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貴族令嬢に生まれたからには念願のだらだらニート生活したい。
グレイ・ルフナー(32)
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僕は夢中になった。
飽かずに唇を求め続け、空いた手でマリーの柔らかい肢体を堪能する。彼女の呻き声に劣情が刺激され、止まらなくなっていた。
スカートをずらし、薄い下着ごしに太腿へたどり着いたところでその手をマリーに捕まえられた。
理性が警鐘を鳴らし、僕は断腸の思いで唇を離す。このまま彼女を抱いてしまおうか、と一瞬欲望に流されそうになる。
いや、それは駄目だ。
これ以上はまずいと自分に言い聞かせるように呟いた瞬間、扉がノックされた。
「お夕食の準備が整ったそうです。開けても大丈夫でしょうか?」
マリーが侍女の声に飛び上がって離れ、僕はソファーに崩れ落ちる。彼女を穢してしまうところだった。すんでのところで助かった。
***
僕達が出ていくとアールは既に来ていた。こちらはこちらでアナベラ様と一緒に居たようだ。
僕は先程の事もあり、ただ羞恥心と気まずさを堪えて言葉少なに食べていた。マリーも同様だ。
食事が終わると僕達兄弟はサイモン様の執務室に来るようにと言われ、マリーに別れを告げてそれに従う。兄君二人も一緒だった。
執務室に着くと、僕達は今日の経緯を改めて説明された。今曲者を尋問中である事も。
「グレイ、娘はどうしていた?」
「はい、自分の無力さを嘆かれていました。僕なりに精一杯慰め、少しは気持ちを持ち直されたと思うのですが」
僕は夕食前の事を説明する。助言した内容と、気球の事とその可能性も。
サイモン様は眉を寄せる。恐らく気球の事だろう。
「……何かする前は報告しろと言っておいたのだがな」
「弟妹君達に遊びをせがまれて作ったとの事ですからそう深く考えていなかったのでしょう。それと、これを」
ポケットから例の拳銃の紙を取り出し、サイモン様に渡す。弾丸の構造について話し、信頼のおける鍛冶師に任せてみようと思っている事も伝えた。兄君達もそれを脇から熱心に覗き込んでいる。
「小型の銃か。安全性と威力が解決出来れば役に立つな。何より持ち運びしやすい」
「あいつどこかずれているんだよな。最初からこれを言えば良かったのに」
上から思案気なトーマス様と呆れたようなカレル様の言葉。「開発に成功すればお渡ししましょう」と僕は約束する。
「マリーを守るために僕に出来る事はこれぐらいですから」
僕がそう言った時、執務室の扉が叩かれた。
侍従が扉を開け、入って来たのは先日マリーを訪ねた時に野薔薇を持ってきた庭師二人。
以前見た時は人畜無害そうな感じだったが、今は別人かと思う程がらっと雰囲気が違っていた。素人にも分かる程物々しく、まるで獲物を狩って来たばかりの鷹のような瞳をしている。服の所々には赤い染みが付着し凄みを増していた。サイモン様が礼を取る彼らに視線をやる。
「先ずは紹介しておこう。グレイとは面識があるな。庭師に身をやつして仕えてくれているが、彼らは代々当家の影の仕事を負う者達だ。本来は騎士爵、当家の影達の名は全て角や牙を持つ獣の名を冠している。
この者達の場合は兄弟という事もあり、二人で一組の角馬を名乗っている。兄のヨハンは刺突技の使い手一角馬、弟のシュテファンは短剣二刀流を得意とする二角馬。共に隠密の技に優れ、マリーの専属護衛につけている。娘が庭に出る時は常に共にいる。曲者を捕らえたのも彼らだ」
「いえ、その名は捨てました。私は前脚、弟は後ろ脚と。マリー様に新たに賜った名でございますれば」
紹介された内容に異を唱える庭師――影達。マリーに名を貰い、前の名を捨てる程大事にしているようだ。
それにしても、前脚と後ろ脚だって? 二人で一頭の馬って事だろうか。マリーの感性はやっぱり独特なんだな。
そんな感想を抱きながら見ていると、心なしかサイモン様の目が濁ったような気がした。何かを諦めたような表情になっている。兄君達も顔の半分を手で覆ったり、視線を逸らしたり挙動不審だ。どうしたんだろうか。
「……というわけだ。少々おかしなところもあるが、基本的にこ奴等のマリーに対する忠誠心は非常に厚い」
