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サブドロップ
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悠太が学校に姿を見せたのは倒れてから一週間が経ってからだった。
まぁ、教室には来ず保健室での登校で、先生を見つめるうっとりしたその目にはイラっとしてしまったが。
「悠太、おはよ」
気持ちを落ち着けて笑ってみても、悠太は先生の腕を掴んで隠れようとする。
「三森くん?僕は相談には乗りますがプレイはもうしないと言っているでしょう?」
そんな悠太の腕を外して先生は悠太との距離を取った。
「ヤダ」
「ヤダと言われても……」
ため息を吐いた先生がこっちを見て俺もどうしたらいいのかわからない。
「三森くん、きみが今不安なのはわかります。でも……僕にも何よりも大事なSubが居るんですよ」
優しいその瞳と目が合ってドキッとする。だが、
「え……?」
頬を膨らませていた悠太はその頬から空気を抜いた。
明らかに萎れたその姿。
「……パートナーってそんなに大事?」
唇を僅かに突き出した悠太が聞くと、先生は柔らかく微笑んだ。
「えぇ!僕のコマンドで安心した姿とか、世話を焼かせてくれて委ねてくれる姿は……」
「いい……先生のそんな顔見たくない」
だが、先生の言葉を遮って悠太が首を振る。
「そうですか?」
「うん。だって、深谷先生、そのSubの人のこと、大好きじゃん」
悠太の言葉でこっちの顔に熱が集まるが、
「そうですね。……大好きです」
また先生が笑うのを見て、その場でどんな顔をしたらいいのかわからなくなった。
まぁ、教室には来ず保健室での登校で、先生を見つめるうっとりしたその目にはイラっとしてしまったが。
「悠太、おはよ」
気持ちを落ち着けて笑ってみても、悠太は先生の腕を掴んで隠れようとする。
「三森くん?僕は相談には乗りますがプレイはもうしないと言っているでしょう?」
そんな悠太の腕を外して先生は悠太との距離を取った。
「ヤダ」
「ヤダと言われても……」
ため息を吐いた先生がこっちを見て俺もどうしたらいいのかわからない。
「三森くん、きみが今不安なのはわかります。でも……僕にも何よりも大事なSubが居るんですよ」
優しいその瞳と目が合ってドキッとする。だが、
「え……?」
頬を膨らませていた悠太はその頬から空気を抜いた。
明らかに萎れたその姿。
「……パートナーってそんなに大事?」
唇を僅かに突き出した悠太が聞くと、先生は柔らかく微笑んだ。
「えぇ!僕のコマンドで安心した姿とか、世話を焼かせてくれて委ねてくれる姿は……」
「いい……先生のそんな顔見たくない」
だが、先生の言葉を遮って悠太が首を振る。
「そうですか?」
「うん。だって、深谷先生、そのSubの人のこと、大好きじゃん」
悠太の言葉でこっちの顔に熱が集まるが、
「そうですね。……大好きです」
また先生が笑うのを見て、その場でどんな顔をしたらいいのかわからなくなった。
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