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85.古風
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「ああー、レンヤ避けた!」
つい避けてしまったけど受け止めるルールなのか?
こんなの受け止めたら常人なら体に穴が空きそうだ。
スキルを使っている訳でもなく魔法でもない。
ただ拳を振るっているだけで衝撃が生まれている。
土をえぐり木を倒すそんな子供は人間ではいないだろう。
竜人という生き物の身体能力の高さに驚く。
ちらりとライドの方を見るとお前なら大丈夫だろみたいな顔をしている。
だから俺はあんたが俺の何を知っているんだ、見たいな目で見返す。
「避けちゃダメだよー」
ナリーはそんなことをいいながら更に拳を突き出してきた。
そこまで言うならと俺は左手だけでナリーの一撃を止める。
俺はその場から全く動いていない。
「!? ええー」
「レンヤ凄い!」
ナリーとマリーは驚く。
止められるとは思っていなかったみたいだ。
そんな一撃を人に向けて放ってはいけませんと言いたい。
なんだか燃えてきた。
「次はこっちから行くぞ。ガードしろよ」
距離をとったナリーに向かい声をかけた。
パンチを放てばいいルールぽいからな。
俺の順番だろう。
「うん! いいよー」
ナリーは嬉しそうな笑みを浮かべ構える。
「はっ!」
俺は一瞬で距離をつぶし拳を放つ。
「バキン!」
腕をクロスにしてガードしたナリーは、ザーっと両足を引きずりながら2メートル程下がる。
さらに足が地面から離れると、そのまま後方にゴロンゴロンと転がっていく。
ん、加減間違えたか。
でもナリーは瞬時に立ち上がる。
大丈夫だったみたいだな。
「凄い! 凄い!」
ナリーは何事もなかったように笑いながら言った。
タフな子供だ。
「マリーも! マリーもやりたい!」
マリーも向かってくる。
俺はナリーとマリーの攻撃を弾き返す。
二人は飛ばされて地面を転がるけど、直ぐに起き上がりまた向かってくる。
何回も何回も飛び掛かってくる。
これ楽しいのか?
まあ二人とも笑っているのでいいのだろう。
ちなみに俺は最初にいた位置から動いていない。
以前に伝道者であるエヴァンに同じようなことをやられたときは悔しかった。
相手の強さを見せつけられるような気がするからな。
俺も同じようなことができるようになった。
強くなったんだなと実感する。
「レンヤ凄いんだね!」
「レンヤ強いんだね!」
キラキラとした目で見てくる。
子供たちから賛辞を貰う。
「二人も相当強いぞ」
攻撃力もタフさも子供とは思えない。
人間とは違い竜人の身体能力は凄いんだな。
「やっぱりレンヤは強かったんだな」
座って俺達のやり取りを見ていたライドはいう。
「普通の人間だったら大怪我しているところだぞ」
「でも問題なかっただろ。せっかくだ、飯でも食べてってくれ」
俺の嫌味もサラッと流されライドはそんなことを言ってきた。
「あー、実は連れと待ち合わせしていてな。そろそろ帰らないといけないんだ」
シーナとネネが待っているからな。
「えー、一緒にご飯食べようよ!」
「食べよう! 食べよう!」
ナリーとマリーは俺の腕を引っ張る。
「ということだけど、どうだ?」
子供達を盾にライドは言ってくる。
「うーん、分かった。じゃあご馳走になるよ。ちょっと連絡してくるので待っててくれ」
シーナとネネには少し待ってもらうか。
「「やった! やった!」」
俺は少し離れて森に向かう。
『ハコニワ』に連絡できる魔導具でも作って貰おうとおもう。
<『ハコニワ』ワールド2に依頼しますか?>
ん? 選択できるようになったのか。
<『ハコニワ』ワールド2に依頼しますか?>
あれ? ワールド2一択か。
<『ハコニワ』ワールド2に依頼しますか?>
ワールド2のアピールが凄いな。
じゃあ、そこまで言うならお願いします。
しばらく待つ……。
待つ……。
<完成しました。ご確認下さい>
俺はインベントリを開けてそれらを取り出す。
入っていたのは紙とペンだ。
(ずいぶんと古風だな)
手紙を書けってことか?
もっとこう会話が出来たりメールしたりみたいなことができる魔導具を想像していた。
まあワールド2は生まれたばかりだし、仕方がないのかもしれない。
あっ、そういえば俺は会話は分かるけど、この世界の文字は知らない。
字が書けないぞ。
シーナとネネが分かる文字なんて知らん。
何気にペンと紙を『鑑定』してみる。
『ペン』届けたい相手の顔を想像して書くと相手が分かる文字に変換してくれる。
『紙』届けたい相手の顔を想像すると、魔力を探り届けてくれる。
うお! 凄いハイテクでした。
ワールド2さん古風とか言ってごめんなさい。
俺はシーナとネネに遅れることを伝えることができる手段を得た。
つい避けてしまったけど受け止めるルールなのか?
