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新学期
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下校指導を終えて戻ってくると、先生が保健室の前に立っていて俺はフラフラと吸い込まれるように保健室に入る。
「お疲れ様です」
いつものように座らされて目の前で淹れられる紅茶。
ふわっと香るのがいつものフルーツ系ではない気がして首を傾げると、
「今日はバラの紅茶なんですよ」
先生は微笑んでカップを俺にくれた。
飲んでみると味はスッキリしているが口の中にバラの香りが広がって何か贅沢な気分になる。
「落ち着きました?」
向かいの席に座って先生もカップを持ち上げた。
「……うん。……でも、悠太がずっと目を合わせてくれなかった」
両手でカップを持ってじっとその赤茶色の紅茶を見つめる。
今日一日、ほぼ席で突っ伏していた悠太は顔を上げても不貞腐れたような顔で窓の外を見ていたから。
「そうですか。まぁ、これから僕ではないDomに出会っていけば僕と三森くんは相性もよくなかったのはわかると思いますけどね」
「え?そうなの?」
パッと先生を見ると、先生はにこりと笑う。
「はい。まだ欲が発現したばかりだったしあれは応急処置だったからなのもありますけど……プレイをしても三森くんも僕も欲の解消にはならないでしょうね」
「相性……」
ぽつりと呟くと、スルリと肩に手を滑らされて跳ね上がった。
いつの間に立って俺の背後に来ていたのか。
「お疲れ様です」
いつものように座らされて目の前で淹れられる紅茶。
ふわっと香るのがいつものフルーツ系ではない気がして首を傾げると、
「今日はバラの紅茶なんですよ」
先生は微笑んでカップを俺にくれた。
飲んでみると味はスッキリしているが口の中にバラの香りが広がって何か贅沢な気分になる。
「落ち着きました?」
向かいの席に座って先生もカップを持ち上げた。
「……うん。……でも、悠太がずっと目を合わせてくれなかった」
両手でカップを持ってじっとその赤茶色の紅茶を見つめる。
今日一日、ほぼ席で突っ伏していた悠太は顔を上げても不貞腐れたような顔で窓の外を見ていたから。
「そうですか。まぁ、これから僕ではないDomに出会っていけば僕と三森くんは相性もよくなかったのはわかると思いますけどね」
「え?そうなの?」
パッと先生を見ると、先生はにこりと笑う。
「はい。まだ欲が発現したばかりだったしあれは応急処置だったからなのもありますけど……プレイをしても三森くんも僕も欲の解消にはならないでしょうね」
「相性……」
ぽつりと呟くと、スルリと肩に手を滑らされて跳ね上がった。
いつの間に立って俺の背後に来ていたのか。
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