足掻手外伝・翠涙談(すいるいだん)〜かはそに朝政治劇たぶんシリアスビターエンド〜

テジリ

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妹探してよし行くぞ

珠音(たまね)

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 一方、計里氏正妻・双珠(そうじゅ)はーー、
 なかなか子宝に恵まれなかった。

「どうして……?
 なぜ私の子ばかりが、血の病を得るの……?
 無事生き延びたのは、娘の珠音(たまね)だけ……」

 しかしその珠音も、まだ幼いながらーー、
 打撲やかすり傷さえ、なかなか治らず、膿んで悪化することも、しばしば。

 夫・計里氏は、次々と側女を囲う。

「やはり計里氏は呪われている♪
 外の血を入れねば😋💕」

 体よく言い訳し、種をばらまく。
 だが……それは確かに、血の病が無い子供等を実らせた。

 そもそもが、不義の長子・勾人もまた、
 母方は、双珠とは別の重鎮家系でありながら、
 それに混じった渡来人の血に依るものか、
 血の病など一切ない。

 ☯

 勾人は、実父・計里氏の秘蔵子。
 だが、他の側女の子宝は違う。
 男児は言わずもがな、女児ですら……賤しくも、
 わが子・珠音の地位を脅かす不届き者。

「そうよ♡側女の子は、珠音と未来の弟の、引き立て役でしかない。
 早めに始末してあげた方が、温情というもの♡」

 ☯

 一方の勾人は、計里館内をウロウロ🌀😧。

「クソ親父に、お供え終わった🥮🥱
 報告したいのに……ココ、どこだよ?」

 勾人は、館内の一区画へと迷い込んだ。
 何やら、怪しげな声がする。

「7つまでは、神のうち👹……」

 鬼だ。鬼がいる。人を手にかけている。

「………~~~!!!」

「😨!」

「み~た~な~、勾人ォ゙………お前も、黄泉へ行くか?」

 勾人は、息を呑んだ。
 棒立ちのまま、咄嗟に自身の口を塞ぐ。

「おやあ👹? ……計里氏を呼ばないの?
 おとうさま~~💧って、勾人が泣き叫んだら、
 来てくれるよォ゙オ?」



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