で突付かれると薄く開いた瞬間に舌が入り込んできて、そのキスで深く蕩けてしまった。
「ふふっ……いい表情」
笑みを広げた先生が俺の口端から垂れた唾液を指で拭う。
トロンとしたまま見つめていると、先生は俺の目の前にシャラッと音をさせてカラーを見せた。
こんなところで出てくるとは思わなくてドキッとすると、笑ってカラーのチェーンを外し始めた。
まさか外れるとは思っていなくて驚いていると、先生は中央にあったチェーンを持ってこっちを向く。
「航生さん、腕貸して下さい」
言われるままに左腕を差し出すと、俺の手首に這わせてカチンと音をさせた。
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