実は私たち付き合ってるんです!

ゆう

文字の大きさ
16 / 40

悠香の部屋

しおりを挟む

「夏希お待たせ。部屋入っていいよ。」



「OK」



どうしよ、よく考えたら初めて入る部屋やん。




緊張するわぁ。




悠香の部屋は、ぬいぐるみや、クッションとかあって、いかにも女の子の部屋だった。



それに、いい匂いもする気がする。




あかん、うち変態やな!




「そこにでも座ってて、飲み物持ってくるね。何がいい?」




「悠香のオススメで。」




「はぁい。」




悠香が1階に降りて行った。



ヤバい、ヤバい、ヤバい。どうしよ、初めての悠香の部屋で緊張しまくっとるのに、勉強なんて集中できるわけないやんか。




「うち大丈夫かな?」




「何が?」



「そりゃあ、悠…ってうわ!」



「驚かないでよ。はい、コーヒーと夏希が持って来てくれたドーナッツ。」




「うちは、コーヒーだけでええよ、悠香食べや。」




「んー、それじゃあ。はい、あーん?」




悠香はドーナッツを持ってうちの口付近まで持ってきた。




「へっ?」




おかしい。いつもの悠香はこんな事しない。まぁ、嬉しいけどな。




「ほら、口開けて。恥ずかしいし。」




正直に口開けた方がいいよな。悠香も顔赤いし。




「あーん。」



口の中でドーナッツの甘さが口いっぱいに広がっていく。



「どう?美味しい?」



「うん、美味い。悠香も食べや。」




ブラックコーヒーを飲んでも、口の中の甘ったるさはなくならなかった。





勉強を始めてから、数時間が経ったが集中できないでいた。





よくよく考えたら、部屋に2人っきり、ほのかに悠香の匂い。しかも、うちらは恋人同士。





勉強するまで全然気がつかんかったけど、この状況はヤバい。




理性よ、お願いや!保っててくれ。




「夏希、ちょっと休憩する?」





「そやな、休憩しよか。」




なんやろう?悠香の様子おかしいんちゃうか?




チラッとうちは、悠香の顔を見た。





「悠香、なんか心配事あるんか?」




悠香はなんで分かるのって顔になった。




悠香は、隠し事あったり、心配事があると顔に出る。





「ねぇ、私達って本当に恋人同士なのかな?」





「なんで?」





「愛生ちゃんに言われたの。恋人っぽくないねって、考えてみたら、私達あまり、デートにも行かないし。学校でもあまり話さないし。それに今、私に対してよそよそしいし。」




「なんや、そんな心配かいな。悠香こっち来て。」
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

壊れていく音を聞きながら

夢窓(ゆめまど)
恋愛
結婚してまだ一か月。 妻の留守中、夫婦の家に突然やってきた母と姉と姪 何気ない日常のひと幕が、 思いもよらない“ひび”を生んでいく。 母と嫁、そしてその狭間で揺れる息子。 誰も気づきがないまま、 家族のかたちが静かに崩れていく――。 壊れていく音を聞きながら、 それでも誰かを思うことはできるのか。

服を脱いで妹に食べられにいく兄

スローン
恋愛
貞操観念ってのが逆転してる世界らしいです。

敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています

藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。 結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。 聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。 侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。 ※全11話 2万字程度の話です。

幼馴染

ざっく
恋愛
私にはすごくよくできた幼馴染がいる。格好良くて優しくて。だけど、彼らはもう一人の幼馴染の女の子に夢中なのだ。私だって、もう彼らの世話をさせられるのはうんざりした。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

処理中です...