224 / 311
サブドロップ
6
しおりを挟む
その日、先生が戻ってきたのは下校も終わってお子さんの小さいママさん先生方は帰って行った頃。
教頭先生と校長室に入って、すぐに俺も呼ばれた。
悠太の現状、とりあえずセラピストが付いてこれからケアをしてもらうこと、これからの対応。
大事なのはわかるのに頭にはほとんど入って来なくて、むしろ頭痛と吐き気がヒドくなる。
「周防先生!」
先生に呼ばれてビクッと跳ねると、先生が顔を覗き込んできた。
「すいません!周防先生のケアを先にしてもよろしいですか!?」
眉を寄せた先生がギュッと俺の手を握ってきて焦る。
「い、いや!!だ、大丈夫です!」
手を払おうとしても離してくれなくて、
「周防先生、さすがにご自身の体調を優先して下さい。真っ青ですよ?」
「えぇ、あとは私たちに任せて下さい」
校長先生と教頭先生にも言われて俺たちは校長室を出た。
「あ、大丈夫?」
出てすぐに声を掛けてきたのは真野先生。
「先生、今日は色々とありがとうございました」
何とか頭を下げると、真野先生は「ちょっと……」と俺たちを職員室の外に呼んだ。
話ということでそのまま保健室に入る。
「この後、会議だから単刀直入だけど……」
「僕のダイナミクスのことですか?」
単刀直入と言いつつも言いにくそうな真野先生に代わって聞くと、真野先生はパッと顔を上げた。
迷惑も掛けたし、かなり心配してくれているのを感じる。
真野先生になら……。
「僕はSubです。そして、僕たちはパートナーです」
打ち明ける俺の横に先生はしっかり立っていてくれた。
教頭先生と校長室に入って、すぐに俺も呼ばれた。
悠太の現状、とりあえずセラピストが付いてこれからケアをしてもらうこと、これからの対応。
大事なのはわかるのに頭にはほとんど入って来なくて、むしろ頭痛と吐き気がヒドくなる。
「周防先生!」
先生に呼ばれてビクッと跳ねると、先生が顔を覗き込んできた。
「すいません!周防先生のケアを先にしてもよろしいですか!?」
眉を寄せた先生がギュッと俺の手を握ってきて焦る。
「い、いや!!だ、大丈夫です!」
手を払おうとしても離してくれなくて、
「周防先生、さすがにご自身の体調を優先して下さい。真っ青ですよ?」
「えぇ、あとは私たちに任せて下さい」
校長先生と教頭先生にも言われて俺たちは校長室を出た。
「あ、大丈夫?」
出てすぐに声を掛けてきたのは真野先生。
「先生、今日は色々とありがとうございました」
何とか頭を下げると、真野先生は「ちょっと……」と俺たちを職員室の外に呼んだ。
話ということでそのまま保健室に入る。
「この後、会議だから単刀直入だけど……」
「僕のダイナミクスのことですか?」
単刀直入と言いつつも言いにくそうな真野先生に代わって聞くと、真野先生はパッと顔を上げた。
迷惑も掛けたし、かなり心配してくれているのを感じる。
真野先生になら……。
「僕はSubです。そして、僕たちはパートナーです」
打ち明ける俺の横に先生はしっかり立っていてくれた。
35
あなたにおすすめの小説
身体検査
RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、
選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。
ふたなり治験棟 企画12月31公開
ほたる
BL
ふたなりとして生を受けた柊は、16歳の年に国の義務により、ふたなり治験棟に入所する事になる。
男として育ってきた為、子供を孕み産むふたなりに成り下がりたくないと抗うが…?!
月弥総合病院
御月様(旧名 僕君☽☽︎)
キャラ文芸
月弥総合病院。極度の病院嫌いや完治が難しい疾患、診察、検査などの医療行為を拒否したり中々治療が進められない子を治療していく。
また、ここは凄腕の医師達が集まる病院。特にその中の計5人が圧倒的に遥か上回る実力を持ち、「白鳥」と呼ばれている。
(小児科のストーリー)医療に全然詳しく無いのでそれっぽく書いてます...!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる