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拾参「私の可愛い妹・改『壱』」
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拾参「私の可愛い妹・改『壱』」
私には5歳程、離れた妹がいます。
其れは其れは、可愛くて可愛くて仕方がなかった。
「おねえちゃん」と言いながら私の後ろをちょこちょこと歩いてくる姿が愛おしくて仕方なかった。
両親は、仕事人間でした。愛してくれたとは思えませんでした。
今でも思えないですね
物心がついた頃には、もう、無関心に近かったのでしょう。
其れは私に限ってお互い様ですが。
私は、楽しく笑う妹が何よりも大好きだった。
だから、彼女の笑顔の為ならば何をしてもよかった。
彼女は私にとって、『世界の中心』で『神様』で『お姫様』だったんだ。
何よりも、友人の命より、両親の命より、自身の命よりも大切な存在。
彼女の笑顔を『守る』行為は私の行動指針であった。
だから、彼女が寂しがらないように、私を必要としてくれるように
彼女の姉として、親代わりとして、接してきた。
私の妹大好きは、友人らにもバレているから、『シスコン』と言われてるけど
別に構わないんだ。だって私にとって、私には、妹しかいないから。
母親は、妹が生まれてから2年、2歳の頃にはもう仕事に復帰していましたから。
どうしても私が、妹のお世話をしなければなりませんでしたが、、。
彼女は良い子でしたから、特に大変だった事はありませんでした。
朝起きる時は、私が寝坊してしまった時は起こしに来てくれ
夜は自室で一人で寝る事の出来る子でした。
小学校と保育園が、殆ど、同じ場所にあると言っても良い程近くにあったこともあり、
保育園に送り迎えは私がしましたが、行く準備も、確認すれば、ちゃんと出来る子で、
ちょっと夜更かししてしまって、眠たくて仕方がないと言う時でもちゃんと準備をしてくれました。
滅茶苦茶眠たそうで、危なっかしくて仕方なかったけれど。
私が放課後、妹を迎えに行って家に帰って、宿題を終わらしている間は、絵本を読んで、
待ってくれる。
そんな可愛くて、賢くて、良い子の彼女に頼りにされたくて
だから、色々な事に挑戦して、かなり努力しました。
私は、天才ではないので、秀才が精一杯ですが、、ね。
彼女の存在が、愛されず、家族と言う存在なのに殆ど関わりのない両親を持った私に
彼女の姉と言う役割を与えてくれた。彼女の笑顔こそが幸せで、
帰る度に、暖かく美味しい料理なのに、薄く、冷たく感じてしまう食事は
彼女のお陰で明るく、華やかになり、私の世界を色づけてくれる。
___でも、いつからだったろうか。
彼女が、苦笑いを浮かべるようになったのは、、、。
気のせいだと言い聞かせてきた。
彼女の笑みは、そこまで、感情を隠せるものだった。
私は知らなかった。
【私が、彼女の笑顔を曇らせる存在】だった事を。
知らなかった。
彼女が劣等感を抱いていた事も
知らなかった。
彼女の自信を奪っていた事を
知らなかった。
彼女自身が彼女を嫌うきっかけになった事を
知らなかった。
知らなかった。知らなかった。
何より大切なものを、自分の頼りにされたいと言う欲望で傷つけていた事を。
知らなかったんだ。
表面ばっかり見てしまっていたんだ。
知らなかったんだ。
一番側に居たのに見えてなかった。
否、違う、、か、な………。
知らないふりしてたんだ。
見えてないふりをしてたんだ。
この関係が壊れるのを恐れて、、
【私の神様】としての彼の子しか見てなかった。見れてなかった。
嗚呼、、、彼女の為と言って結局は私の為の、私の存在意義にして、
只、、私に役割が欲しかったんだ。
私は要らない子なんかじゃないよって。
只、、善意だと言って、彼女を守ると言って、傷つけた。
(何が神様だ)
(何がお姫様だ)
そんな事思う資格ないじゃないか、、。
只、私の存在意義の為の道具として利用してただけじゃないか。
彼女を好きだと言った。其れは真実だ。
なのに、『愛して』いたはずなのに、、とても薄っぺらい自己肯定するための感情に思えて仕方ない。
