307 / 311
優しいコマンド
2
しおりを挟む
「起き上がれますか?」
いつもの優しい声と共に手を差し出されて俺も体を起こすが、ふわふわとまだ余韻が残っている気がして表情が緩むのを自分でも感じる。
俺自身でも自覚できるほどどっぷりとサブスペースに浸らせてもらったお陰か余韻は感じるが身体は軽かった。
まぁ、腰と後ろの違和感はあるが。
「朝ご飯用意するのでもう少し休んでいてもいいですよ?」
まだワックスで分ける前の俺の前髪を指で退けてチュッと軽く額に唇を当てられる。
それだけでもめちゃくちゃ嬉しくて心が温かくなる気がした。
「……傍に居たい」
先生がベッドから出ようとするのを見て何となく心細くなって先生の腰に腕を回して抱き着く。
「そんなかわいいこと言ってくれます?」
微笑む先生は振り向いて俺の頭を撫でてくれた。
「それなら一緒にシャワー浴びますか?」
「……うん」
少し恥ずかしさはある。
でも、一緒に、そう言ってもらえたことが嬉しかった。
「そういえば、冬弥が上脱いだままなの珍しいね?」
お互い下は穿いているが上は上裸なことに気づいて擦り寄ると、先生はギュッと俺を抱き締め返してくれる。
「航生さんがずーっと僕の胸を触ってて、そうやってお顔をくっつけてうっとりして下さるので」
「えっ!?」
無意識ではあったが、本当にこっちを向いてくれた先生の胸にくっついていて慌てて離れた。
でも、そんな俺を先生はまた抱き寄せてくる。
「好きですか?僕の胸」
ニヤリと笑うその顔はズルい。
いつもの優しい声と共に手を差し出されて俺も体を起こすが、ふわふわとまだ余韻が残っている気がして表情が緩むのを自分でも感じる。
俺自身でも自覚できるほどどっぷりとサブスペースに浸らせてもらったお陰か余韻は感じるが身体は軽かった。
まぁ、腰と後ろの違和感はあるが。
「朝ご飯用意するのでもう少し休んでいてもいいですよ?」
まだワックスで分ける前の俺の前髪を指で退けてチュッと軽く額に唇を当てられる。
それだけでもめちゃくちゃ嬉しくて心が温かくなる気がした。
「……傍に居たい」
先生がベッドから出ようとするのを見て何となく心細くなって先生の腰に腕を回して抱き着く。
「そんなかわいいこと言ってくれます?」
微笑む先生は振り向いて俺の頭を撫でてくれた。
「それなら一緒にシャワー浴びますか?」
「……うん」
少し恥ずかしさはある。
でも、一緒に、そう言ってもらえたことが嬉しかった。
「そういえば、冬弥が上脱いだままなの珍しいね?」
お互い下は穿いているが上は上裸なことに気づいて擦り寄ると、先生はギュッと俺を抱き締め返してくれる。
「航生さんがずーっと僕の胸を触ってて、そうやってお顔をくっつけてうっとりして下さるので」
「えっ!?」
無意識ではあったが、本当にこっちを向いてくれた先生の胸にくっついていて慌てて離れた。
でも、そんな俺を先生はまた抱き寄せてくる。
「好きですか?僕の胸」
ニヤリと笑うその顔はズルい。
27
あなたにおすすめの小説
守り守られ
ほたる
BL
主治医 望月診療所の双子医師
患者 瀬咲朔
腸疾患・排泄障害・下肢不自由
看護師
ベテラン山添さん
準主人公 成海真幌 腸疾患・排泄障害・てんかん
木島 尚久 真幌の恋人同棲中
身体検査
RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、
選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。
ふたなり治験棟 企画12月31公開
ほたる
BL
ふたなりとして生を受けた柊は、16歳の年に国の義務により、ふたなり治験棟に入所する事になる。
男として育ってきた為、子供を孕み産むふたなりに成り下がりたくないと抗うが…?!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる