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蛙の子は蛙
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~文化祭 当日~
小夜のクラスのお化け屋敷は大盛況だった。最初の方は受付の武流目当てで来る女子しか来てなかったのだが、教室から聞こえる悲鳴に周りの人間が驚き、挙句の果てには泣きながら転がって外を出ていった学生がいたため、たちまちお客が入っていった。
小夜は黒カーテンを中心に美術小道具しか関わっていなかったので、どんな仕掛けがあるのかどんな演出になっているのかあまり分かっていなかった。そんな小夜の当日の係は受付を通ったお客さんにルール説明をするというものであった。愛想をあまり良くしないで欲しいと言われていたので淡々と説明していたのだが、血糊の付いたセーラー服の衣装も相まって、お客は小夜の不気味さに怖がっていた。
「大盛況すぎて、休憩なしだ。大丈夫か?」
顰めっ面で話しかけてきたのは受付の係をしていた武流だった。武流はお化け屋敷の受付だけではなく、女子の相手をしなければならない。丁寧に対応をするので、武流を知らない外来のお客さんも見惚れて自然と受付に足を運んでしまう。さながらホストのようだ。疲れも人一倍だろう。
「私は淡々と説明するだけだから何ともないわよ。そっちこそ大丈夫?」
「大丈夫じゃねぇ…」
項垂れる武流を見た小夜はクスッと笑った。それを見て武流は小夜の頭に手を置こうとしたが、躊躇って手を退けた。
「二人とも休憩入っていいよ!早めに交代して!まだ二人とも文化祭回ってないでしょ?」
学級長は次の交代の学生を連れて小夜たちの元に駆け寄った。武流と小夜はお礼の言葉を後に一緒に文化祭をまわろうということになった。
「そういえば、お前ここのお化け屋敷入ってないんじゃない?」
「まあ、あまり演出とかには関わってないから…」
「…行くか?」
試すように笑う武流を横目に悩んだが、さすがに自分のクラスの催しをあまり知らないというのもよろしくないと思い、渋々お化け屋敷に入ることになった。
十五分後。小夜は表情一つ変えないで出口を出た。武流はもう全て知っていたので驚きも何もなかったが、小夜の反応の薄さに不満そうにしていた。
「ちょっとは怖がって見せろよ。」
「ごめん、声も出なかった。」
「百目鬼さーん!!」
お化け屋敷を入り終わった二人を追いかけてきたのは包帯を巻いたミイラ男だった。演出担当の学生だ。
「そんなに怖くなかった!?みんな怖がって出ていくのに…。つまらなかった!?」
「いやいやいや!演出すごく良かったよ!!単に驚かすとかじゃなくて驚かす前の雰囲気を作るのにすごく時間かけたんだろうなとか感心したし、すごくいいと思う!!」
それを聞いたミイラ男は落ち込んでしゃがんでしまった。
「小夜、逆に傷つけてる。」
「え、なんで!?」
「演出の裏を悟られないようにやるのが演出だろ?」
「あ、そうか……えっと、なんて言ったらいいか…」
「いや!僕もっと頑張るよ!演出の難しさを知ったからね!」
そう言うとミイラ男はそそくさと教室に戻っていった。
小夜は気付いていないようだから言うが、怖がっていたのはむしろ演出側の学生だろう。驚かしても表情ひとつ変えずに振り返り、淡麗な顔が薄暗い部屋の中で瞬きもなく無表情でいるのだから。
「…私、紬ちゃんのメイドカフェに行ってみたい!」
「お!いいな。俺の兄貴も来てるかもしれない。」
二人はお化け屋敷のことは忘れて、紬の教室に向かった。しかし、おかしいことがあった。紬の教室に近づくに連れて人混みになっていっていたのだ。嫌な予感がした二人は人を掻き分けてやっとの思いで教室に辿り着いた。
そこには男三人に囲まれて震え上がっているメイド姿の紬がいた。男三人の身なりからして外来の輩だろう。他のメイド服を着た女子や元々入っていたお客さんは静かに教室を出ていっていた。
「先生に言った方が良いのかな。」
「私行ってくる!」
二人の女子が動こうとした瞬間、三人の中の一人が声を荒げた。
「おい、動くんじゃねぇよ!!」
その罵声に腰を抜けかしてしまった女子二人はその場にしゃがみ込んでしまった。
「ねえねえ、俺ら相手にしてよ~。宮月のとこの姫ちゃんの娘でしょ?ちょっとくらいのサービスいいじゃん。」
「俺ら君目的で来たんだよ~!なあ!!」
「ヒッ」
空気がピリつく。本気でまずい状況だ。いつ紬が公開処刑にあってもおかしくない。あの輩ならやりかねない。小夜と武流が通路側の窓から乗り込もうとしたその瞬間、先に教室に入ったのは香だった。
「何だテメェ。」
「それはこっちのセリフだ。その子から手離しな。」
「あぁ?テメェ何様のつもりだ。あん?」
「宮月 香。あんたら出禁になった奴らだろ?今更何の用だよ。」
「あ~、ママさんの娘さんね…親子共々首突っ込むの好きだよね~、ババクセェ!!」
胸ぐらを掴まれた香は身長は高い方だったが、さすがに男に掴まれたら足が付かない。それでも香は睨むのをやめなかった。殴ったら終わり。負けになるし、第一チンピラと言っても喧嘩をしてきたであろう男たち。そんな人間たちに勝てるほどの武術は持ち合わせていない。
「…くっ…姫さんに手を出して出禁になって、叶わなかった思いの憂さ晴らしに娘を襲うのか。…下っ端がやりそうなことだな。」
下っ端?小夜は香の言葉に少しの違和感を感じた。紬は香の様子を泣き顔で見ていた。しかしその自分の肩にも男の手がしっかり掴んでいる。
「進学校に入ったからってなんか勘違いしてねぇか?お前らみたいな水商売の女の子供は結局水商売に走るんだよ。蛙の子は蛙ってな。親の背見て育つのが子供ってもんだろう?」
「…愚問だな。」
「っ…テメェらが今まで食ってきた飯はな、お前らの母親が男誑かして稼いだ金だろう!?汚ねえ金で生きてきたくせに普通の人間ぶってんじゃねぇよ!!」
その瞬間、武流は香の胸ぐらを掴んでいた男の腕を掴んでいた。
「自分の身の上に満足しないのを親の責任にしたいなら勝手にしてろよ。だがな俺らを巻き込むんじゃねぇ。」
「ぐっ…いたたた…」
武流が何をしたのか分からないが、急に男は香を離した。その様子を見て他の男二人が怖気付いたのが目に見えた。香は地べたに座り込み、苦しそうに締まっていた首を摩った。そして振り絞るように言った。
「私たちの親はね…汚い仕事なんかしてない。生きるために仕事をしてるんだ。…私たち子供にやりたいことをさせたくて必死に稼いでくれてるの。確かに周りから見たら理解できない仕事だってしてる。でも、汚いなんて思ったことは一度もない。お客様を喜ばせる。そのことに長けたプロなんだよ、私たちの親は。ただ簡単に話して酒入れてもらってるんじゃない。人を大事にする仕事だ。もちろんそんなプライドもなく薬や酒に溺れる奴らだっているけどな。」
「……。」
「だからあんたらだってうちの店に通ってくれてたんだろう?金だけが目的じゃなくて、お客様に向き合う店だから。」
「…何なんだよ。」
「………汚いって言うんだったら、今のあんたらの方が汚いよ。怠慢と傲慢を繰り返し、職を失ってこんなことして!!」
「うるせぇ!!クソガキ!!」
男が殴りかかってその拳が香の顔に振りかざされた時、もう一人の教室に入ってきた男が思いっきり男を蹴飛ばした。
「そこのメイドさんは私の婚約者なんだ。汚い手を退けてくれるか?」
何事もなかったように堅いスーツを着こなして爽やかに笑ったのは武流の兄、誠だった。蹴り飛ばした男は机に頭を打ち付けて半分ダウンしている。
「…おい、流石にヤベェよ。ズラかるぞ。」
男たちはダウンした男を提げて教室を出た。教室を出るとき、覚えてろよ、と言った三人たちだったが、その言葉を聞いて笑いながら、外で会ったら死ぬのは君たちだよと言った誠に、香と武流は震え上がった。
小夜はハッとして、泣きながら誠の胸でホッとしている紬を見ながら、さっきの三人衆を追いかけた。
