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第1章「警察官になりました」
6話「ドロドロのメイド喫茶」
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「美味しくな~れ、萌え萌えキュン!」
というフレーズを聞いたことがあるだろうか。メイド喫茶で働く
可愛らしいメイドたちはやって来た客人たちを自分の愛らしい見た目を
上手く利用して癒すのだ。あざと可愛い性格は彼女たちだからこそ
出来る事だ。そんなメイドたちが突然、仲間割れを起こすとは思いも
しなかったと語ったのは疲れを癒すためにメイド喫茶に向かったヲタクな
男たちだった。
「ありがとうございます」
置かれたお茶を啜る色白で小柄、愛らしい女性は北島茉由という。
彼女はメイド喫茶で働くメイドらしい。その白い頬には独特な匂いを
放つ湿布が張られていた。職場から逃げ出したため彼女の服装は
メイド服だ。
「傷が出来てなくて、良かったですね」
舞雪の声掛けに頷くメイドは涙ぐんでしまう。
「あんなに喧嘩することなかったのに…朝まではずっと仲良しだったのに!」
突然、何の前触れもなく始まった喧嘩は女のドロドロとした喧嘩だ。
彼女は平手打ちを喰らい即座に逃げることを選んだ。それは正解だ。
酷いと髪を切る、カッターを振り回す。何をするか分からない。
ここでも怪しいものを発見した。
「そのカチューシャは全員お揃いですか?」
「?そうですけど…やっぱり、何か憑いてるんですか!?」
北島茉由はどうやら霊感を持っているようで薄っすらと霊的存在を認識できる。
舞雪たちのようにハッキリ見えているわけでは無いようだ。
「少し不気味なお客さんがいたんです。昨日の夜―」
夜頃になるとサラリーマン風の男が着たという。茉由だけが彼に対して不気味さを
覚えた。まだまだ若い男。しかし何処か年長者にも見える顔立ち。冗談のように
「僕はこれでも君たちの10倍以上は生きてるんだよ」
冗談に決まってる。みんなが笑っていた。自分もそうだった。だからその時は
笑い飛ばすことが出来た。
「その人と手が触れ合う機会はありましたか?」
質問をしたのは鏡原仁だ。彼の質問に茉由はすぐに頷いた。
「帰り際に全員と握手をしました。そうやって見送るのが私たちですから」
手を握る、それはとても短い時間。短時間で完璧な術を空いては仕込んだのか?
先の事件と同じ人物が関与しているのではないかという説が浮上した。そして
この二回で把握したのは男は被害者たち、もしくは被疑者の所持品などに
術を仕込んでいると言う事。茉由からカチューシャを借りると先のカメラと同じ
霊力を検知した。
「今回はカチューシャに術が掛けられてるんだ。だから一人一人、順番に
カチューシャを借りて祓って返す」
「一度に全員を集めるのは危険では」
「こっちにも握手でパパッとお祓いが出来る人がいるじゃない。今はお店を準備
しているはず…これから彼女を連れて突撃よ!」
天喰閏、彼女は呪いや霊的なものによる傷を食べることが出来る。直接
口からでは無く、触ることで行うことが出来るのだ。
彼女が向かって何事も無く事件は自然と解決した。
検知された霊力は小さな霊魂。恐らくカメラには霊能者が憑いていたのだろう。
今回も同じタイプの霊が憑いていた。
というフレーズを聞いたことがあるだろうか。メイド喫茶で働く
可愛らしいメイドたちはやって来た客人たちを自分の愛らしい見た目を
上手く利用して癒すのだ。あざと可愛い性格は彼女たちだからこそ
出来る事だ。そんなメイドたちが突然、仲間割れを起こすとは思いも
しなかったと語ったのは疲れを癒すためにメイド喫茶に向かったヲタクな
男たちだった。
「ありがとうございます」
置かれたお茶を啜る色白で小柄、愛らしい女性は北島茉由という。
彼女はメイド喫茶で働くメイドらしい。その白い頬には独特な匂いを
放つ湿布が張られていた。職場から逃げ出したため彼女の服装は
メイド服だ。
「傷が出来てなくて、良かったですね」
舞雪の声掛けに頷くメイドは涙ぐんでしまう。
「あんなに喧嘩することなかったのに…朝まではずっと仲良しだったのに!」
突然、何の前触れもなく始まった喧嘩は女のドロドロとした喧嘩だ。
彼女は平手打ちを喰らい即座に逃げることを選んだ。それは正解だ。
酷いと髪を切る、カッターを振り回す。何をするか分からない。
ここでも怪しいものを発見した。
「そのカチューシャは全員お揃いですか?」
「?そうですけど…やっぱり、何か憑いてるんですか!?」
北島茉由はどうやら霊感を持っているようで薄っすらと霊的存在を認識できる。
舞雪たちのようにハッキリ見えているわけでは無いようだ。
「少し不気味なお客さんがいたんです。昨日の夜―」
夜頃になるとサラリーマン風の男が着たという。茉由だけが彼に対して不気味さを
覚えた。まだまだ若い男。しかし何処か年長者にも見える顔立ち。冗談のように
「僕はこれでも君たちの10倍以上は生きてるんだよ」
冗談に決まってる。みんなが笑っていた。自分もそうだった。だからその時は
笑い飛ばすことが出来た。
「その人と手が触れ合う機会はありましたか?」
質問をしたのは鏡原仁だ。彼の質問に茉由はすぐに頷いた。
「帰り際に全員と握手をしました。そうやって見送るのが私たちですから」
手を握る、それはとても短い時間。短時間で完璧な術を空いては仕込んだのか?
先の事件と同じ人物が関与しているのではないかという説が浮上した。そして
この二回で把握したのは男は被害者たち、もしくは被疑者の所持品などに
術を仕込んでいると言う事。茉由からカチューシャを借りると先のカメラと同じ
霊力を検知した。
「今回はカチューシャに術が掛けられてるんだ。だから一人一人、順番に
カチューシャを借りて祓って返す」
「一度に全員を集めるのは危険では」
「こっちにも握手でパパッとお祓いが出来る人がいるじゃない。今はお店を準備
しているはず…これから彼女を連れて突撃よ!」
天喰閏、彼女は呪いや霊的なものによる傷を食べることが出来る。直接
口からでは無く、触ることで行うことが出来るのだ。
彼女が向かって何事も無く事件は自然と解決した。
検知された霊力は小さな霊魂。恐らくカメラには霊能者が憑いていたのだろう。
今回も同じタイプの霊が憑いていた。
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