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プロローグ
嫉妬
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━━まだ時間あるな。
雪道といえども歩いてせいぜい3~4分の距離の最寄のバス停に着いた私はおもむろに携帯を開き耳にはウォークマンのイヤホンを付けた。
Facebookには幸せそうに写る学生時代の女友達の画像がアップされていた。
「旅行楽しかった」と明るい髪染めに丁寧なネイルアートが光る可愛くてスタイルもいい友人達。
「結婚しました」「子供が産まれました」との報告も24歳になった私達の間では、もう、さほど驚くことも無い日常となってきているが、やはり心が痛む。
私だって髪の毛明るくしたりネイルアートだってしたい。痩せて可愛くなっていつかは結婚だって…
Facebookを1度閉じ携帯をロック画面にした。
ロック画面にはテレ恥ずかしそうに写る『メグム』と私が写っている。
中山恵多、私より2つ年上の大学院生だ。カウンセリング学を専攻している。
読みは『ケイタ』だが恵多の『恵』をとり、私は付き合い始めてから五年間ずっと『メグム』と呼んでいる。
そしてメールボックスを開き、今使っているウォークマンに曲を入れてくれた友人に新しく入れて欲しいリクエストリストを送った。
彼女は近所に住む学生時代の友人だが現在は無職で1人でくらしているから、恐らくいつ連絡しても大丈夫だろう。
そうしている内にバスが来たので乗車しメグムとの思い出の曲を聴きながら3駅で降り、足元の悪い雪道を歩いてハローワークへ向かった。
雪道といえども歩いてせいぜい3~4分の距離の最寄のバス停に着いた私はおもむろに携帯を開き耳にはウォークマンのイヤホンを付けた。
Facebookには幸せそうに写る学生時代の女友達の画像がアップされていた。
「旅行楽しかった」と明るい髪染めに丁寧なネイルアートが光る可愛くてスタイルもいい友人達。
「結婚しました」「子供が産まれました」との報告も24歳になった私達の間では、もう、さほど驚くことも無い日常となってきているが、やはり心が痛む。
私だって髪の毛明るくしたりネイルアートだってしたい。痩せて可愛くなっていつかは結婚だって…
Facebookを1度閉じ携帯をロック画面にした。
ロック画面にはテレ恥ずかしそうに写る『メグム』と私が写っている。
中山恵多、私より2つ年上の大学院生だ。カウンセリング学を専攻している。
読みは『ケイタ』だが恵多の『恵』をとり、私は付き合い始めてから五年間ずっと『メグム』と呼んでいる。
そしてメールボックスを開き、今使っているウォークマンに曲を入れてくれた友人に新しく入れて欲しいリクエストリストを送った。
彼女は近所に住む学生時代の友人だが現在は無職で1人でくらしているから、恐らくいつ連絡しても大丈夫だろう。
そうしている内にバスが来たので乗車しメグムとの思い出の曲を聴きながら3駅で降り、足元の悪い雪道を歩いてハローワークへ向かった。
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