大切だと言って、私の可愛い天使様にするために、彼女のいろんな物を見て行ける為の翼を捥いだような物じゃないか
彼女の気持ちに気づきもしないで、、表面的な『すごい』とか『大好き』とか、、、
知らなかった
気づかなかった
だからなんだってんだ。
傷つけてんだから。
私の願いは彼女が笑うこと。
其れは決して、私の前じゃなくても構わないんだ。
こんな、傷付けるだけの欲望なんて要らない。
私は離れなくては、彼女の側から。
傷付けるだけの存在なんだから。
あぁ、、、何にも変わってなかった私は
何も成長してない、彼女は変わったのに
私はあの日、彼女を見た。
5歳の頃から何一つ変わっていなかったんだ。
___私は彼女が会いに来てくれるまで会おうとは思えないだろう。
こんな私に彼女に会う資格などない。
彼女の側に居ながら気づけず、傷つけたのだから。
嗚呼。
優しく暖かい鮮やかな思い出は私の首を絞め続ける。
でも、其れでいい、、其れが私の罪だから。
どうか、、幸せに笑っていてください、私の可愛い可愛い神様。
この物語は、【私の可愛い妹】を別角度から観たお話です。
そして、【小さな劣等感】の姉側の視点でもありますね。
この物語の彼女は完全に『妹』に依存していました。
そして今も、依存していると言って良いでしょう。
『妹』の気持ちを理解してなかったと『後悔』し、
『拒絶』を受け入れ、『妹』の気持ちを汲み取ったと思いこみ………。
この先を言う必要はありませんかね。
このお話は、話し合えば、簡単に仲直り出来るような、お互いに愛し愛され、話し合いが苦手な姉妹のお話でした。
フフッ、言葉で言えばとてもを簡略化する事が出来ますね。
今目の前にある『苦難』と言う壁はもしかすれば、
只のハリボテで、回り込めば、簡単に向こう側に渡れるような物かもしれませんね。
近くで見れば見るほど、全体像というものは見えなくなり、目に見えるもの、聞こえるものだけが真実だと、思い込んでしまうのが人間ですから。
どうしても自分からの視点で物事を見てしまうものですが、第三者視点で聞いてみると言う事も一つの手かもしれませんね。
私には5歳程、離れた妹がいます。
其れは其れは、可愛くて可愛くて仕方がなかった。
「おねえちゃん」と言いながら私の後ろをちょこちょこと歩いてくる姿が愛おしくて仕方なかった。
両親は、仕事人間でした。愛してくれたとは思えませんでした。
今でも思えないですね
物心がついた頃には、もう、無関心に近かったのでしょう。
其れは私に限ってお互い様ですが。
私は、楽しく笑う妹が何よりも大好きだった。
だから、彼女の笑顔の為ならば何をしてもよかった。
彼女は私にとって、『世界の中心』で『神様』で『お姫様』だったんだ。
何よりも、友人の命より、両親の命より、自身の命よりも大切な存在。
彼女の笑顔を『守る』行為は私の行動指針であった。
だから、彼女が寂しがらないように、私を必要としてくれるように
彼女の姉として、親代わりとして、接してきた。
私の妹大好きは、友人らにもバレているから、『シスコン』と言われてるけど
別に構わないんだ。だって私にとって、私には、妹しかいないから。
母親は、妹が生まれてから2年、2歳の頃にはもう仕事に復帰していましたから。
どうしても私が、妹のお世話をしなければなりませんでしたが、、。
彼女は良い子でしたから、特に大変だった事はありませんでした。
朝起きる時は、私が寝坊してしまった時は起こしに来てくれ
夜は自室で一人で寝る事の出来る子でした。
小学校と保育園が、殆ど、同じ場所にあると言っても良い程近くにあったこともあり、
保育園に送り迎えは私がしましたが、行く準備も、確認すれば、ちゃんと出来る子で、
ちょっと夜更かししてしまって、眠たくて仕方がないと言う時でもちゃんと準備をしてくれました。
滅茶苦茶眠たそうで、危なっかしくて仕方なかったけれど。
私が放課後、妹を迎えに行って家に帰って、宿題を終わらしている間は、絵本を読んで、
待ってくれる。
そんな可愛くて、賢くて、良い子の彼女に頼りにされたくて
だから、色々な事に挑戦して、かなり努力しました。