影の存在は普通秘されるもの。アールが慌てたように言った。
「私達にそのような事を教えてしまって宜しいのですか!?」
「構わん。これはあくまでも秘事の一端に過ぎないのだからな。それにお前達二人も娘婿となる身、我が家の影について見ておくがよい」
サイモン様は僕達二人を余程信用して下さってるらしい。「さて、曲者について報告を聞こうか」と続きを求める。一角馬――もとい、前脚ヨハンが姿勢を正した。
「はっ。奴も影の者にて毒物には多少耐性があるようでした。少々手古摺りましたが、自白薬を倍量使用してやっと吐かせました。依頼人は、モカ男爵でございました」
「なんだって!?」
アールが息を飲み、僕は思わず声を上げる。サイモン様は冷静沈着な様子で「それで?」と先を促した。
「はい。ただ毒茸を所持してはおりましたが、殺しをするつもりはなく、当家を調べに来ただけと申しております。リプトン伯爵家での一件、サイモン様がお出ましになり、借金を申し出た事で疑念を持った由。あわよくば契約書を盗み出そうとしておったとの事」
サイモン様は、ふむ…と目を閉じる。
「なるほどな……薬の倍量ならば曲者はもう使い物になるまい」
「は。虫の息でございます。早晩死ぬでしょう」
「ならば止めを刺して首を切りモカ男爵の屋敷に投げ込んでおけ。今回は容赦するが、次はないという事を身を以て知って貰わねばな」
「ははっ」
前脚ヨハンが頭を下げるも、後ろ脚シュテファンはそうしなかった。
「殿、」
じっとサイモン様を見詰めている。
「――もし、それでもモカ男爵が引かなければどうなさいますか」
「後ろ脚! 出過ぎた真似を、申し訳ありませぬ!」
静かな問いかけ。前脚ヨハンが慌てて叱責する。しかし後ろ脚シュテファンは意に介した様子も無く、傍らに跪くヨハンを見下ろした。
「兄者。マリー様は我らがお傍に侍り、手となり足となりお守り申し上げて来た大切なお方。モカ男爵は高利貸し上がり。修羅場慣れしておればそう簡単には引きますまい。却って身を隠し、当家に何かあると嗅ぎまわる可能性もありましょう。マリー様がそれで狙われるような事にでもなれば」
「――その時は消す」
抑揚を変える事すらせず端的に答えたサイモン様。後ろ脚は嬉しそうに「はっ、その時は是非とも我らにお任せを!」と勢い良く膝をつき、頭を垂れた。
「それにしてもモカ男爵とやらはドルトン侯爵家からは何も聞いていないらしい。新興貴族である事が仇となったか、過ぎた好奇心は命取りになるものだ」
トーマス様の溜息交じりの言葉。カレル様も腕を組み、同意するように頷く。
「これで解決すれば良いんだが。うろちょろされたら困るんだよな。マリーも泣くし」
ルフナー子爵家でさえ、命を狙われる事はあっても防衛に徹しやり返す事はあまりしなかった。
日常茶飯事の如くさらりと殺せだの消すだのといった言葉が出て来る一連のやり取り。これがキャンディ伯爵家の影。アールも僕も緊張感に身を固くし、すっかり息を潜めてしまっていた。
サイモン様が僕達を見て口角を上げる。
「調査、盗みに来ただけの者を殺すのはやり過ぎだと思うか?」
「いえ……」
兄アールが少し青褪めた顔で言葉を絞り出す。やりすぎかも知れないと思うものの、敷地内に潜んで毒を持っていたのならそれで有罪だ。僕の表情から考えを読み取ったのか、カレル様が「言っておくが、曲者が毒を持ってなくても同じことをしたぞ」と否定した。
「見た通り、うちはただの伯爵家じゃない。それが明かされるのは結婚後だ」
覚悟しておけ、と凄みのある笑みを見せるサイモン様。僕達は顔を見合わせ、ごくりと唾を飲み込み頷いた。
と、
「マリー様の婚約者であられるグレイ様にお願いがございます!」
「な、何でしょうか」
いきなり僕に思わぬ方向から話を振られて驚いた。発言の主は前脚ヨハンだった。
「ご結婚の後、我ら兄弟をルフナー子爵家で雇っては頂けないでしょうか」
「しかし……」
突然の申し出に戸惑いを覚える。紹介された通りなら、彼らはキャンディ伯爵家の家臣の筈。僕はサイモン様をちらりと見た。気まずげに視線を逸らされる。
「殿の許可は既に頂いております」
そうですか。
「そこまでマリーに忠誠を誓われているのでしたら、僕に否やはありません」
