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それをただ見ている先生。
声も掛けられず、触られもしないことに少し焦れるが先生はゆっくり息を吐いて微笑む。
「“Present”」
全裸のまま仰向けになるのは少し照れて膝を起こして重ねていた脚をトントンと叩かれた。
今日のカラーはそれほどキツく締められてはいないが、チェーンはついたままで少し動くと肌を滑る感覚にピクッと震えてしまう。
それにやはり全裸で更に脚を自ら開くのはためらってしっかり開き切る頃にはかなり息もあがってしまった。
「……もうイきます?」
「っ、ヤダ……」
あまり思考は働かないのに本能的に首を横に振る。
「冬、弥……で……イきたい」
潤んだ目で見上げるからか、先生の姿がしっかり捉えられない。
それでも手を伸ばすと、先生は俺の手を取って優しく頬に当ててくれた。
「今日はやたらと煽りますね?」
そのまま指先にキスもされてキュンとする。
「ずっと蕩けた顔してますが……どんな感じですか?」
「?」
何かを聞かれているのはわかるのに考えることができなくて首を傾げた。
「ふふ、そうですね。気持ちよくなりましょうか?」
「も……ずっと、気持ち……い」
聞き取れた“気持ちいい”だけに反応すると、俺の脚の間に入って腰を折ってきた先生の首に腕を回して縋りつく。
「本当……今夜はあまり身体に負担にならないようにって思っているのに……」
先生が聞こえるほど大きなため息を吐いたことに少しビクッとするが、すぐに膝裏を抱えて後孔に押し当てられた熱く硬い存在に期待でいっぱいになってしまった。
声も掛けられず、触られもしないことに少し焦れるが先生はゆっくり息を吐いて微笑む。
「“Present”」
全裸のまま仰向けになるのは少し照れて膝を起こして重ねていた脚をトントンと叩かれた。
今日のカラーはそれほどキツく締められてはいないが、チェーンはついたままで少し動くと肌を滑る感覚にピクッと震えてしまう。
それにやはり全裸で更に脚を自ら開くのはためらってしっかり開き切る頃にはかなり息もあがってしまった。
「……もうイきます?」
「っ、ヤダ……」
あまり思考は働かないのに本能的に首を横に振る。
「冬、弥……で……イきたい」
潤んだ目で見上げるからか、先生の姿がしっかり捉えられない。
それでも手を伸ばすと、先生は俺の手を取って優しく頬に当ててくれた。
「今日はやたらと煽りますね?」
そのまま指先にキスもされてキュンとする。
「ずっと蕩けた顔してますが……どんな感じですか?」
「?」
何かを聞かれているのはわかるのに考えることができなくて首を傾げた。
「ふふ、そうですね。気持ちよくなりましょうか?」
「も……ずっと、気持ち……い」
聞き取れた“気持ちいい”だけに反応すると、俺の脚の間に入って腰を折ってきた先生の首に腕を回して縋りつく。
「本当……今夜はあまり身体に負担にならないようにって思っているのに……」
先生が聞こえるほど大きなため息を吐いたことに少しビクッとするが、すぐに膝裏を抱えて後孔に押し当てられた熱く硬い存在に期待でいっぱいになってしまった。
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