私は、天才ではないので、秀才が精一杯ですが、、ね。
彼女の存在が、愛されず、家族と言う存在なのに殆ど関わりのない両親を持った私に
彼女の姉と言う役割を与えてくれた。彼女の笑顔こそが幸せで、
帰る度に、暖かく美味しい料理なのに、薄く、冷たく感じてしまう食事は
彼女のお陰で明るく、華やかになり、私の世界を色づけてくれる。
___でも、いつからだったろうか。
彼女が、苦笑いを浮かべるようになったのは、、、。
気のせいだと言い聞かせてきた。
彼女の笑みは、そこまで、感情を隠せるものだった。
私は知らなかった。
【私が、彼女の笑顔を曇らせる存在】だった事を。
知らなかった。
彼女が劣等感を抱いていた事も
知らなかった。
彼女の自信を奪っていた事を
知らなかった。
彼女自身が彼女を嫌うきっかけになった事を
知らなかった。
知らなかった。知らなかった。
何より大切なものを、自分の頼りにされたいと言う欲望で傷つけていた事を。
知らなかったんだ。
表面ばっかり見てしまっていたんだ。
知らなかったんだ。
一番側に居たのに見えてなかった。
否、違う、、か、な………。
知らないふりしてたんだ。
見えてないふりをしてたんだ。
この関係が壊れるのを恐れて、、
【私の神様】としての彼の子しか見てなかった。見れてなかった。
嗚呼、、、彼女の為と言って結局は私の為の、私の存在意義にして、
只、、私に役割が欲しかったんだ。
私は要らない子なんかじゃないよって。
只、、善意だと言って、彼女を守ると言って、傷つけた。
(何が神様だ)
(何がお姫様だ)
そんな事思う資格ないじゃないか、、。
只、私の存在意義の為の道具として利用してただけじゃないか。
彼女を好きだと言った。其れは真実だ。
なのに、『愛して』いたはずなのに、、とても薄っぺらい自己肯定するための感情に思えて仕方ない。
大切だと言って、私の可愛い天使様にするために、彼女のいろんな物を見て行ける為の翼を捥いだような物じゃないか
彼女の気持ちに気づきもしないで、、表面的な『すごい』とか『大好き』とか、、、
知らなかった
気づかなかった
だからなんだってんだ。
傷つけてんだから。
私の願いは彼女が笑うこと。
其れは決して、私の前じゃなくても構わないんだ。
こんな、傷付けるだけの欲望なんて要らない。
私は離れなくては、彼女の側から。
傷付けるだけの存在なんだから。
あぁ、、、何にも変わってなかった私は
何も成長してない、彼女は変わったのに
私はあの日、彼女を見た。
5歳の頃から何一つ変わっていなかったんだ。
___私は彼女が会いに来てくれるまで会おうとは思えないだろう。
こんな私に彼女に会う資格などない。
彼女の側に居ながら気づけず、傷つけたのだから。
嗚呼。
優しく暖かい鮮やかな思い出は私の首を絞め続ける。
でも、其れでいい、、其れが私の罪だから。
どうか、、幸せに笑っていてください、私の可愛い可愛い神様。
この物語は、【私の可愛い妹】を別角度から観たお話です。
そして、【小さな劣等感】の姉側の視点でもありますね。
この物語の彼女は完全に『妹』に依存していました。
そして今も、依存していると言って良いでしょう。
『妹』の気持ちを理解してなかったと『後悔』し、
『拒絶』を受け入れ、『妹』の気持ちを汲み取ったと思いこみ………。
この先を言う必要はありませんかね。
このお話は、話し合えば、簡単に仲直り出来るような、お互いに愛し愛され、話し合いが苦手な姉妹のお話でした。
フフッ、言葉で言えばとてもを簡略化する事が出来ますね。
今目の前にある『苦難』と言う壁はもしかすれば、
只のハリボテで、回り込めば、簡単に向こう側に渡れるような物かもしれませんね。
近くで見れば見るほど、全体像というものは見えなくなり、目に見えるもの、聞こえるものだけが真実だと、思い込んでしまうのが人間ですから。
どうしても自分からの視点で物事を見てしまうものですが、第三者視点で聞いてみると言う事も一つの手かもしれませんね。
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