もう、そう言うしかなかった。破顔して礼を述べ、任務を果たすべく去っていく庭師兄弟。
執務室にしばし微妙な雰囲気が漂っていた。
飽かずに唇を求め続け、空いた手でマリーの柔らかい肢体を堪能する。彼女の呻き声に劣情が刺激され、止まらなくなっていた。
スカートをずらし、薄い下着ごしに太腿へたどり着いたところでその手をマリーに捕まえられた。
理性が警鐘を鳴らし、僕は断腸の思いで唇を離す。このまま彼女を抱いてしまおうか、と一瞬欲望に流されそうになる。
いや、それは駄目だ。
これ以上はまずいと自分に言い聞かせるように呟いた瞬間、扉がノックされた。
「お夕食の準備が整ったそうです。開けても大丈夫でしょうか?」
マリーが侍女の声に飛び上がって離れ、僕はソファーに崩れ落ちる。彼女を穢してしまうところだった。すんでのところで助かった。
***
僕達が出ていくとアールは既に来ていた。こちらはこちらでアナベラ様と一緒に居たようだ。
僕は先程の事もあり、ただ羞恥心と気まずさを堪えて言葉少なに食べていた。マリーも同様だ。
食事が終わると僕達兄弟はサイモン様の執務室に来るようにと言われ、マリーに別れを告げてそれに従う。兄君二人も一緒だった。
執務室に着くと、僕達は今日の経緯を改めて説明された。今曲者を尋問中である事も。
「グレイ、娘はどうしていた?」
「はい、自分の無力さを嘆かれていました。僕なりに精一杯慰め、少しは気持ちを持ち直されたと思うのですが」
僕は夕食前の事を説明する。助言した内容と、気球の事とその可能性も。
サイモン様は眉を寄せる。恐らく気球の事だろう。
「……何かする前は報告しろと言っておいたのだがな」
「弟妹君達に遊びをせがまれて作ったとの事ですからそう深く考えていなかったのでしょう。それと、これを」
ポケットから例の拳銃の紙を取り出し、サイモン様に渡す。弾丸の構造について話し、信頼のおける鍛冶師に任せてみようと思っている事も伝えた。兄君達もそれを脇から熱心に覗き込んでいる。
「小型の銃か。安全性と威力が解決出来れば役に立つな。何より持ち運びしやすい」
「あいつどこかずれているんだよな。最初からこれを言えば良かったのに」
上から思案気なトーマス様と呆れたようなカレル様の言葉。「開発に成功すればお渡ししましょう」と僕は約束する。
「マリーを守るために僕に出来る事はこれぐらいですから」
僕がそう言った時、執務室の扉が叩かれた。
侍従が扉を開け、入って来たのは先日マリーを訪ねた時に野薔薇を持ってきた庭師二人。
以前見た時は人畜無害そうな感じだったが、今は別人かと思う程がらっと雰囲気が違っていた。素人にも分かる程物々しく、まるで獲物を狩って来たばかりの鷹のような瞳をしている。服の所々には赤い染みが付着し凄みを増していた。サイモン様が礼を取る彼らに視線をやる。
「先ずは紹介しておこう。グレイとは面識があるな。庭師に身をやつして仕えてくれているが、彼らは代々当家の影の仕事を負う者達だ。本来は騎士爵、当家の影達の名は全て角や牙を持つ獣の名を冠している。
この者達の場合は兄弟という事もあり、二人で一組の角馬を名乗っている。兄のヨハンは刺突技の使い手一角馬、弟のシュテファンは短剣二刀流を得意とする二角馬。共に隠密の技に優れ、マリーの専属護衛につけている。娘が庭に出る時は常に共にいる。曲者を捕らえたのも彼らだ」
「いえ、その名は捨てました。私は前脚、弟は後ろ脚と。マリー様に新たに賜った名でございますれば」
紹介された内容に異を唱える庭師――影達。マリーに名を貰い、前の名を捨てる程大事にしているようだ。
それにしても、前脚と後ろ脚だって? 二人で一頭の馬って事だろうか。マリーの感性はやっぱり独特なんだな。
そんな感想を抱きながら見ていると、心なしかサイモン様の目が濁ったような気がした。何かを諦めたような表情になっている。兄君達も顔の半分を手で覆ったり、視線を逸らしたり挙動不審だ。どうしたんだろうか。
「……というわけだ。少々おかしなところもあるが、基本的にこ奴等のマリーに対する忠誠心は非常に厚い」
影の存在は普通秘されるもの。アールが慌てたように言った。
「私達にそのような事を教えてしまって宜しいのですか!?」
「構わん。これはあくまでも秘事の一端に過ぎないのだからな。それにお前達二人も娘婿となる身、我が家の影について見ておくがよい」
