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サブドロップ
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教室の中で上だけ体操服に着替えて倒れていた悠太。
倒れた悠太に驚いて男子たちが騒ぎ、その騒ぎを聞きつけた三咲が廊下の電話を取ったらしい。
既に学年主任の真野先生がクラスの児童たちを教室から出してくれていて、隣のクラスの飯田先生がうちのクラスの児童たちも自分のクラスに入れてくれていた。
教頭先生がすぐに保健室に連絡を入れて臨時で来ている養護教諭に伝えつつこっちを向く。
「これは……」
「サブドロップです」
真野先生の心配そうな声に続けて言って唇を噛んだ。
「え!?まだ五年生よ!?」
「でも、発現してしまったんですよ!!」
焦りから怒鳴ってしまった。
俺は抑制剤を持っている。
だが、俺のは強い上に子供の悠太に使用していいのかもわからない。
「深谷先生!?」
教頭先生の口から先生の名前が聞こえてパッと顔を上げた。
電話が繋がっているらしく状況を説明する教頭先生の声を聞きつつ悠太に視線を戻す。
真っ青な顔で苦しそうに胸を押さえてギリギリ息をする悠太。
「悠太!聞こえるか!?」
少し頬を叩いてみてもその目は虚ろで俺を映さなかった。
この苦しさが理解できるだけに辛い。
できるなら薬を飲ませてやりたいのに……。
「ちょうどこっちに向かっていたそうで、深谷先生もすぐに来るそうです!なので、真野先生!とりあえず五の三の子たちもお願いできますか?」
「わかりました!」
先生方が対応して下さる間、とにかく俺は悠太の手を握って声を掛け続けた。
倒れた悠太に驚いて男子たちが騒ぎ、その騒ぎを聞きつけた三咲が廊下の電話を取ったらしい。
既に学年主任の真野先生がクラスの児童たちを教室から出してくれていて、隣のクラスの飯田先生がうちのクラスの児童たちも自分のクラスに入れてくれていた。
教頭先生がすぐに保健室に連絡を入れて臨時で来ている養護教諭に伝えつつこっちを向く。
「これは……」
「サブドロップです」
真野先生の心配そうな声に続けて言って唇を噛んだ。
「え!?まだ五年生よ!?」
「でも、発現してしまったんですよ!!」
焦りから怒鳴ってしまった。
俺は抑制剤を持っている。
だが、俺のは強い上に子供の悠太に使用していいのかもわからない。
「深谷先生!?」
教頭先生の口から先生の名前が聞こえてパッと顔を上げた。
電話が繋がっているらしく状況を説明する教頭先生の声を聞きつつ悠太に視線を戻す。
真っ青な顔で苦しそうに胸を押さえてギリギリ息をする悠太。
「悠太!聞こえるか!?」
少し頬を叩いてみてもその目は虚ろで俺を映さなかった。
この苦しさが理解できるだけに辛い。
できるなら薬を飲ませてやりたいのに……。
「ちょうどこっちに向かっていたそうで、深谷先生もすぐに来るそうです!なので、真野先生!とりあえず五の三の子たちもお願いできますか?」
「わかりました!」
先生方が対応して下さる間、とにかく俺は悠太の手を握って声を掛け続けた。
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