「待ちなさい!!」
「今度は何だよ…うっせぇな。」
呼び止めても足を止めようとしない三人に小夜は息を大きく吸って言った。
「浅田、矢野、隅田!!」
小夜のクラスのお化け屋敷は大盛況だった。最初の方は受付の武流目当てで来る女子しか来てなかったのだが、教室から聞こえる悲鳴に周りの人間が驚き、挙句の果てには泣きながら転がって外を出ていった学生がいたため、たちまちお客が入っていった。
小夜は黒カーテンを中心に美術小道具しか関わっていなかったので、どんな仕掛けがあるのかどんな演出になっているのかあまり分かっていなかった。そんな小夜の当日の係は受付を通ったお客さんにルール説明をするというものであった。愛想をあまり良くしないで欲しいと言われていたので淡々と説明していたのだが、血糊の付いたセーラー服の衣装も相まって、お客は小夜の不気味さに怖がっていた。
「大盛況すぎて、休憩なしだ。大丈夫か?」
顰めっ面で話しかけてきたのは受付の係をしていた武流だった。武流はお化け屋敷の受付だけではなく、女子の相手をしなければならない。丁寧に対応をするので、武流を知らない外来のお客さんも見惚れて自然と受付に足を運んでしまう。さながらホストのようだ。疲れも人一倍だろう。
「私は淡々と説明するだけだから何ともないわよ。そっちこそ大丈夫?」
「大丈夫じゃねぇ…」
項垂れる武流を見た小夜はクスッと笑った。それを見て武流は小夜の頭に手を置こうとしたが、躊躇って手を退けた。
「二人とも休憩入っていいよ!早めに交代して!まだ二人とも文化祭回ってないでしょ?」
学級長は次の交代の学生を連れて小夜たちの元に駆け寄った。武流と小夜はお礼の言葉を後に一緒に文化祭をまわろうということになった。
「そういえば、お前ここのお化け屋敷入ってないんじゃない?」
「まあ、あまり演出とかには関わってないから…」
「…行くか?」
試すように笑う武流を横目に悩んだが、さすがに自分のクラスの催しをあまり知らないというのもよろしくないと思い、渋々お化け屋敷に入ることになった。
十五分後。小夜は表情一つ変えないで出口を出た。武流はもう全て知っていたので驚きも何もなかったが、小夜の反応の薄さに不満そうにしていた。
「ちょっとは怖がって見せろよ。」
「ごめん、声も出なかった。」
「百目鬼さーん!!」
お化け屋敷を入り終わった二人を追いかけてきたのは包帯を巻いたミイラ男だった。演出担当の学生だ。
「そんなに怖くなかった!?みんな怖がって出ていくのに…。つまらなかった!?」
「いやいやいや!演出すごく良かったよ!!単に驚かすとかじゃなくて驚かす前の雰囲気を作るのにすごく時間かけたんだろうなとか感心したし、すごくいいと思う!!」
それを聞いたミイラ男は落ち込んでしゃがんでしまった。
「小夜、逆に傷つけてる。」
「え、なんで!?」
「演出の裏を悟られないようにやるのが演出だろ?」
「あ、そうか……えっと、なんて言ったらいいか…」
「いや!僕もっと頑張るよ!演出の難しさを知ったからね!」
そう言うとミイラ男はそそくさと教室に戻っていった。
小夜は気付いていないようだから言うが、怖がっていたのはむしろ演出側の学生だろう。驚かしても表情ひとつ変えずに振り返り、淡麗な顔が薄暗い部屋の中で瞬きもなく無表情でいるのだから。
「…私、紬ちゃんのメイドカフェに行ってみたい!」
「お!いいな。俺の兄貴も来てるかもしれない。」
二人はお化け屋敷のことは忘れて、紬の教室に向かった。しかし、おかしいことがあった。紬の教室に近づくに連れて人混みになっていっていたのだ。嫌な予感がした二人は人を掻き分けてやっとの思いで教室に辿り着いた。
そこには男三人に囲まれて震え上がっているメイド姿の紬がいた。男三人の身なりからして外来の輩だろう。他のメイド服を着た女子や元々入っていたお客さんは静かに教室を出ていっていた。
「先生に言った方が良いのかな。」
「私行ってくる!」
二人の女子が動こうとした瞬間、三人の中の一人が声を荒げた。