サイモン様は僕達二人を余程信用して下さってるらしい。「さて、曲者について報告を聞こうか」と続きを求める。一角馬――もとい、前脚ヨハンが姿勢を正した。
「はっ。奴も影の者にて毒物には多少耐性があるようでした。少々手古摺りましたが、自白薬を倍量使用してやっと吐かせました。依頼人は、モカ男爵でございました」
「なんだって!?」
アールが息を飲み、僕は思わず声を上げる。サイモン様は冷静沈着な様子で「それで?」と先を促した。
「はい。ただ毒茸を所持してはおりましたが、殺しをするつもりはなく、当家を調べに来ただけと申しております。リプトン伯爵家での一件、サイモン様がお出ましになり、借金を申し出た事で疑念を持った由。あわよくば契約書を盗み出そうとしておったとの事」
サイモン様は、ふむ…と目を閉じる。
「なるほどな……薬の倍量ならば曲者はもう使い物になるまい」
「は。虫の息でございます。早晩死ぬでしょう」
「ならば止めを刺して首を切りモカ男爵の屋敷に投げ込んでおけ。今回は容赦するが、次はないという事を身を以て知って貰わねばな」
「ははっ」
前脚ヨハンが頭を下げるも、後ろ脚シュテファンはそうしなかった。
「殿、」
じっとサイモン様を見詰めている。
「――もし、それでもモカ男爵が引かなければどうなさいますか」
「後ろ脚! 出過ぎた真似を、申し訳ありませぬ!」
静かな問いかけ。前脚ヨハンが慌てて叱責する。しかし後ろ脚シュテファンは意に介した様子も無く、傍らに跪くヨハンを見下ろした。
「兄者。マリー様は我らがお傍に侍り、手となり足となりお守り申し上げて来た大切なお方。モカ男爵は高利貸し上がり。修羅場慣れしておればそう簡単には引きますまい。却って身を隠し、当家に何かあると嗅ぎまわる可能性もありましょう。マリー様がそれで狙われるような事にでもなれば」
「――その時は消す」
抑揚を変える事すらせず端的に答えたサイモン様。後ろ脚は嬉しそうに「はっ、その時は是非とも我らにお任せを!」と勢い良く膝をつき、頭を垂れた。
「それにしてもモカ男爵とやらはドルトン侯爵家からは何も聞いていないらしい。新興貴族である事が仇となったか、過ぎた好奇心は命取りになるものだ」
トーマス様の溜息交じりの言葉。カレル様も腕を組み、同意するように頷く。
「これで解決すれば良いんだが。うろちょろされたら困るんだよな。マリーも泣くし」
ルフナー子爵家でさえ、命を狙われる事はあっても防衛に徹しやり返す事はあまりしなかった。
日常茶飯事の如くさらりと殺せだの消すだのといった言葉が出て来る一連のやり取り。これがキャンディ伯爵家の影。アールも僕も緊張感に身を固くし、すっかり息を潜めてしまっていた。
サイモン様が僕達を見て口角を上げる。
「調査、盗みに来ただけの者を殺すのはやり過ぎだと思うか?」
「いえ……」
兄アールが少し青褪めた顔で言葉を絞り出す。やりすぎかも知れないと思うものの、敷地内に潜んで毒を持っていたのならそれで有罪だ。僕の表情から考えを読み取ったのか、カレル様が「言っておくが、曲者が毒を持ってなくても同じことをしたぞ」と否定した。
「見た通り、うちはただの伯爵家じゃない。それが明かされるのは結婚後だ」
覚悟しておけ、と凄みのある笑みを見せるサイモン様。僕達は顔を見合わせ、ごくりと唾を飲み込み頷いた。
と、
「マリー様の婚約者であられるグレイ様にお願いがございます!」
「な、何でしょうか」
いきなり僕に思わぬ方向から話を振られて驚いた。発言の主は前脚ヨハンだった。
「ご結婚の後、我ら兄弟をルフナー子爵家で雇っては頂けないでしょうか」
「しかし……」
突然の申し出に戸惑いを覚える。紹介された通りなら、彼らはキャンディ伯爵家の家臣の筈。僕はサイモン様をちらりと見た。気まずげに視線を逸らされる。
「殿の許可は既に頂いております」
そうですか。
「そこまでマリーに忠誠を誓われているのでしたら、僕に否やはありません」
もう、そう言うしかなかった。破顔して礼を述べ、任務を果たすべく去っていく庭師兄弟。
執務室にしばし微妙な雰囲気が漂っていた。
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