若返ったオバさんは異世界でもうどん職人になりました

mabu

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「おはようございます」

「おはようございます。
大丈夫ですか?
なんか元気が無い様ですけど、体調が良く無いとかですか?」


国王様達が来られてから数日、

忘れていたジャム作りもまだ出来てないままですが

今日は朝からレオナルドさんの元気がありません。

折角今日はお店の改装が終わるという記念すべき日なのに。

昨日の作業終了後にドワーフの親方さんから聞いていたので
今日の親方さん達の仕事が終わり次第
うどん屋の営業練習を兼ねてお疲れ様会をしようと思ってたのですが、

体調が悪いなら別の日に改めてお招きしてお疲れ様会をしようかしら?

えっ?

大丈夫?

まだ少し眠気が取れなかっただけ?

なら良いのですが、本当に大丈夫ですか?

確かに今はいつも通りですが、無理に元気を装ってませんか?

お疲れ様会はどうしても今日では無くてもいつでもできますよ?

あっ、はい、

改装が終わったらお疲れ様会をしようと思ってたので
今日しようかと思いまして…

言ってませんでしたね、すみません。

という事なので今日、お疲れ様会兼予行練習をしようと思っていますが改めて大丈夫ですか?

まだ親方さん達の都合も聞いてませんから日を改めましょうか?

レオナルドさんも含めて皆さん揃ってしないとお疲れ様会にはならないでしょ?



改装も終わったので予行練習で何も問題なければ来週位には開業しようかと思っています。

開業してからもマイペースで営業するつもりですから
早目に開業してしまえばレオナルドさんも安心して職場復帰できるでしょ?

ここまで付き合って頂きありがとうございます。
もう少しだけ宜しくお願いしますね?

何故か淋しそうな笑顔のレオナルドさん。

餌付けしてしまったので和食などの珍しい料理が今までの様に食べれないのが悲しいのでしょうか。

でも全く来なくなる訳ではなく週一通うのなら食べる機会はあるので我慢してください。

まだ悲しいのか
若干元気のなさが残ってますがお疲れ様会をする事に異論は無い様です。

朝食を食べ終えるころには親方さん達が来てるでしょうから予定の確認をしにいきましょう。



今朝もレオナルドさんの好きな和食の朝食です。

おにぎりを気に入ったレオナルドさんに和食の朝食を出したらかなりお気に召した様で
最近は毎朝和食です。

白米に焼魚、だし巻き玉子か卵焼き、おひたしに味噌汁です。

焼魚も鮭や鯵の干物、西京焼、鯖の味噌煮など日替わりで替えてますし、

味噌汁の具材も卵焼きの味付けや具?も替えているのでまだ飽きはしないでしょう。

今まで洋食だけの食生活に和食は衝撃的だったのでしょうね?

元気が無さそうでも朝食はもりもり食べていたので本当に体調は大丈夫なのでしょう。

変に心配して開業を遅らせたくないので大丈夫と言うならば計画通りに実行するのみです。

正直これ以上毎日一緒というのは
色々と検証や、やりたい事が出来ないので先延ばしにはしたくないのです。

それでもあと一月程は居るでしょう。

今日もこの後
改装が終わった報告をしに行くそうですが、

何故に難しいお顔にチェンジしているのでしょうか?

もっと早めるべきと進言しようとか考えているのかしら?

でもココは既に私の生活領域ですので私のペースで進めますけどね。

何も言ってこなければ此方から何か言う事も無いので
そのまま予定通りにいきましょう。

終始難しいお顔のままでお城に帰っていったレオナルドさんを見送り、

親方さん達に今日の予定を聞きに行くと快く承諾してくれました。

寧ろお願いしますとまで言われてちょっと嬉しくなりました。

親方さん達をお客様としての練習と同時に
営業日の食事の時間の調整もしないといけません。

少し早目に軽食を2人で食べて実際にお店を営業する時と同じ事をするとムギちゃんに説明します。

ムギちゃんの姿は絶対に見られたら駄目だと言い聞かせれば
賢いムギちゃんは分かってくれた様です。

〚ムギたん、わーったー!〛

と両手を上げてお返事してくれます。

「うっ、可愛いすぎる。ムギちゃん、ありがとう!
でも疲れたらスグにポッケの中に入っておネンネしててネ゙?
無理は駄目だからね?」

ムギちゃんとの打ち合わせも終わり
お昼を少し早目の軽食を済ませゆったりしたら2人で遊びましょう。

元の世界の童謡を歌って聞かせ一緒に歌い、
昔話を聞かせていたらいつの間にか2人で眠っていた様です。

頬に何か温かい温もりを感じたと思って意識が浮上した時
何か毛布の様な物に身体が包まれました。

目を開けるとレオナルドさんが帰って居て
毛布をかけてくれている所でした。

優しい眼差しと目が合い、

少し驚きましたが
ムギちゃんも一緒だったので微笑ましかったのでしょう

それとも子供みたいに口を開けて寝てたとか?

一瞬、ドキっとなりましたが
それより寝顔をがっつり見られたと思うと恥ずかしいです。

即起きお礼を言います。

「お帰りなさい。
ありがとうございます、
いつの間にか寝ていた様です。
すみませんお恥ずかしい姿をお見せして、
今お茶でも入れて来ますね?」

恥ずかしさを誤魔化す為に即座に毛布を畳むとお茶を入れにその場をはなれました。
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