こんなの受け止めたら常人なら体に穴が空きそうだ。
スキルを使っている訳でもなく魔法でもない。
ただ拳を振るっているだけで衝撃が生まれている。
土をえぐり木を倒すそんな子供は人間ではいないだろう。
竜人という生き物の身体能力の高さに驚く。
ちらりとライドの方を見るとお前なら大丈夫だろみたいな顔をしている。
だから俺はあんたが俺の何を知っているんだ、見たいな目で見返す。
「避けちゃダメだよー」
ナリーはそんなことをいいながら更に拳を突き出してきた。
そこまで言うならと俺は左手だけでナリーの一撃を止める。
俺はその場から全く動いていない。
「!? ええー」
「レンヤ凄い!」
ナリーとマリーは驚く。
止められるとは思っていなかったみたいだ。
そんな一撃を人に向けて放ってはいけませんと言いたい。
なんだか燃えてきた。
「次はこっちから行くぞ。ガードしろよ」
距離をとったナリーに向かい声をかけた。
パンチを放てばいいルールぽいからな。
俺の順番だろう。
「うん! いいよー」
ナリーは嬉しそうな笑みを浮かべ構える。
「はっ!」
俺は一瞬で距離をつぶし拳を放つ。
「バキン!」
腕をクロスにしてガードしたナリーは、ザーっと両足を引きずりながら2メートル程下がる。
さらに足が地面から離れると、そのまま後方にゴロンゴロンと転がっていく。
ん、加減間違えたか。
でもナリーは瞬時に立ち上がる。
大丈夫だったみたいだな。
「凄い! 凄い!」
ナリーは何事もなかったように笑いながら言った。
タフな子供だ。
「マリーも! マリーもやりたい!」
マリーも向かってくる。
俺はナリーとマリーの攻撃を弾き返す。
二人は飛ばされて地面を転がるけど、直ぐに起き上がりまた向かってくる。
何回も何回も飛び掛かってくる。
これ楽しいのか?
まあ二人とも笑っているのでいいのだろう。
ちなみに俺は最初にいた位置から動いていない。
以前に伝道者であるエヴァンに同じようなことをやられたときは悔しかった。
相手の強さを見せつけられるような気がするからな。
俺も同じようなことができるようになった。
強くなったんだなと実感する。
「レンヤ凄いんだね!」
「レンヤ強いんだね!」
キラキラとした目で見てくる。
子供たちから賛辞を貰う。
「二人も相当強いぞ」
攻撃力もタフさも子供とは思えない。
人間とは違い竜人の身体能力は凄いんだな。
「やっぱりレンヤは強かったんだな」
座って俺達のやり取りを見ていたライドはいう。
「普通の人間だったら大怪我しているところだぞ」
「でも問題なかっただろ。せっかくだ、飯でも食べてってくれ」
俺の嫌味もサラッと流されライドはそんなことを言ってきた。
「あー、実は連れと待ち合わせしていてな。そろそろ帰らないといけないんだ」
シーナとネネが待っているからな。
「えー、一緒にご飯食べようよ!」
「食べよう! 食べよう!」
ナリーとマリーは俺の腕を引っ張る。
「ということだけど、どうだ?」
子供達を盾にライドは言ってくる。
「うーん、分かった。じゃあご馳走になるよ。ちょっと連絡してくるので待っててくれ」
シーナとネネには少し待ってもらうか。
「「やった! やった!」」
俺は少し離れて森に向かう。
『ハコニワ』に連絡できる魔導具でも作って貰おうとおもう。
<『ハコニワ』ワールド2に依頼しますか?>
ん? 選択できるようになったのか。
<『ハコニワ』ワールド2に依頼しますか?>
あれ? ワールド2一択か。
<『ハコニワ』ワールド2に依頼しますか?>
ワールド2のアピールが凄いな。
じゃあ、そこまで言うならお願いします。
しばらく待つ……。
待つ……。
<完成しました。ご確認下さい>
俺はインベントリを開けてそれらを取り出す。
入っていたのは紙とペンだ。
(ずいぶんと古風だな)
手紙を書けってことか?
もっとこう会話が出来たりメールしたりみたいなことができる魔導具を想像していた。
まあワールド2は生まれたばかりだし、仕方がないのかもしれない。
あっ、そういえば俺は会話は分かるけど、この世界の文字は知らない。
字が書けないぞ。
シーナとネネが分かる文字なんて知らん。
何気にペンと紙を『鑑定』してみる。
『ペン』届けたい相手の顔を想像して書くと相手が分かる文字に変換してくれる。
『紙』届けたい相手の顔を想像すると、魔力を探り届けてくれる。
うお! 凄いハイテクでした。
ワールド2さん古風とか言ってごめんなさい。
俺はシーナとネネに遅れることを伝えることができる手段を得た。
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