実は私たち付き合ってるんです!

ゆう

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やばっ!ニヤニヤする

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明日は悠香と久々のデート。


いつもやったら、誘っても笹野に悠香を取られる。それがいつも悔しかった。


学校でも、話したくても笹野や他の連中がいてなかなか、悠香に近付けない。



ホンマはメールじゃなく、口で誘えたらええのにな。



メールで誘った時、「いいよ。」って言われた時、ホンマに嬉しかった。



でも、どこに行こうかな。水族館…は遠いし、ただ街を歩くだけなら疲れるだろうし、それに可愛い悠香を狙う男共がいるかもしれん。
悠香はモテるからな、絶対守らなあかん!

ふと、TVを見ると絶賛放映中の文字が目に入った


そや!映画や!

映画やったら、室内やし疲れへん。更に自然と手も繋げる。もし、良い映画なら語れるし。

決定や。


早速映画の席の予約を…って何の映画にしよ。

アニメは好きやけど、悠香はどうやろか?
ホラーはうちが無理や。
アクションもいいけど、デートやしやっぱ恋愛モノかな。

そういえばCMは恋愛モノやったな、それにしよか。

予約も入れ、早く寝る事にした。



次の日、待ち合わせの場所に1時間も早く着いたのに、愛しの悠香がもういた。

「悠香ぁ」

あれ、聞こえてないんかな。
早かったし、眠たいんかな?

「悠香ぁ?」

ありゃま、考え事やな。

耳元まで近づくと

「悠香ぁ!」

「うわっ」

あっビクッてなった。

「ごめんね。まだ来てないって思ったから考え事してたの。」

やっぱりな。

「うん!とっても楽しみにしてた。」

ああぁぁぁ!めっちゃ可愛いやん。しかも、服までおしゃれやんか。あかん、可愛い過ぎて照れる。ホンマはスマートに服褒めたいのにできへん。

「んじゃ、行こか。」

なんやこれ、うち…そっけな。

手を出すと握ってきた。

むっ、これじゃない。



握ってる手を這わせ繋ぐ。悠香が真っ赤になるのが分かる。

あぁこれこれ、幸せや。


映画館に着くと予約してたチケットを受け取り、1枚を悠香に渡した。

席に着くと暗くなる照明、大音量で始まる。悠香は食い入るように映画を観てた。

映画もええな、隣には好きな悠香がいるしって、悠香寒そうにしとる。
着ていた上着を脱いで、急いで羽織らせた。

着て来て正解やわ。

「ありがとう」

きっと手も寒いやろうから、繋いどこ。

手を繋ぐと、ビクッとされた。
ごめん、びっくりしちゃったか。


顔真っ赤にしてるだろう悠香の顔見てたら、幸せ過ぎて映画の内容なんて、全然頭に入ってこなかった。




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