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ダイナミクス診断
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「SubがこんなにもDomを求めてくれるなんてめちゃくちゃ嬉しいですよ?」
頭を撫でられて嬉しくなりつつ申し訳なくも思う。
忙しいのをわかっているのにこんな手間ばかり掛けさせてしまう自分。
平然を装っているが、先生の息は少し乱れていた。
きっと必死に探して走って来てくれたのだろう。
俺がダメなばかりに……
「でも、こんな先生に縋ってばかりなんて情けない……」
溢すように口から出して俯くと、
「僕なしじゃいられなくしたいっていうのはDomの本音でも?」
先生は俺の手を持ち上げて指先に軽くキスをした。
「え?」
そんなドラマのようなキスにも、聞き間違いかのような言葉にもうまく対応ができない。
とりあえず、聞き間違いか?と顔を上げると、にこやかな先生と目が合った。
「もっと甘えて、もっと求めて下さい」
顔を近づけられてチョンと鼻先が触れる。
「もっと僕に溺れて……僕だけを頼ってくれるなんて夢みたいですから」
恍惚の表情にも見えるそれはいつだったか聞いたあの言葉を思い出させた。
『僕は重いらしくて……いつも嫌がられてしまうんです』
あの言葉も……
『僕の世話は度を超してますよ?』
あれも……本当は先生なしでは生きられないくらいの依存を望んでいたのかもしれない。
それが今までのパートナーは堪えられなくて別れたのかもしれないが俺は……。
正直、今までの俺だったら恐怖を感じて逃げていただろう。
でも、先生の言葉、表情、空気、体温……全てが好きで安心する。
頭を撫でられて嬉しくなりつつ申し訳なくも思う。
忙しいのをわかっているのにこんな手間ばかり掛けさせてしまう自分。
平然を装っているが、先生の息は少し乱れていた。
きっと必死に探して走って来てくれたのだろう。
俺がダメなばかりに……
「でも、こんな先生に縋ってばかりなんて情けない……」
溢すように口から出して俯くと、
「僕なしじゃいられなくしたいっていうのはDomの本音でも?」
先生は俺の手を持ち上げて指先に軽くキスをした。
「え?」
そんなドラマのようなキスにも、聞き間違いかのような言葉にもうまく対応ができない。
とりあえず、聞き間違いか?と顔を上げると、にこやかな先生と目が合った。
「もっと甘えて、もっと求めて下さい」
顔を近づけられてチョンと鼻先が触れる。
「もっと僕に溺れて……僕だけを頼ってくれるなんて夢みたいですから」
恍惚の表情にも見えるそれはいつだったか聞いたあの言葉を思い出させた。
『僕は重いらしくて……いつも嫌がられてしまうんです』
あの言葉も……
『僕の世話は度を超してますよ?』
あれも……本当は先生なしでは生きられないくらいの依存を望んでいたのかもしれない。
それが今までのパートナーは堪えられなくて別れたのかもしれないが俺は……。
正直、今までの俺だったら恐怖を感じて逃げていただろう。
でも、先生の言葉、表情、空気、体温……全てが好きで安心する。
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