「おい、動くんじゃねぇよ!!」
その罵声に腰を抜けかしてしまった女子二人はその場にしゃがみ込んでしまった。
「ねえねえ、俺ら相手にしてよ~。宮月のとこの姫ちゃんの娘でしょ?ちょっとくらいのサービスいいじゃん。」
「俺ら君目的で来たんだよ~!なあ!!」
「ヒッ」
空気がピリつく。本気でまずい状況だ。いつ紬が公開処刑にあってもおかしくない。あの輩ならやりかねない。小夜と武流が通路側の窓から乗り込もうとしたその瞬間、先に教室に入ったのは香だった。
「何だテメェ。」
「それはこっちのセリフだ。その子から手離しな。」
「あぁ?テメェ何様のつもりだ。あん?」
「宮月 香。あんたら出禁になった奴らだろ?今更何の用だよ。」
「あ~、ママさんの娘さんね…親子共々首突っ込むの好きだよね~、ババクセェ!!」
胸ぐらを掴まれた香は身長は高い方だったが、さすがに男に掴まれたら足が付かない。それでも香は睨むのをやめなかった。殴ったら終わり。負けになるし、第一チンピラと言っても喧嘩をしてきたであろう男たち。そんな人間たちに勝てるほどの武術は持ち合わせていない。
「…くっ…姫さんに手を出して出禁になって、叶わなかった思いの憂さ晴らしに娘を襲うのか。…下っ端がやりそうなことだな。」
下っ端?小夜は香の言葉に少しの違和感を感じた。紬は香の様子を泣き顔で見ていた。しかしその自分の肩にも男の手がしっかり掴んでいる。
「進学校に入ったからってなんか勘違いしてねぇか?お前らみたいな水商売の女の子供は結局水商売に走るんだよ。蛙の子は蛙ってな。親の背見て育つのが子供ってもんだろう?」
「…愚問だな。」
「っ…テメェらが今まで食ってきた飯はな、お前らの母親が男誑かして稼いだ金だろう!?汚ねえ金で生きてきたくせに普通の人間ぶってんじゃねぇよ!!」
その瞬間、武流は香の胸ぐらを掴んでいた男の腕を掴んでいた。
「自分の身の上に満足しないのを親の責任にしたいなら勝手にしてろよ。だがな俺らを巻き込むんじゃねぇ。」
「ぐっ…いたたた…」
武流が何をしたのか分からないが、急に男は香を離した。その様子を見て他の男二人が怖気付いたのが目に見えた。香は地べたに座り込み、苦しそうに締まっていた首を摩った。そして振り絞るように言った。
「私たちの親はね…汚い仕事なんかしてない。生きるために仕事をしてるんだ。…私たち子供にやりたいことをさせたくて必死に稼いでくれてるの。確かに周りから見たら理解できない仕事だってしてる。でも、汚いなんて思ったことは一度もない。お客様を喜ばせる。そのことに長けたプロなんだよ、私たちの親は。ただ簡単に話して酒入れてもらってるんじゃない。人を大事にする仕事だ。もちろんそんなプライドもなく薬や酒に溺れる奴らだっているけどな。」
「……。」
「だからあんたらだってうちの店に通ってくれてたんだろう?金だけが目的じゃなくて、お客様に向き合う店だから。」
「…何なんだよ。」
「………汚いって言うんだったら、今のあんたらの方が汚いよ。怠慢と傲慢を繰り返し、職を失ってこんなことして!!」
「うるせぇ!!クソガキ!!」
男が殴りかかってその拳が香の顔に振りかざされた時、もう一人の教室に入ってきた男が思いっきり男を蹴飛ばした。
「そこのメイドさんは私の婚約者なんだ。汚い手を退けてくれるか?」
何事もなかったように堅いスーツを着こなして爽やかに笑ったのは武流の兄、誠だった。蹴り飛ばした男は机に頭を打ち付けて半分ダウンしている。
「…おい、流石にヤベェよ。ズラかるぞ。」
男たちはダウンした男を提げて教室を出た。教室を出るとき、覚えてろよ、と言った三人たちだったが、その言葉を聞いて笑いながら、外で会ったら死ぬのは君たちだよと言った誠に、香と武流は震え上がった。
小夜はハッとして、泣きながら誠の胸でホッとしている紬を見ながら、さっきの三人衆を追いかけた。
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